皆さんは、パキラという植物を知っていますか? パキラは、熱帯の日当たりの良い環境に生育する常緑の高木樹です。手を広げたような形の葉が特徴で、とてもツヤツヤしています。観葉植物としてもとても人気が高く、部屋のインテリアとしても多く用いられている植物です。 通常の鉢植えとして育てるのではなく、ハイドロカルチャーを使って、よりオシャレな栽培方法を試してみたいと思いませんか? この記事では、
- ハイドロカルチャーでの栽培方法について
- パキラの特性とは
- パキラをハイドロカルチャーで育てる方法
- ハイドロカルチャーでパキラを育てるときのポイント
などについて、ご紹介していきたいと思います。この記事を読み進めながら、パキラをハイドロカルチャーで育てるベストな方法について、理解を深めてくださいね。
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関連記事:パキラの育て方|枯らさないお手入れ方法や栽培方法のコツを紹介
「ハイドロカルチャー」という言葉を聞いて、ピンと来ない方もおられると思います。まずは、ハイドロカルチャーとはどのような栽培方法で、どのような植え方をすると観葉植物を育てられるかについてご紹介していきたいと思います。
【ハイドロカルチャー】は土を使わずに観葉植物を栽培することができる
ハイドロカルチャーは、「観葉植物を育ててみたいけれど、土の臭いや管理は苦手」という方に向いています。ハイドロカルチャーを用いて観葉植物を育てることで、インテリアとしても映えますし、家の中を清潔に保つこともできます。 土の代わりにハイドロボールという植え込み材を使うため、虫などを寄せ付けにくく、洗って乾かすことで、何度も再利用できるので、コスト削減にもつながります。
ハイドロカルチャーのメリット・デメリットを理解しよう
万能のように思えるハイドロカルチャーにも、たくさんのメリットがある分、実はデメリットも存在します。具体的にどのような点がメリットやデメリットとして挙げられるのか、ご紹介していきたいと思います。
メリット:匂いが全くなく清潔に育てられる
ハイドロカルチャーで使用するハイドロボールは、無菌で清潔、そして無臭です。そのため、匂いを感じることもなく、室内を清潔に保てるというメリットがあります。
メリット:虫が寄ってこない
上記でもお話したように、ハイドロボールは無臭です。そのため、虫が寄ってきにくいというメリットがあります。植物を育てるのはすきだけれど、虫が寄ってくるところだけ苦手という方には、とても向いている栽培方法です。
メリット:お世話が簡単
ハイドロカルチャーは、透明度の高い鉢で育てるため、水がどのくらい入っているのか、また根の状態はどのような感じかということを一目瞭然で見ることが出来ます。 そのため、通常では難しい水やりの加減も、簡単にタイミングを知ることが出来ますし、なんといってもハイドロボールは劣化しにくく、洗って繰り返し、何度も使うことが出来るため、植え替えごとに購入しなくて良いため、とても経済的です。
デメリット:水やりの頻度を誤ると根腐れを起こす
ハイドロカルチャーの鉢に、水がたくさん入るからと言って、必要以上の水を入れると、根腐れやカビの原因になります。また、何日も水を替えずにそのままにしておくと、根から排出された老廃物が水の中に溜まり、水が腐ってくるため、こまめな水替えが必要です。 土での栽培方法の場合は、排出された老廃物は、土の中に生息している微生物が分解してくれますが、ハイドロボールには微生物が生息しないため、老廃物が水中に蓄積され続けてしまい、根腐れを起こす原因になります。
デメリット:観葉植物が大きくなるのには不向き
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てると、成長はとても緩やかになるため、それほど大きくなりません。どんどん育てたいと思っている方にとっては、不向きな栽培方法です。 観葉植物を大きく育てるのではなく、インテリアとして部屋に置いて鑑賞したいと思っている方にとっては、適した方法です。
デメリット:ハイドロカルチャーで栽培することが不向きな観葉植物もある
全ての観葉植物をハイドロカルチャーで育てられるわけではありません。ハイドロカルチャーで栽培することが不向きな観葉植物ももちろん存在します。 基本的に、直射日光を好む観葉植物は、ハイドロカルチャーでの栽培方法は不向きです。ハイドロカルチャーで育てている観葉植物をそのまま直射日光に当てると、水の温度が上昇し、容器内の温度もおのずと上がり、根に多大なダメージを与えてしまいます。 そのため、ハイドロカルチャーで育てる観葉植物は、耐陰性があり、カーテン越しに日が当たる程度で良い観葉植物を選ぶようにしてください。
パキラはハイドロカルチャーで栽培することがおすすめ
ハイドロカルチャーで栽培するオススメの観葉植物として、「パキラ」があります。パキラは、もともと乾燥に強い観葉植物のため、鉢に完全に水が無くなってからの水やりで大丈夫です。
パキラの性質ついて知って置くとgood!
