ペットボトルを使って植木鉢を作ろう!作り方から適した野菜まで

ペットボトルを使って植木鉢を作ろう!作り方から適した野菜まで
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皆さんはペットボトルを使って植木鉢を作る方法を知っていますか?私たちの暮らしで身近にあるペットボトルが、実は工夫次第でDIYの植木鉢に早変わりしてしまいます。とはいえ、どのようにして作ればよいのかわからないし、どのような種類の植物を育てるのに向いているのかよくわからないという方も多いと思います。

そこでこの記事では、

  • ペットボトルを植木鉢にリメイクする方法
  • ペットボトルで植木鉢の代用をするメリット
  • おしゃれでかわいい装飾グッズ

などのテーマを中心にご紹介していきたいと思います。

この記事を読み進めながら、ペットボトルで植木鉢を作り植物を育てるベストな方法について理解を深めてくださいね。

ペットボトルを植木鉢にリメイクする方法

ペットボトルを植木鉢にリメイクする方法

まずはペットボトルを植木鉢にリメイクする方法からご紹介していきましょう。ペットボトルを植木鉢にリメイクするには、準備すべきものと作り方のポイントを押さえるだけで簡単に作れます。

ペットボトルプランターに必要なもの

ペットボトルプランターを作る際用意しておきたいものとして、以下のものが挙げられます。ベランダで野菜を育てる場合など、大きいプランターや小さい植木鉢を増やしてしまうと、使わなくなった時の処分に困ってしまったという経験をしたことのある方もおられると思います。そんなときに気軽に作って、不要になったら簡単に処分できるペットボトルプランターがおすすめです。

用意するもの

  • ペットボトル(2リットル)
  • カッター
  • キリ(穴をあける)
  • ビニールテープ
  • ハサミ
  • 鉢底石
  • 培養土
  • 植えたい植物の種
  • 油性マジック

ペットボトルプランターの作り方

ペットボトルプランターを作る際に必要な準備物の用意が整ったら、次は実際にペットボトルプランターを作っていきましょう。ペットボトルプランターを作る手順はとても簡単なため誰でも作れますが、カッターやキリなどの危険物を扱うため、手を切ってしまわないように細心の注意を払いながら行うようにしてください。それでは作り方の手順を、ペットボトルを横に使う場合・縦に使う場合の2パターンに分けてご紹介していきましょう。

ペットボトルを横に使う場合

  1. ペットボトルを横向きに置き、面積が広いほうの側面に油性マジックで切り取る部分に目印をつけ、カッターとハサミを使って切り抜き、切り抜いた部分は大切に保管する。
  2. 側面を切り抜いたペットボトルの反対側の側面にキリを使い、排水するための穴を数か所あける。
  3. 切り抜いた部分の切り口でケガをする恐れがあるため、ビニールテープやマスキングテープなどで切り口を保護する。

ペットボトルを縦に使う場合

  1. ペットボトルのキャップ側を本体を、ペットボトルが寸胴になる部分に印を油性マジックでつけ、切り離す。
  2. 切り口でケガをしないようにビニールテープ・マスキングテープで保護をする。
  3. ペットボトルの底の部分にキリで排水穴を数か所あける。
  4. ペットボトルに鉢底石を一割ほど入れ、7~8分目くらいまで培養土を入れる。
  5. ペットボトルに入れた土を湿らせ、この時に土の量が減る場合は培養土を足し、湿らせても7~8分目くらいで土がキープできるように調整する。
  6. ペットボトルキャップほどの大きさの穴をあける。
  7. 植えたい植物の種をあけた穴の部分に植え、土を被せたのち軽く水をかける。

作る際のポイント

ペットボトルプランターを作る際のポイントは、ペットボトルを切る時、まずカッターで少しカットしてから、その切込み部分にハサミの片方を差し込んで切ると簡単に切れます。もしこの方法を行わずにそのままハサミでペットボトルをカットしようとすると、ハサミが滑って最悪の場合、指や手をケガしてしまう恐れがあるため、必ずカッターで少し切り込みを入れてからハサミで切り離すようにしてください。

