マドカズラの支柱の立て方を解説!メリットやおすすめの商品も紹介

マドカズラの支柱の立て方を解説!メリットやおすすめの商品も紹介
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目次

半ツル性の特徴をもつマドカズラは、支柱に這わせて上に伸ばす育て方も楽しむことのできる観葉植物です。大きな葉をもつマドカズラを栽培していると、どうしてもツルや茎が垂れ下がってきたり倒れやすくなったりという心配を抱える方も少なくありません。そんな時は、色々なタイプの支柱に絡ませて上にマドカズラを伸ばしてみてはいかがでしょうか。 そこでこの記事では、
  • マドカズラに支柱を立てた方が良い理由は?
  • マドカズラを支柱仕立てにするメリット
  • マドカズラに支柱を立てるのに適した時期
  • 上手なマドカズラの支柱の立て方をご紹介
  • マドカズラの支柱の選び方
  • マドカズラのおすすめの支柱をご紹介
以上のポイントを中心にご紹介していきます。 マドカズラを支柱仕立てにすることでいくつかのメリットがありますし、グリーンインテリアとしてひと味違った飾り方を楽しめるはずです。ぼさぼさに伸びてしまったマドカズラを心機一転、支柱仕立てに変えてみてはいかがでしょうか。失敗しない上手な支柱の立て方やマドカズラに適したおすすめの支柱をご紹介していきますので、ぜひ最後まで記事をご覧ください。

マドカズラに支柱を立てたほうがいい理由は?

マドカズラに支柱を立てたほうがいい理由は?
まずは、マドカズラに支柱を立てたほうがいい理由をご紹介します。大きな葉にユニークな穴がいくつも空いたマドカズラは、熱帯地方が原産で、日本に入ってきた歴史も真新しく一株で育てていてもとても目を惹く観葉植物です。そんな魅力的なマドカズラに、支柱を立てたほうがいい理由はどのようなものなのでしょうか。

上に大きくしたい場合は支柱が必要

マドカズラに限らず、ツル性がある観葉植物は上に大きくするためには支柱が必要になってきます。観葉植物の力だけでは、上に伸びることができないので絡みついたり這わせたりするために支柱が必要になってくるのです。上に観葉植物を伸ばすことによって、鉢から立ち上がるため棚の上やリビング、玄関などにも飾りやすくなるのもメリットといえるでしょう。

半つる性の植物のため垂れやすい

マドカズラは半つる性の植物のため、垂れ下がりやすい特徴があります。ハンギングなどにしてお部屋のコーナーに飾れば、垂れ下がる特徴を生かすことができますがお手軽に取り入れるには少しハードルがあるのではないでしょうか。また、垂れ下がったマドカズラの茎をそのままにしているとどうしても徒長した印象を受けてしまうのです。

生長するにつれて茎が長くなる

マドカズラは生長してくると茎が長くなって、垂れ下がるだけでなく横にも広がっていきます。どうしてもぼさぼさとして絡みやすくなってしまいますので、それぞれの茎を自然に誘導して支柱に絡めてあげればすっきりと見やすいシルエットを作り出してくれるのではないでしょうか。マドカズラは自生地では数mの高さまで成長する生育力が旺盛な植物です。日本においてもその性質から葉や茎を伸ばしやすくなりますので、ある程度、成長したら支柱仕立てにするのがおすすめなのです。

支柱でマドカズラを支えるメリット

支柱でマドカズラを支えるメリット
続きまして、支柱でマドカズラを支えるメリットを解説していきましょう。マドカズラを支柱仕立てにした方が良い理由でもいくつかご紹介しましたが、それ以外にもマドカズラの成長や健康にとって様々なメリットがあるのです。

日当たりや風通しが良くなる

マドカズラの茎やツルを支柱仕立てにすることで、葉が重なることが少なくなるのでまんべんなく光が当たるメリットがあります。日当たりが良くなると、茎が徒長することがなくなり葉も詰まってつくようになるはずです。また、茎や葉が混みあうことなく上手に支柱に絡ませれば風通しも良くなる効果が期待できるでしょう。

見た目が良くなる

自然のままにマドカズラを育てていると、茎やツルが横や下に広がってどうしても手が入っていないような印象を受けてしまいます。支柱に絡ませてすっきりとさせることで、マドカズラの特徴的な葉をさらに強調することができ、すっきりとしたシルエットを形成することもできるのです。葉がきれいに広がって見た目が良くなるので、長くマドカズラを育てたい方は支柱を立ててみてはいかがでしょうか。

通気性が良くなり病害虫予防につながる

支柱に絡ませて葉の混みあいを減らすことによって、通気性が良くなり病気や害虫の予防にもつながります。葉が密集していると過湿になってしまい、虫の温床やカビの発生などのデメリットがあるのです。病気や害虫の被害を受けないためにも、できるだけ風通しや通気性の良い状態をキープするようにしましょう。

茎の変化を早く見ることができる

茎やツルを支柱に絡ませると、普段は隠れて見えにくいような場所もよく観察できるようになります。茎の変化を早く見ることができるので、異常にも気づきやすく早めの対処ができるはずです。また、日光不足によって茎が徒長しているなどのトラブルにもすぐに対策できるメリットも挙げられます。  

