目次
- モンステラの特徴
- モンステラの鉢の選び方と種類
- モンステラの植え替え方法
- 植え替え後のケア方法
モンステラの鉢は、何種類か存在しますし大きさのチョイスも大切です。観葉植物は1度選んでしまうと付き合いは長くなるので、鉢選びに後悔しないためにも本記事を是非最後までご覧ください。
関連記事:モンステラの育て方|日々の管理やさらに大きくする方法まで徹底紹介
モンステラについて知っておくと鉢選びもしやすくなる!
まずは、モンステラという観葉植物について解説します。人気のモンステラがどのような観葉植物なのか知っておくことで、モンステラに似合う鉢を選ぶことができます。そのため、ここではモンステラの特徴について解説します。
モンステラの原産地は熱帯アメリカ
原産地は熱帯アメリカであるためモンステラは一般的に高温多湿の環境を好みます。先ほども少し触れましたがつる科の植物であるため、熱帯アメリカでは何かに巻き付いて成長しています。大きくなれば乾燥にも強くなり、生命力も高いため初心者にも育てやすい観葉植物によく挙げられています。モンステラは成長がとても早いので植え替えが重要!
モンステラは大きくなるスピードが早いので、放っておくと鉢が根でパンパンになってしまいます。そうなると根詰まりを起こし水の循環不足となっていまいます。水を栄養を行き渡らせるためにも1〜2年に1度大きい鉢へと植え替えを行いましょう。植え替えの際は、水はけの良い新しい土を使用し、絡み合った根はスッキリと剪定してしまいましょう。モンステラは育てやすいので初心者でも安心
観葉植物として根強い人気を誇るモンステラ。モンステラは初心者にも育てやすいとされています。育て方のポイントは、季節によって水やり頻度を変えることと、日当たりのいい場所に置くことです。モンステラの生育温度は15~30℃ほどのため、そのため日本では春から秋がよく成長する生育期、冬の時期は成長が緩慢になる休眠期となるので、季節によって管理方法を変えましょう。モンステラは風水的にとても良い意味を持っている
今回の記事ではモンステラの持つ風水効果について掘り下げ、飾る場所やお手入れの仕方なども詳しく紹介します。部屋にモンステラを飾ることで、インテリアとしてだけじゃなく風水効果も期待できるような、お気に入りの空間作りの参考にしてください。玄関に置くと魔除け効果抜群
玄関は「気の出入口」とされており、良い気を呼び込み悪い気を追い払ってくれる植物を置くのがおすすめです。モンステラは葉っぱの隙間から良い気だけを通し、悪い気は追い払ってくれる効果があるため玄関の門番をしてもらうのにうってつけな植物といえます。葉が大きければ大きいほど、魔除けのパワーをより発揮してくれます。南に置くと金運アップ効果も
モンステラはハワイの言葉で「湧き出る水」という意味があり、湧き出るように幸運を引き寄せるとされています。南の方角に置くと金運の向上を期待できるため、金運アップを望む場合は南に置くことをおすすめします。モンステラの鉢にこだわるメリット
モンステラの鉢にこだわるメリットは大きく分けて3つあります。これらは大変重要なポイントで、特にモンステラの成長に関わる点は重要と言えます。比較的成長が早い植物だからこそ植え替えのときの鉢の大きさが大切になります。
モンステラが大きくなりやすくなる
前述したように成長の早いモンステラは、植え替えに合わせて鉢を大きくする必要があります。これからどんどんモンステラを成長させたい場合は、一回り大きな鉢に交換していくことが必須です。鉢の中が根でいっぱいになってしまう前に、植え替えしてあげるのが理想のタイミングですね。インテリア性が高まり、おしゃれになる
モンステラの鉢にこだわるメリットとして、インテリア性が高まることも挙げられます。せっかくお気に入りのモンステラを育てているのなら、植え替えするときに部屋のインテリアに合う鉢を選んでみましょう。切り込みの入った大きな葉と濃い緑色がおしゃれなモンステラ。部屋のインテリアに合わせた鉢に植え替えたら、もっとおしゃれになって愛着が湧くため大切にしてあげられます。根詰まりや根腐れを起こしにくくなる