ペットボトルで植木鉢の代用をするメリット

ペットボトルで植木鉢の代用をするメリット

ではペットボトルで植木鉢の代用をするメリットにはどのようなことが考えられるのでしょう。項目別にわかりやすくご紹介していきましょう。

①:手作りで簡単に作れる

ペットボトルで植木鉢の代用をすることで、簡単に手作りして植物を育てられるというメリットがあります。ペットボトルはどのご家庭でも簡単に手に入れらる材料のため、あちこち探しまわることなく植木鉢の代用品が完成します。またご家庭によっては毎週出すペットボトルのゴミを減らせるという手間の削減にもつながります。

②:製作費がほとんどかからない

ペットボトルで植木鉢の代用をすると、用品を揃えるための製作費がほとんどかからないというメリットもあります。ペットボトル植木鉢は、特別な製作用品を必要とするわけでもありませんし、100円ショップですべて揃えて製作できます。家にあるものを使って無料で手作りもできます。すべて無料で製作できるため、気軽に作って不要になったら気軽に処分できるという利点も挙げられます。

③:水やりや給水の管理しやすい

ペットボトルで植木鉢を代用すると、水やりや給水の管理がしやすいというメリットもあります。ペットボトルは無色透明のため、土に水分がどれほど含まれているかということが一目瞭然で判断できますし、土を使わずに水耕栽培を行う際も、給水のタイミングを計るのに苦労することなく行えます。

④:すぐに処分できる

ペットボトルを植木鉢の代用として使うことで、すぐに処分できるというメリットもあります。通常の植木鉢を使っている場合は、不要になったらどうして廃棄すべきか困りますが、ペットボトルの場合は土がついているなら一般ごみで出せますし、土を綺麗に洗い流して乾燥させれば通常のペットボトルとして処分できます。

 おしゃれでかわいい!装飾グッズを紹介

おしゃれでかわいい!装飾グッズを紹介

ペットボトルで植木鉢を作った場合、もちろんそのままで飾っても大変実用的ですが、少し工夫をしてDLYで作ることでおしゃれでかわいいペットボトル植木鉢を手作りで作れます。ここからは、DIYで作れるペットボトルの植木鉢の装飾グッズをご紹介していきたいと思います。

①:麻布

ペットボトルの周囲に「麻布」を巻き付けることで、とてもおしゃれな装飾が完成します。ポットの上に巻く麻布の巻き終わりの止め方として、簡単に済ませたい場合は小さく切ったガムテープを目立たないように貼り付けて止める方法があります。もしこだわり場合は、麻ひもを使ってぐるりと一周巻き、ポットの正面部分でちょうちょ結びをして固定すると大変可愛く仕上がります。

②:ライト

ペットボトルに種を植えて植物を育てる場合、日光を必要として発芽する植物は必ずアウトドアで育てる場合と同様、日当たりの良い場所で育てる必要があります。もし室内に日当たりの良い場所がなければ、蛍光灯・LEDライトなどの「ライト」スタンドを利用してアウトドアさながらおしゃれに照らし、ライトを日光代わりとして活用できます。

③:装飾用のシール

ペットボトルだけではなんの変哲もないですが、「装飾用のシール」を貼ることで可愛くおしゃれに仕上げられます。今では100円ショップに豊富な種類のシールが売られていますし、マスキングテープも可愛い模様入りの商品も販売されています。気に入ったタイプのものを購入し、好みの形にマスキングテープを切って貼ったり、シールを貼りたい場所に貼り付けることで、ペットボトルが一気におしゃれに変身します。

④:ビー玉

ペットボトルを使って水耕栽培をするとき、ペットボトルの中に「ビー玉」を入れておくと、太陽やライトの光でキラキラ綺麗に輝くためおすすめです。ビー玉は100均で手に入るため、安価でおしゃれに飾れるグッズの一つです。水耕栽培を行う際、ハイドロボールの一番上にビー玉を入れることで、明るいイメージのペットボトルプランターが仕上がりますよ。

⑤:テープ

上記でも少し触れましたが、何の変哲もないペットボトルに可愛い模様のマスキングテープなどの「テープ」を貼ることでおしゃれなインテリアとしてアレンジできます。ペットボトルの全面に貼らなくても、目印のようにさりげなくテープを使うことも可能です。