マドカズラに支柱を立てる時期

マドカズラに支柱を立てる時期
マドカズラに支柱を立てるメリットがわかったところで、支柱を立てるのに適した時期についてご紹介します。支柱はいつ立てても良いわけでなく、その後の成長が豊かになるような適した時期があるのです。

支柱を立てる時期は成長期の5~9月が適している

支柱を立てる時期は成長期の5月~9月が適しています。マドカズラの生育が旺盛になるこの時期は、支柱を立てたあともスムーズに順応してたくさんの葉を茂らせてくれるようになるはずです。ただし、直射日光が強くなる真夏と湿度が高くなる梅雨の時期はなるべく避けるようにしましょう。植え替えの作業と同時に支柱仕立てに替えてみるのも良いですね。

冬の休眠期は回復が遅くなる

冬の休眠期はマドカズラの回復が遅くなるので、支柱を立てるなどの作業は行わないようにしましょう。せっかく支柱を立てて、つるを絡ませても葉がしっかりと茂らずに寂しい姿になってしまう可能性があるのです。

マドカズラの支柱の立て方

マドカズラの支柱の立て方
では、実際にどのようにマドカズラに支柱を立てるのかやり方や方法についてご紹介していきましょう。マドカズラの支柱立てはそれほど難しい作業ではないので、初心者の方でも気軽にチャレンジして観葉植物の雰囲気を変えてみてはいかがでしょうか。

①:完成のイメージは横へ広げず、伸びた茎を支柱で支えること

まずは、完成したマドカズラの姿をイメージしてみましょう。そのまま育てていると横や下に成長しやすいマドカズラですが、支柱を立てた後の完成イメージは上に向かって茎を伸ばすことを理想としましょう。伸びた茎を支柱で支えるので、シュっとしたスタイリッシュな印象になるはずです。

②:中央部に支柱を置き、土で固定する

マドカズラの鉢の中央部に支柱をおいて、土で固定しましょう。支柱には色々な種類がありますので、ぞれぞれの形状に合った立て方を心がけます。棒状の支柱であれば、マドカズラの苗の根元近くの真ん中に思い切って挿してから固定するのも良いですね。観葉植物の根元に水苔を敷いてある場合は、どかしてから作業をしましょう。

③:マドカズラの不要な葉を剪定する

マドカズラを支柱に巻き付ける前に、不要な葉を剪定してスッキリさせましょう。傷んだ葉や小さい葉、変色している葉を優先的にカットします。また、茎や枝も傷んでいたり元気のない場合は、このタイミングで思い切って剪定しておくと良いでしょう。

④:支柱に対してマドカズラを巻き付ける

真ん中の支柱に対してマドカズラを巻き付けていきます。ツルや茎を巻き付ける時は、気根と呼ばれる小さな根が出ている部分を見つけたらそれを支柱に当てるようにして巻き付けるとしっかりと固定されるはずです。後で、ひもなどで固定するのできつく巻き付ける必要はありません。ぐるぐると上に向かってマドカズラを巻き付けていきましょう。

⑤:巻き付けたマドカズラを麻紐や園芸用テープで止める

最後に、巻き付けたマドカズラを麻ひもや園芸用テープで止めていきます。マドカズラの茎も成長とともに太くなっていきますので、あまりきつく締め付けずにずれない程度の強さで結びつけます。細い紐や中に針金が入っている結束タイを用いる時は、食い込みやすいので八の字に結びつけるのがポイントです。

マドカズラにあった支柱の選び方

マドカズラにあった支柱の選び方
マドカズラの支柱の立て方が分かったところで、どのような支柱を選ぶべきなのか解説していきましょう。最近では、ホームセンターや園芸店でも様々な支柱が販売されていますので雰囲気や使い勝手などにも注目して選ぶと良いですね。

支柱の素材

観葉植物の支柱の素材には、プラスチックの物は樹脂でコーティングされたもの、天然素材のものなど様々な種類が販売されています。プラスチックや樹脂製は軽くて扱いやすいものが多いのですが、マドカズラを上に向けて仕立て上げる時には天然素材の少し表面がザラザラとしているものが適しています。木材やヘゴ支柱、最近メジャーなココスティックなどが気根がくっつきやすくおすすめです。

支柱の長さ

支柱の長さは、どのようにインテリアグリーンを飾りたいかによって選ぶと良いでしょう。あまり長すぎると場所を取りますし、倒れやすくなってしまいます。かといって短いとマドカズラの茎の先端まで巻き付けることができなくなってしまいますので、どのようなサイズのマドカズラを巻き付けるかによって長さを決めると良いでしょう。すべての茎を巻き付けた時に、やや低くなるくらいを目安とします。

支柱の太さ

支柱の太さは、マドカズラの鉢の面積によって決めると良いでしょう。太すぎると支柱を支えるために土の中に深く挿しこまなければなりません。根が十分に広がりにくくもなってしまいますが、細すぎてもきれいにマドカズラのツルを巻き付けることもできないのです。特にモンステラ属の大きな葉を持つ植物は、太めの支柱でないと倒れやすくなってしまいますので、鉢を圧迫しない程度の適度な太さの支柱を選ぶようにしましょう。