ここからは、パキラの特性についてより詳しく見てきましょう。
パキラの原産地は熱帯地域
パキラは、中南米原産の植物で、日陰や乾燥に強い常緑樹です。さまざまな面で耐性があるため、観葉植物として、とても人気があります。 その分、冬の寒さにはメッキリ弱いため、環境を整え、冬越しを行う必要があります。
パキラの寿命は50年以上とも言われている
パキラはとても寿命が長く、原産地では100年生きるとも言われています。鉢植えでも上手に育てると、50年近くまで生きると言われているため、長年育てることが可能です。 せっかくなら、パキラの育て方をマスターして、寿命を長くしてあげたいですよね。
高さがとてもあるのが特徴で、大きいパキラは20mもある
パキラはとても大きい観葉植物で、家庭用として育てられているパキラは、10㎝~2mほどですが、原産地では20mにもなる大きいパキラも存在します。 そのため、パキラを鉢に植える時には、鉢とのバランスがとても大切です。パキラは背が高くなっているのに、小さい鉢だとこけてしまう原因になるため、必ずパキラの大きさに合った鉢で、植え方を工夫するようにしてください。
パキラは初心者でも育てることが簡単!
パキラは、観葉植物の中でも特に育てやすく、他の観葉植物に比べ、様々な面でそれほど慎重になる必要はないため、初心者の方でも育てることが出来ます。
ハイドロカルチャーのパキラを購入してきた場合の育て方
ハイドロカルチャー入りのパキラを購入してきた場合、どのような点に注意をしながら育てると良いのでしょう?
水やり:鉢内の水が完全になくなってから1/5ぐらいあげる
ハイドロカルチャーで使用するハイドロボールは、無数の穴が空いているため、保水する働きと同時に根に空気を供給する役割も担っているため、過湿の状態をキープするのではなく、しっかり乾燥させることも念頭に置き、ハイドロボールが乾燥してから水を鉢の1/5ほど入れるようにしてください。 もし、ハイドロボールが常に湿っている状態のままだと、パキラが根腐れを起こしてしまったり、カビの原因になってしまうため、注意が必要です。
置き場所:日陰で明るい場所に置いておく
上記でも既に軽くご紹介しましたが、ハイドロカルチャーに直射日光が当たる環境にパキラを置くと、ハイドロカルチャーの容器の内部および水が高温になってしまい、根がダメージを受けてしまうため、必ず半日陰の明るい場所に置くようにしてください。
肥料:基本的にはいらないが根腐れ防止剤やイオン交換樹脂を与えても良い
ハイドロカルチャーでは、基本的に肥料を与えることは不要ですが、根腐れ防止剤やイオン交換樹脂を与えることで、少し元気がない傾向にあったパキラの元気を取り戻せるという利点があります。 ハイドロカルチャーの場合は、イオン交換樹脂栄養剤を利用すると、とても簡単に肥料を与えることが出来ます。それでは、ハイドロカルチャーで利用できる肥料の種類と特徴について見ていきましょう。
肥料名 |
特徴 |
ハイボネックス キュートハイドロ・水栽培用 |
薄めず、そのままで10日に1回ほど株元に与える対プの活力剤です。軽量メモリつきのため、手を汚すこともなく、手軽二使えます。浸透性が良く、必要な成分を素早く根に行き渡らせることができるため、効果の見え方も速いです。 |
ハイポニカ 液体肥料500mlセット |
ハイドロカルチャーで使用する液肥として一番利用されているタイプです。2液式になっており、水で500倍に薄めてから使用し、観葉植物の生長具合に関わらず 、一律の配合量で使用できるため、ハイドロカルチャー初心者さんも簡単に利用が出来ます。 |
ハイドロカルチャー専用 イオン交換樹脂栄養剤 |
植物に必要な栄養を徐々に水中に溶かし出しながら、有害な老廃物を樹脂に吸着させることで、根腐れを防ぐ働きをしています。水の浄化にも役立ち、一度使用すると約3カ月の間、効果があるため、とてもおすすめです。 |
土植えのパキラをハイドロカルチャーにする場合の植え替え方法と育て方
購入時は土植えされていたけれど、やっぱりハイドロカルチャーでパキラを育てたいと思った場合、どのように植え替えを行い、育てていけばよいのでしょう?