⑥:ラインマーカー

ペットボトルの植木鉢を目立たせようと思った場合、「ラインマーカー」を使う方法がおすすめです。自分の好きなイラストや模様を透明なペットボトルの上に描き、自分だけのオリジナルペットボトル植木鉢を作ってみてください。現在ではラインマーカーの色も豊富に揃っていますし、コロコロと転がすだけで模様を付けられるマーカーも100均などで販売されているため、工夫次第で一風変わったペットボトル植木鉢が出来上がります。

ペットボトルの植木鉢に適している栽培方法

ペットボトルの植木鉢に適している栽培方法

ここからは、ペットボトルの植木鉢に適している栽培方法についてみていきたいと思います。ペットボトルの植木鉢は土で育てる方法と水で育てる方法がありますが、一体どちらが適しているのでしょう?

水耕栽培が適している

ペットボトルで植物を育てる場合、水耕栽培がピッタリ適しています。水耕栽培とは、土の代わりに水を使って植物を育てる方法のことを指し、室内でも清潔で手軽に始められるインテリアとしても人気が高いです。水耕栽培は基本的にメリットだらけですが、デメリットとして挙げられる部分は以下の2点です。

  • 水耕栽培に適さない植物を知っておく必要がある
  • こまめな管理が必要

ペットボトルの水耕栽培に必要なもの

ではペットボトルの水耕栽培を行う際に必要なものにはどのようなものがあるのでしょう。水耕栽培では農業と同様、様々な種類の野菜が育てられますが、難易度の低いものから高いものまでさまざまなタイプが存在します。ペットボトルでの水耕栽培の初心者の方は、まず難易度の低い野菜や植物から挑戦してみてください。ペットボトルの水耕栽培を行う際に用意しておきたいものを以下に列挙しておくので、参考にしてくださいね。

水耕栽培に必要なもの

  • 野菜や植物の苗
  • 液体肥料
  • ペットボトル
  • カッター
  • ハサミ

ペットボトル植木鉢の栽培に適している野菜・植物

ペットボトル植木鉢の栽培に適している野菜・植物

では、一体どのような野菜や植物がペットボトル植木鉢で育てるのに向いているのでしょう。項目別に具体的な名称を挙げて解説していきたいと思います。

野菜・香草類

野菜・香草類」は、ペットボトルを植木鉢として育てやすい植物として知られています。特に、農業をして育てたように採れたての野菜を食べたり香料として用いたりできるため、ペットボトルで育てると日々の食生活に気軽に取り入れられるというメリットもあります。

ミント

ミント」の水耕栽培を成功させるポイントは、根より上の部分まで水に浸からないようにすることが挙げられます。ホームセンターなどで販売されているスポンジやフェルトを使い、苗を包むように固定することが大切です。ミントは真夏および真冬の時期を避ければ、どの時期でも発芽しますが、時期により根が出てくるタイミングに差があるため、春か秋に水耕栽培をスタートさせるようにしてください。

バジル

バジル」の水耕栽培を成功させるためのポイントは、日当たり・水の鮮度と温度・肥料の管理です。特にバジルは日光を好むため、日当たりの良い場所で育てると生育が良くなり、1週間ほどで収穫できます。また水の管理も重要で、毎日取り換えて育てると一年中元気に育ちます。

ベビーリーフ

ベビーリーフ」は初心者でも簡単に水耕栽培が行え、室内で一年中育てられる野菜です。ベビーリーフの水耕栽培を成功させる方法は、室内の日当たりが良く風通しの良い場所で育てることです。ベビーリーフは種まきから収穫まで早いため、様々なベビーリーフを栽培し、サラダに利用することで栄養満点のサラダが完成します。

大葉

大葉」をペットボトルで育てることも可能です。大葉は茎を水に浸けるようにしてペットボトルにセットすると、1週間ほど経過すると根が出始め、葉が大きくなってきた頃がベストな収穫のタイミングです。収穫の際のポイントとして、一度に全部の葉を収穫するのではなく、一度に2~3枚ずつ収穫することで、大葉を長持ちさせられます。

ミニトマト

ミニトマト」は、誰でも気軽に水耕栽培で育てられる野菜の一種です。学校の授業でもミニトマトの水耕栽培を行った経験のある方も多いと思います。ミニトマトを植えてから約3か月ほどしたらミニトマトが熟し、食べごろを迎えます。ミニトマトを室内で育てることで、天候や外気温の影響を受けないため、栄養豊富なミニトマトを一年中栽培し収穫することが可能です。