マドカズラにおすすめの支柱を紹介

マドカズラにおすすめの支柱を紹介
最後に、マドカズラにおすすめの支柱を3点ご紹介します。いずれの支柱もマドカズラに適していて、購入しやすいものや配送料がかからないものもありますのでお部屋の雰囲気に合わせてこちらから選んでみてはいかがでしょうか。

ダイソーなどの100均でも買うことができる

最近では、100均の園芸用品の品ぞろえもかなり豊富になっていますので支柱を購入することができます。あまり支柱にお金をかけたくないという方は、まずはダイソーやセリアなどの100均をのぞいてみてはいかがでしょうか。水苔を使って支柱を自作する方もいますので、チャレンジしてみるのも良いですね。また、以下に紹介するようなネット通販でも支柱を購入して、配送してもらうこともできますよ。

ヘゴ支柱

ヘゴ支柱は、ヘゴ科の植物の気根などを集めて作った加工品の支柱です。ざらざらとしていて、マドカズラの気根が絡まりやすくまた、通気性もあるのが特徴です。通気性があるとともに、水分も吸収しやすいので適度な過湿状態を保ってくれるのがヘゴ支柱の大きなメリットといえるでしょう。また、鉢にさしやすいように先端がとがっているものが多く販売されていますので初心者でも扱いやすいのもおすすめのポイントです。
商品名 ヘゴ支柱
価格 1,680円
送料 ここに説明文を入力してください。
特長 ヘゴを棒状に乾燥させたヘゴ支柱はマドカズラの気根を巻き付けやすい特徴があります。

プラヘゴ

プラヘゴはプラスチック材の網目のようなネット支柱で、軽く扱いやすいのが特徴です。シンプルな形でありながら、強度や耐久性に優れているので園芸初心者でも楽にマドカズラを巻き付けられるはずです。また、大きめのハサミを使うことで好きな長さにカットすることができますので、マドカズラを実際に巻き付けながら長さを調整できるのも大きなメリットと言えるでしょう。
商品名 プラヘゴ
価格 923円
送料 ここに説明文を入力してください。
特長 軽く扱いやすいのが特徴のプラヘゴは耐久性と通気性に優れています。

ココスティック

ヘゴ支柱と似た見た目をもつココスティックは、ココナッツの繊維材質を用いているので気根が絡みやすくマドカズラに適した支柱です。下部の先端がとがっていて、地面に差し込みやすくなっているので初心者にも立てやすい特徴ももっています。ヘゴ支柱が黒っぽい見た目をしているのに対して、ココスティックはココナッツの素材を生かした薄いベージュや茶色の色合いのものが多いのでナチュラルな雰囲気を感じさせてくれるのが人気の高い理由でしょう。  
商品名 ココスティック
価格 1,049円
送料 ここに説明文を入力してください。
特長 ナチュラルな色合いがマドカズラにも適していて通気性に優れた特徴をもっています。

【まとめ】マドカズラの支柱の立て方を解説!メリットやおすすめの商品も紹介

いかがだったでしょうか。 モンステラ属のマドカズラに支柱を立てるメリットややり方、おすすめの支柱をご紹介させていただきました。マドカズラは大きな葉に空いた穴が魅力的な植物ですので、おしゃれなイメージを最大限生かせるように支柱仕立てにしてみるのがおすすめです。支柱の立て方も、今回ご紹介した方法を参考にすれば初心者でも簡単に行えます。ぜひ、お気に入りのマドカズラに支柱を立てて、ひと味違ったグリーンインテリアを楽しんでみてはいかがでしょうか。 この記事のポイントは以下の通りです。
  • マドカズラに支柱を立てた方が良い理由は、つるが垂れ下がりやすいことや成長すると茎が長くなってしまうことが挙げられる。
  • マドカズラを支柱仕立てにするメリットは日当たりや風通しの改善、見た目の良さなど。
  • マドカズラに支柱を立てるのに適した時期は生育期の春の5月から秋の9月にかけて
  • マドカズラの支柱の立て方のポイントは支柱に気根を這わすことや紐で締め付けすぎないことなどが挙げられる
  • マドカズラの支柱の選び方は、長さや太さ、素材に注目すること
  • マドカズラのおすすめの支柱はヘゴ支柱、プラヘゴ、ココスティックがある
マドカズラに支柱を立てる作業を行う時は、春から秋の生育期にかけての葉が元気に茂るタイミングで行うことがポイントです。しっかりと支柱を差し込んで固定することで、その後の作業もスムーズに行うことができますので試してみてくださいね。支柱立てと同時に植え替えや剪定の作業を行うと、マドカズラの生育が促進されてさらに元気に伸びてくれるはずです。マドカズラの栽培に慣れた方は、ぜひ支柱仕立てにしてみてはいかがでしょうか。 最後まで記事を読んでいただいてありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENでは他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。