パキラをハイドロカルチャーに植え替えをする植え方
では具体的に、パキラをハイドロカルチャーに植え替えする方法をご紹介していきます。
準備するもの
まずは植え替えに取り掛かる前に準備しておきたいグッズについて見ていきましょう。
- 根腐れ防止剤
- ハイドロカルチャー用の透明鉢(底穴の空いていないもの)
- ハイドロボール
- イオン交換樹脂栄養剤
- 水
- 水位計(容器が透明ならなくても良い)
- 割りばし
上記の物だけで、土植えからハイドロカルチャーに植え替えられてしまいます。ちなみに、これらの商品は100均でも手に入るものばかりなので、とてもリーズナブルです。
植え替えの手順
次に植え替えの手順について簡単に見ていきましょう。
- 植え付ける容器の底に、根腐れ防止剤を入れます。
- 軽く水洗いしたハイドロボールを、容器の1/3ほどまで入れます。
- イオン交換樹脂栄養剤を適量振りかけます。
- パキラを土から抜きます。
- パキラの根についた土をほぐし、水洗いして奇麗に取り除きます。(水を張ったバケツに根を浸し、水中でゆすると奇麗に取れやすいです)
- 容器の中心部分に苗を入れ、ハイドロボールの高さを調整しながら入れます。
- 割りばしを使い、苗の周りにハイドロボールをしっかり敷き詰めていきます。この時、苗がぐらつかないように割りばしで押しながら詰めていくようにすると、隙間までスムーズに入ります。
- 容器の1/5ほどのところまで水を注ぎこみます。これでパキラをハイドロカルチャーに植え替えられました。
パキラの植え替え後のケア方法
パキラをハイドロカルチャーに植え替えた後は、アフターケアをしっかりと行うことが大切です。植え替えを行うということは、パキラにとって多大なストレスが溜まっているため、優しく管理し、元気を取り戻すことを最優先にしてあげることが必要です。 では一体どのような点に注意をし、ケアを行っていけばよいのでしょう? [box02 title="ケアの方法"]
- 直接風が当たらない、明るい日陰に置く
- ハイドロボールがしっかり乾燥してから、水やりを行う
- 植え替え直後に肥料を与えると、弱っている根に悪影響を及ぼし、根腐れの原因になるため、肥料を与えないようにする
- 色々な置き場所にするのではなく、一定の環境で育てる
[/box02] 上記のポイントをしっかり理解し、弱ったパキラを復活させることにまず尽力してくださいね。
育て方は購入してきた場合と同じ
パキラをハイドロカルチャーに植え替えたからと言って、育て方が変わるわけではありません。育て方は、購入してきたときと同じ方法で大丈夫です。 何度も繰り返しお話していますが、水やりの頻度を極力少なくすることで、健康なパキラを育てることが可能です。
ハイドロカルチャーでパキラを育てる時のポイント
ここからは、ハイドロカルチャーでパキラを育てる場合の注意すべきことについてご紹介していきます。ポイントを知ることで、パキラが順調に育って行ってくれます。
容器は透明のものにするか、水位計を設置すること
ハイドロカルチャーの容器を透明のものにした場合は、水量がおのずと見えるため、水位計を設置しなくても大丈夫ですが、もし
容器が透明のタイプではない場合は、必ず水位計をつけ、水の量をしっかり確認できるようにしてください。
葉っぱが伸びすぎていたら剪定すること
葉が伸びすぎていたり、枝が間延びしてしまった場合は、「
切り戻し剪定」を行う必要があります。剪定の時期は、
春先~秋までが相応しく、真夏や冬は避けるほうが無難です。 また、剪定ハサミは必ず清潔で、切れ味の良いものを使うようにしてください。もし、切れ味が悪かったり、不潔なものを使った場合は、切り口から雑菌などが入ってしまい、そこから腐ってしまったり病気になってしまうことがあるため、注意が必要です。
【東京寿園おすすめ】おしゃれなハイドロカルチャーのパキラ