鉢にこだわらずに育てている中で、小さい鉢で長く放置したりすると、モンステラが枯れる原因にもなってしまいます。それは小さな鉢の中でモンステラの根がぐるぐると巻いてしまい、根詰まりや根腐れを起こしてしまうからです。モンステラにはさまざまなサイズがありますし、成長の度合いも違うため、あなたのモンステラに合ったサイズの鉢を選んであげるのが大切です。モンステラの鉢の選び方のポイント
それではモンステラの鉢の選び方を見ていきましょう。鉢の選び方は、今後モンステラをどのように育てていきたいか、どこに置きたいかによって変わってきます。人それぞれモンステラを置きたい場所、希望のサイズ感があるため、あなたにぴったりの大きさの鉢を選ぶことが大切です。
ポイント①:今使っている鉢よりも1つ大きめのサイズを選ぶ
モンステラを今後もっと大きくしたいならば、1回り大きい鉢を選ぶことが鉄則です。ここで「1回り大きな鉢」とは、現在使用している鉢より1号または2号大きい鉢のことを指します。植物の根は、鉢の中の空いているスペースに向かって伸びていくため、1回り大きな鉢であれば根がさらに伸びるスペースを確保できます。根が大きく育てば、吸収できる水分や養分も増えますので、モンステラも大きく育っていけるでしょう。ポイント②:穴がある水はけがいいものを選ぶ
モンステラの鉢を選ぶポイント2つ目は、穴がある水はけがいい鉢を選ぶことです。モンステラの原産地は熱帯で、生育環境としては高温多湿を好む傾向があります。しかし原産地のような地植えとは違って、私たちは鉢植えがほとんどのため、鉢植えの観葉植物は多湿が長く続くと病害虫を誘引してしまいます。湿度は水やりなどで調整し、鉢は水はけの良い素材を選ぶようにしましょう。ポイント③:部屋のインテリア等に馴染む・かわいい鉢を選ぶ
モンステラの鉢を選ぶポイント3つ目は、部屋のインテリアに合う鉢を選ぶことです。せっかくお気に入りのモンステラを育てているのなら、植え替えするときに部屋のインテリアに合う鉢を選びましょう。切り込みの入った大きな葉と濃い緑色がおしゃれなモンステラ。部屋のインテリアに合わせた鉢に植え替えたら、もっとおしゃれになって愛着が湧くでしょう。モンステラに合う鉢を紹介
ここまでで、モンステラの鉢の大きさや選び方のポイントについて解説しました。次はモンステラに合う鉢の素材について説明します。鉢と言ってもさまざまな素材があるため、選択肢が多いです。そのため、鉢の概要とメリット・デメリットもあわせて解説します。
素焼き鉢(テラコッタ鉢)
素焼き鉢(テラコッタ鉢)は粘土素材でできています。目に見えない小さな穴がたくさん空いているので、通気性・吸水性・排水性に優れ、根腐れしにくいのが大きな特徴です。素朴な印象があるので、ナチュラルガーデンにおすすめです。 ちなみにテラコッタ鉢とは、素焼き鉢の中でも赤色が強いイタリア産の鉢を呼んでいます。好きな雰囲気に近づく鉢を選ぶといいですね。メリット
素焼き鉢のメリットは前述の通り、通気性・吸水性・排水性に優れているので、土が早く乾きやすいこと。そのため根腐れしにくいのが嬉しいですね。鉢の側面から気化熱で熱を逃すこともできるので、土の温度の上昇を多少抑えることができます。デメリット
素焼き鉢のデメリットは、プラスチックの鉢などと比べると重い点と、落としたりぶつけるだけで簡単に割れてしまうことがある強度が弱い点です。長く使うとひびが入ったり、割れてしまうこともあります。また通気性がよすぎて土が乾燥しやすいので、湿気をこのむ観葉植物には水分不足を招いてしまうことも考えられます。またコケが生えて見た目が悪くなってしまうこともあります。陶器鉢
陶器鉢は素焼きの鉢に釉薬をかけたあと焼き上げています。色付けがされているのでデザイン性が高く、温かみのある手触りが特徴です。表面は釉薬のおかげでツヤがあり、硬く丈夫に焼しめられています。メリット
陶器の鉢のメリットはデザイン性が高く、色や装飾が大変豊富であることです。適度な通気性と排水性は確保されていますよ。また表面がつるつるとした感触のものが多いので汚れにくく、汚れてもすぐに落とせるのも嬉しいポイントです。デメリット
陶器の鉢のデメリットは、重量が重いことです。大型の観葉植物などを植えると動かすことが困難になるため、動かさない場所で使用するのがおすすめです。またデザイン性の高さや工程数が多いことから、価格がやや高めな商品もありますよ。全体に塗装がされていると通気性と排水性が落ち、真夏の時期には熱を蓄えやすいものもあるので注意が必要です。モスポット