植物類

では植物類」のうち、ペットボトルでの水耕栽培で育てられる種類にはどのようなものがあるのでしょう。植物の仲間には、水耕栽培に適しているものと適さないものがあるため注意が必要です。ペットボトルで植物類の水耕栽培を成功させるには、こまめに水替えを行い根腐れを防ぐことが大切です。

パンジー

パンジー」の水耕栽培を行うには、ペットボトルの注ぎ口のところに、パンジーの茎をスポンジでくるんだ状態で埋め込みます。またこの先端部分にフェルトをつけておき、このフェルトがペットボトルの内部にある水を吸い上げられるようにしておきます。こうすることで水を腐らない対策が行えるため、カビや雑菌の繁殖を防げます。

ビオラ

ビオラ」の水耕栽培は、日当たりの良さにより成功率が変わります。室内に置いて朝日からしっかり当たるようなら心配ありませんが、それでも太陽が出ない天候の場合、植物用のLEDで光を当てるようにしてください。また風通しの良さも大切な生育条件の一つのため、もし風通しが良くない場合は、サーキュレーターなどの風を直接当てないように工夫しつつ循環させるようにしてください。

アリッサム

アリッサム」はペットボトルプランターとして、水耕栽培に向いています。春から秋にかけて次々に花を咲かせるため、初心者でも楽しみながら水耕栽培を行えます。咲き終わった花は、こまめに丁寧に摘み取ると次々花を咲かせてくれるため、育てかいがある植物としても知られています。ペットボトルでの水耕栽培は、上に伸びるタイプの植よりは、扇方に広がる植物のほうが向いています。

植木鉢代わりだけじゃない!ペットボトルの使い道

植木鉢代わりだけじゃない!ペットボトルの使い道

最後に、植木鉢代わりとしてだけではないペットボトルの使い道をご紹介しましょう。是非理解を深めて活用してみてくださいね。

①:学校教材のキャップに付け替えてジョウロ替わり

ペットボトルは、キャップ部分を学校教材のキャップに付け替えることでジョウロ代わりとして利用できます。ペットボトルのキャップをあけただけでは、ジョウロのシャワーのような水は出てきませんが、この学校教材のキャップを付け替えることで、ジョウロで水やりを行うのと同じほどの緩やかな水で園芸を行えます。

②:給水キャップに使替えれば旅行中も水やりが出来る

ペットボトルのキャップを給水キャップに付け替えることで、旅行中も水やりを自動的に行えます。調節弁がついているため給水速度を調節でき、旅行中も水を与えすぎる心配もありません。ホームセンターや園芸店にはもちろんのこと、100均でも販売されており、簡単に手に入って大活躍するグッズです。

【まとめ】ペットボトルを使って植木鉢を作ろう!作り方から適した野菜まで

この記事ではペットボトルを使って植木鉢を作るベストな方法について解説してきましたがいかがでしたか?

  • ペットボトルプランターを作る方法はとても簡単である
  • ペットボトルプランターを作る際は切り口で手を切らないように注意する必要がある
  • ペットボトルを切る時はまずカッターでカットしてからその穴にハサミを入れて切っていくようにする
  • ペットボトル植木鉢は簡単に作れる
  • ペットボトル植木鉢は製作費がほとんどかからない
  • ペットボトル植木鉢は、水やりや給水の管理がしやすい
  • ペットボトル植木鉢はすぐに処分できる
  • ペットボトル植木鉢をおしゃれにかわいくするには、「麻布」「ライト」「ビー玉」「テープ」「ラインマーカー」を活用すると良い
  • ペットボトルの植木鉢に適している栽培方法は、水耕栽培である

ということが、この記事を読んで理解いただけたと思います。ペットボトルを使った植木鉢に適している植物は、葉物野菜・香草類・パンジーやビオラなどの植物類など多岐にわたります。とはいえ、植物の中には水耕栽培に適さない植物もあるため、それぞれの植物の特徴を知ったうえで水耕栽培を行うことが大切です。是非、様々な野菜や植物を室内水耕栽培で育ててみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENでは他にも様々な記事をご用意しておりますので併せてご覧ください。