ハイドロカルチャー仕様のおしゃれなパキラについてご紹介していきたいと思います。
容器が透明で、可愛いサイズのパキラ
ゼオライトという、見た目にもとてもおしゃれな植え込み材を使用し、器に水受け皿を必要としないため、全体的にすっきりとした印象のハイドロカルチャーです。本棚や机の上、床の上など、お好みの置き場所にレイアウトし、インテリアとして楽しむことが出来ます。また、虫が寄ってくることもほぼないため、部屋の中でも清潔かつエコな環境で観葉植物の生育を体験することが出来ます。
商品名 |
ガラスボールのミニ観葉植物 パキラ ハイドロカルチャー |
価格 |
2,680円 |
容器 |
透明/クリアガラス カップ |
仕様 |
沈水/ゼオライト |
特徴 |
土を使わない栽培方法のため、虫やカビが発生しにくく、とても清潔な環境で育てることが出来ます。 |
【北欧チックな鉢】少し小さめのパキラ
どの部屋にもマッチしやすい、今流行りの北欧テイストの鉢です。パキラの高さは約35㎝のため、程よいバランスがとても魅力的で、飾るだけで部屋を明るくしてくれるばかりでなく、ちょっぴり温かみのある空間の演出にも一役買ってくれます。ミニサイズですが、程よい存在感のある観葉植物なので、置き場所に困らず、プレゼントとしても喜んでもらえること間違いなしです。
商品名 |
北欧チックな鉢 パキラ ハイドロカルチャー |
価格 |
3,480円 |
容器 |
黒・グレー・白 |
仕様 |
北欧テイスト/ゼオライト |
特徴 |
透明容器ではないため、水位計が必要です。 |
【北欧チックな鉢】大きいパキラ
存在感抜群なパキラのハイドロカルチャーです。鉢の色は、部屋にマッチしやすいカラーのため、温かみのある空間づくりに適しています。低面給水のため、水やりの頻度は、水位計を見れば簡単に分かり、見た目にもおしゃれなゼオライトを植え込み材を使用しているため、高級感も抜群です。プレゼントとして利用しても、喜んでもらえること間違いなしのおすすめの逸品です。
商品名 |
北欧チックな鉢 5号鉢 パキラ ハイドロカルチャー |
価格 |
6,980円 |
容器 |
黒・グレー・白 |
仕様 |
北欧チックな鉢/ゼオライト |
特徴 |
高さ約60㎝のパキラが植えられています。 |
ハイドロカルチャーのパキラが枯れる時の原因と対策
ハイドロカルチャーで育てているパキラが枯れてしまう原因はいくつかの考えらえる要因があります。ここからは、枯れてしまった理由と併せ、枯れてしまったときの対策についてもご紹介していきます。
パキラが枯れる原因
まず、パキラが枯れる原因にはどのようなことが考えられるのでしょう?
【可能性が高い】水やりのしすぎで根腐れを起こしている
既に何度も記載しているように、ハイドロカルチャーの植え込み材は、穴が無数に空いているタイプであるため、そう簡単に水分が抜けてしまう構造になっていません。 そのため、容器に水がなくなったからと言って、すぐに水やりをするのは早計です。容器に水がすっかりなくなっても、まだ植え込み材には水分が残っているため、
容器に水が無くなってから2~3日あけてから、水やりをすることで、根腐れを防止することが出来ます。
ハイドロカルチャーにカビが生えて水が汚くなっている
ハイドロカルチャーの植え込み材には、微生物が住むことが出来ません。そのため、パキラの根から排出する老廃物を分解する役割を果たす生物が存在せず、排出された老廃物はそのまま容器の中に蓄積し、水を腐られる原因になってしまいます。 そして、その水をそのまま放置しておくと、カビの原因になるため、こまめな水替えがとても重要です。奇麗な水にこまめに替えることで、カビも防止できるばかりではなく、根腐れも起こしにくくなるため、必ず少ない水分量の水を容器に溜めるようにしてください。
パキラが枯れてしまった時の対策
それでは、パキラが枯れてしまったときは、どのような対策を施すと、復活させることが出来るのでしょう?