モスポットは素焼き鉢の1種。型の代わりに麻の袋を使って成形し、自然に乾燥してから野焼きして作られています。素焼きの中でも大変ラフな作り方をされており、作成途中につけられた傷や欠け、麻袋の織り目の跡などもそのままで、非常に自然な表情を持つ鉢と言えるでしょう。何年も使い込んだようなさびれた雰囲気を持つので、置くだけでインテリアのおしゃれ感がグッとアップします。メリット
形の不揃いさや焦げ、色合いなども同じものが1つとしてないオリジナリティあふれる存在感が魅力です。素朴ながらも温かみを感じるアンティークな風合いが、インテリアに自然に溶け込みます。素焼きの1種ですので、通気性がよいのもメリットの1つ。土が乾きやすいので、根腐れを防止することが可能です。デメリット
モスポットのデメリットはやや壊れやすいこと。荒い作り方をしていますし、ものによっては最初から欠けがある鉢もあります。水やりをした直後に鉢の端をつかんで持ち上げただけで割れてしまう可能性もあるので、慎重に扱いたいですね。プラスチック鉢
プラスチック鉢は価格が安く、色やデザイン、サイズも豊富なのが特徴です。100均でもたくさんの種類が販売されています。軽くて劣化しにくいので、室内用はもちろん、屋外で使用するのもおすすめです。メリット
価格が安く、注文しやすいのがメリットの1つです。また落としたり、ぶつけたりしても壊れにくく、非常に軽いので持ち運びも簡単です。軽さをいかしてハンギンググリーンに使用するのにぴったり。こまめに植物の植え替えをする方や、よく置き場所を移動する方におすすめです。排水性が悪いのを逆手にとって、湿った環境を好む植物に使用するのもいいです。デメリット
プラスチック鉢のデメリットは、通気性と排水性が悪いことです。素焼きの鉢と比べて、プラスチック製の鉢は熱をため込みやすい特徴があります。冬場はほんの少しの日当たりで鉢全体を温めることができます。しかし夏は熱がこもりすぎになり、根が弱ってしまいますので注意したいですね。そして重量が軽いため、屋外で強風にあおられた際には倒れやすいかもしれません。木製鉢
木製鉢はその名の通り、木でできた鉢です。どんな観葉植物とも似合い、ナチュラルで温かな雰囲気を感じさせます。また木製鉢は熱を伝えにくい特徴があるので、土の温度が上昇することを抑えてくれます。メリット
木製なので様々な形に加工でき、デザイン性に富んでいます。完成イメージがあるのなら自分でDIYできることも魅力ですね。植物ともよくなじみ、よりナチュラルな雰囲気を出すことができます。通気性と排水性がよく、余分な水分は木製鉢が吸収してくれるので、根腐れしにくいとも言えます。デメリット
自然素材でできており、土の余分な水分を吸収してくれる性質をもつので、長期間使うことはできません。使用しているうちに、腐ったり変形してしまうためです。素焼き鉢と同じく、コケが生えてきてしまうこともあります。特に雨ざらしの屋外に置きっぱなしにすると腐食がどんどん進みますので注意してください。ブリキ鉢
ブリキ鉢はおしゃれでラフな空気感を演出できるのが特徴です。100均でもブリキ製の鉢カバーが販売されていますし、デザインも大変豊富です。コンクリートや多肉植物とも相性がよく、インテリアの1部として飾るとまるでおしゃれなお店のような雰囲気になります。メリット
ブリキ鉢のメリットは、家にある缶などを使用すれば無料でも作れ、もしくは100均などで安価に入手できる点ですね。DIYをすれば自分なりの工夫もでき、世界で1つだけの鉢を作ることができます。また軽くて持ち運びしやすいので、ハンギンググリーンにも使えるのが嬉しいところ。水濡れに強く耐久性があるので、屋内はもちろん屋外でも使えるのが心強いです。デメリット
ブリキ鉢のデメリットは、通気性と排水性が悪いことです。水分の調整ができないので、直接植物を植え込むと根腐れしてしまう可能性も。長い期間の使用や、水はけのいい環境を好む植物を栽培することには不向きかもしれません。また素材の性質上、気温の影響を受けやすいので、極端な気温は植物に負担がかかってしまいます。自宅にある缶などを再利用する場合は、底穴がないので自分で開ける手間が必要となります。選んだ鉢にモンステラを植え替える方法