栄養分の入ったイオン交換樹脂(栄養剤)をパキラにやる
イオン交換樹脂栄養剤をパキラに与えることで、復活させられることもありますが、ダメージの程度によってはあきらめざるを得ない結果になることもあります。 パキラの根から出る不純物を分解する役目を人間の手で担い、「
根腐れ防止剤」と「
イオン交換樹脂栄養剤」を適切に使用することで、
根腐れの場合は腐っている部分を切る
原因が根腐れの場合は、株全体に根腐れが進んでしまうと、再生させることが困難なため、早急に対応する必要があります。根腐れかどうかを判断する方法は、水から腐敗臭がする場合、幹の下の方を触って、柔らかいと感じた場合の二通りがあります。 パキラの根腐れが部分的で収まっている場合は、
黒くなっている根を切り落とし、しっかり乾燥されることで改善されることが多いですが、最終手段としては、健康な枝を剪定し、挿し木を行うことで株全体がダメになってしまうことを防げます。
ハイドロカルチャー(ハイドロボール・ゼオライト)などを入れ替えする
ハイドロカルチャーの中に入れている
水を長い期間交換しないでいると、老廃物が溜まり、水の腐敗が進んでしまいます。それが原因で枯れてしまっている場合は、ハイドロボールやゼオライトなどの植え込み材の入れ替えを行うようにしてください。 早期に原因を発見することで、枯れることを防ぐことも可能です。
Q&A
ここからは、パキラをハイドロカルチャーで育てるうえで良くある質問についてお答えするコーナーです。
Q,ハイドロカルチャーにパキラの挿し木はできますか?
A,パキラの挿し木をハイドロカルチャーにすることは可能です。器の底にハイドロボールなどの専用材を敷いた後、パキラの枝を入れ、更に専用材を敷き詰めます。水は器の1/3ほどの量にし、なるべく水は控えめを心掛けるようにしてください。
Q,ハイドロカルチャーでパキラを大きくしたいです。できますか?
A,ハイドロカルチャーでパキラを育てることは可能ですが、植木鉢での土栽培ほど、大きくなることはありません。ハイドロカルチャーで育てると、成育が緩やかになるため、インテリアとして室内に飾るのに程よい大きさで育てることが可能です。
Q,100均のハイドロカルチャーのパキラは大きく成長しますか?
A,100均のパキラは苗の状態で販売されているため、緩やかながら大きく成長させることが出来ます。通常のハイドロカルチャーでの育て方と同じ方法で大丈夫です。
Q,パキラの気根に苔(コケ)が生えています。取り除いた方がいいですか?
A,パキラに生えてきた苔は、それほど心配することはありません。もし気になるようでしたら、取り除いても大丈夫です。日当たりや栄養分などの条件が揃えば、パキラの生長も促されるのみならず、苔などの植物も育ちやすい環境であると言えます。
ハイドロカルチャー でパキラ育てる方法!パキラの特性まで紹介のまとめ
この記事では、パキラをハイドロカルチャーで育てる方法について、主に解説してきましたが、いかがでしたか?
- ハイドロカルチャーは土を使わずに栽培できる方法である
- ハイドロカルチャーのメリットは、世話が簡単で清潔、無臭である
- ハイドロカルチャーで大きく育てるのは不向きである
- パキラの原産地は熱帯で、とても長寿である
- パキラは初心者でも育てやすい観葉植物である
ということが、この記事を読んで理解いただけたと思います。 これらのポイントを押さえ、パキラをハイドロカルチャーで育てることで、インテリアとしてとても映えるパキラに育て上げられます。ぜひ、パキラをハイドロカルチャーで立派に育ててくださいね。 最後までの読んでいただきありがとうございました。 TOKYOU KOTOMUKIENでは、他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、併せてご覧ください。