モンステラの植え替えは成長期にあたる4月~8月に行うのがおすすめ。植え替えは成長を促進する大切な作業ではありますが、モンステラにダメージを与えてしまうことも事実です。したがって失敗を避けるためにも、株の活力がある成長期に植え替えするようにしましょう。冬場の植え替えはモンステラの休眠期と重なり、ダメージが大きく枯れてしまう可能性もあるので避けた方がベターです。
モンステラの植え替えに必要なもの
モンステラの植え替えに必要なものは以下の通りとなります。必要なものを事前に準備しておくことで、植え替え中に慌てることもありません。無料で揃えられるものも多いため、スムーズに植え替えを進めるためにも必要なものは揃えておくと良いでしょう。- 一回り大きい鉢
- 新しい土
- シャベルまたはスコップ
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- 清潔なはさみ
- 割りばし
- レジャーシートや新聞紙
- 手を汚したくない方は園芸用手袋
- モンステラが自立しない場合は支柱
モンステラの植え替え手順
植え替えに必要なものを揃えることができたら、次は実際に植え替えます。植え替えでモンステラを傷つけてしまうことのないように丁寧に作業してください。実際の植え替え手順は以下の通りとなります。鉢からモンステラを抜き取る
作業をしやすくするため、植え替え予定日の数日前から水やりをやめ、土を乾かしておきます。レジャーシートや新聞紙を敷いた上で、古い鉢からモンステラを優しく抜き取っていきますよ。根がパンパンで抜けない時は、鉢を横に倒して割りばしで表面の土をほぐしてあげると抜けやすいです。 モンステラの根に付いている土を軽く落として1/3ほどほぐしましょう。黒く変色したり、他の根より長すぎる根があったりしたら、清潔なはさみでカットして整理しておきます。モンステラのバランスが悪く自立しない場合は、支柱と茎を数か所結んで、固定してから抜き取るようにしましょう。新しい鉢に土を入れておく
新しい鉢に鉢底ネットを入れ、鉢の底が見えなくなる程度の鉢底石を敷き詰めます。さらに新しい用土を鉢の1/3ほど、鉢底石が全部隠れる程度の量を入れて準備しておきましょう。モンステラを植え替えて、土で埋める
バランスを見ながらモンステラを新しい鉢にすえ置きます。しっかりとモンステラが自立するように、さらに土を追加していきます。支柱と一緒に植える場合は、支柱が排水用の穴をふさがないよう、支柱の位置に注意しましょう。 植木鉢のフチから数センチの高さまで土を入れていきます。このとき割りばしで優しくつつきながら土を追加していくと、すき間なく土を入れられます。最後に鉢底から透明の水が出てくるまで、たっぷりと水やりをしましょう。モンステラの植え替え後のケア方法
実際の植え替え方法の後は、植え替え後のケア方法についてです。植え替えはモンステラの生長を促す作業ですが、根にダメージを与える行為でもあります。植え替え後の管理をしっかりと行うことで、成功率もグッとアップします。詳しく見ていきましょう。日当たりと風通しがいいところに置く
植え替え後のモンステラは、日当たりと風通しのいい場所に置くようにします。植え替え後すぐに日向に置くと、葉焼けすることが考えられるので注意してください。1~2週間すると根も落ち着いて安定しますが、ここでいきなり場所を変えるのは要注意です。急な環境変化はモンステラに影響が出るので、日当たりのいい場所やもともと置いていた場所へは徐々に戻してあげてください。水やりは基本的に土が乾いてから行う
植え替え後のモンステラには、土が乾いたのを確認してから水やりをします。水やりをするときは鉢底から透明の水が流れてくるまでたっぷりとあげます。水分と共に新鮮な空気を根に届けられるので、根が健康に育ちます。春~夏の水やり方法
モンステラは乾燥に強い植物ですが、水分を好みます。夏は生育期で水をぐんぐん吸い上げますし、土もよく乾くので、土の乾き具合を見ながら、毎日水やりをしてください(土の表面が湿っているようでしたら、水は控えてください)。秋~冬の水やり方法
秋〜冬になると土は乾燥ぎみがいいので、表面が乾いて2~3日経過してから水を与えるようにします。水のやり過ぎは根腐れの原因となりますので注意してください。植え替え後の肥料はモンステラに良くない
植え替え直後のモンステラには肥料は必要ありません。市販の「観葉植物用の土」には肥料がもともと含まれていることが多いからです。むしろこのタイミングで肥料を与えると、肥料を薄めようと根から水分を出し、かえって水分不足になる「肥料焼け」を起こして枯れてしまうこともあります。 本来であれば5~9月は肥料を与える時期です。しかし植え替え直後のモンステラには、1~2ヶ月経ってから与えるようにするのがおすすめです。【上級者編】鉢カバーで植木鉢をおしゃれにして楽しむ
植木鉢やプランターがないと、お部屋で観葉植物を飾ることができません。なくてはならないものだけに、機能性を重視し、デザイン性に欠けてしまうこともあります。扱いやすいけど見た目がいまいち、という鉢をおしゃれに着飾ってくれる便利なものが鉢カバーになります。
【鉢カバー】ってなんですか?
鉢カバーとは植木鉢ごと覆うカバーのことを指します。容器の中に鉢ごと観葉植物を入れるだけなので簡単です。あまり大きいものを選ぶと観葉植物を隠してしまいますし、小さいと鉢が見えてしまいます。購入の際は、大きさを確認しましょう。鉢カバーを取り付けるメリット・デメリット
鉢カバーは観葉植物の雰囲気を変えたいときにはもってこいのアイテムです。植え替え不要で手軽に変えられるというのはもちろん、季節を気にせず変えることができるのもメリットといえます。他にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。メリット
鉢を直置きしたとき、気になるのが水漏れや汚れです。鉢底皿でもある程度は汚れをカバーできますが、鉢カバーは底面に穴が開いていないものが多いため、水やり後に水が漏れたり、土がこぼれたりして、部屋を汚すことが少なくなります。スタンドとセットで使うのもおすすめです。
デメリット
底に穴がない鉢カバーは通気性が悪いため、植物の根が痛みやすいというデメリットがあります。 そのため雨水が溜まってしまう屋外での使用には向いていません。また室内で使用する時も、水やり方法には注意が必要です。鉢カバーの取り扱いの注意点やコツ
鉢のデザインを変えることができる鉢カバーは、おしゃれなインテリアとして楽しめますが、水やりの際にいくつか注意点があります。今回は鉢カバーを使用する際の水やりの注意点をご紹介します。受け皿に溜まった水は捨てるようにする
鉢カバーを付けて水やりをする際は、鉢カバー内に水が溜まったままになってしまいます。水を溜めたままにしていると根腐れの原因になるため、残った水は小まめに捨てる必要があります。そのため水やり後は必ず鉢カバーの中に残っている水の量を確認し、水が残っているようであればポットを外して溜まった水を捨てましょう。鉢カバーからモンステラを取り出して水やりをする
鉢カバーをしていると水やりの際に与える水の量が分かりづらいため、植物の入ったポットを鉢カバーから外して水やりをするのが確実です。また鉢カバーに防水性がない素材の場合や濡れては困る場所に置く場合にも、ポットを取り出して水やりをしてあげることをおすすめします。鉢カバーを外してから水を与える時は、ポットの底から水が排水された後によく水を切ってから鉢カバーに戻しましょう。モンステラの植木鉢におすすめの鉢カバー
お部屋のインテリアにもおしゃれなモンステラのおすすめ鉢カバーを紹介します。
[ココチエ] 鉢カバー おしゃれ
コットン素材で作られた柔らかい手触りの鉢カバー。ライトブラウンがメインカラーになっており、ぬくもりのあるインテリアにピッタリのデザインです。ブラックもしくはホワイトのバイカラーになっているため、お部屋のアクセントにもなります。取っ手がついており、鉢カバーだけでなく、おもちゃや小物入れとしても使用できる多様性のあるデザインです。商品名 | ココチエ鉢カバーおしゃれ 5号6号7号8号9号 |
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価格 | 4,468円(税込) |
色の種類 | ブラック・ホワイト |
特徴 | コットン素材、収納バスケットとしても使用可能 |
陶器鉢 セラミック 底穴あり 皿付き
スタイリッシュなデザインと陶器素材で、高級感漂う鉢カバー。底穴が開いており受け皿付きで、そのまま鉢として使用することもできます。陶器素材のため通気性や水はけがよく、初心者でも安心して植物に適した環境で育てることが可能。シンプルなデザインでカラーバリエーションも4色あり、シンプルなお部屋にも可愛らしいインテリアにも合わせられます。商品名 | 陶器鉢 セラミック 底穴あり 皿付き |
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価格 | 4,645円(税込) |
色の種類 | ホワイト、ブラック、グレー、モランディカラー |
特徴 | 陶器素材、最新の高温技術により丈夫な作り |
鉢カバー サスティナブル エコポット
竹繊維やもみ殻などで作られている、エコ素材の鉢カバー。自然素材でつくられているため植物にも優しく、軽くて持ち運びが楽なのも特徴です。シンプルで一般的な鉢の形をしており、丈夫な作りになっています。鉢の表面に英語表記があるため、和風のインテリアにはあまり向きません。カラーはホワイトの他にブラックとグレーがあり、シンプルな3色になっています。商品名 | 鉢カバー サスティナブルエコポット |
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価格 | Sサイズ:418円(税込) |
色の種類 | ホワイト、ブラック、グレー |
特徴 | 竹繊維ともみ殻などの自然素材(植物ファイバー75%)を使用 |
アップルウェアー 鉢植・鉢カバー アトリエポット
陶器風に仕上げられたプラスチック素材の鉢カバー。陶器の鉢にしたいけれど持ち運びも楽にしたい人におすすめのデザインです。シンプルな見た目の一方で、手作り感がありさまざまなインテリアにも合います。コスパよく高級感のあるデザインを求める人にも注文しやすい価格です。プラスチック素材で水はけが悪いため、水やりは慎重に行いましょう。商品名 | アップルウェアー 鉢植え 鉢カバー アトリエポット30型 |
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価格 | 1,099円(税込) |
色の種類 | ホワイト、ライトグレー |
特徴 | ポリプロピレン素材、シンプルなデザイン |
モンステラの鉢は大きすぎても良くない!
モンステラは育てているとすぐに大きくなります。だからといって、植え替えの手間が減るように二回り以上大きな鉢に植え替えをするのは良くありません。植え替えの鉢は、株の根鉢より一回り大きいサイズを選んで、1~2年に一度植え替えをするのが適切です。では、いきなり大きすぎる鉢に植え替えをするとどうなるでしょうか。
大きすぎると水分が増えてしまう
鉢は今の鉢サイズよりワンサイズ大きめの鉢底に穴の開いたものを選びましょう。太い支柱を入れる場合は2サイズ大きな鉢にします。大きめで深さのある鉢は、土中に水分が残るため根草りしやすくなります。鉢はちょうどいい大きさの物を選びましょう。水受けもサイズを合わせて準備してください。最終的には根腐れなどのトラブルを引き起こす
大きすぎる鉢を使うことによって土の量が増える分、水がたまりやすくなります。根が張っていない分、水分の吸収量が少なくなるので、土が湿りやすく根腐れしやすくなります。そのため、少しずつ大きな鉢に植え替えをすることで、根がしっかりと張った充実した株になります。モンステラの鉢に関してよくある質問
ここでは、モンステラの鉢に関してよくある質問にお答えします。気になる疑問点について詳しく知っておきましょう。
Q. ハイドロカルチャーの鉢植えは穴なしですが、水やりは控えめにした方がいいのですか?
A,控えめにしてください ハイドロカルチャーは鉢底に穴なしの容器を使用します。そのため、水が中に溜まり、土植えよりも水やりの回数が少なく簡単です。容器にガラスなどの透明なものを使用すれば、水量の確認もハイドロカルチャーなので簡単になります。透明でない容器の場合は、水位計を使用したり重さを確認したりすると簡単に水やりが可能です。しかし、穴なしのため、水が常に底に溜まるリスクも高いですので注意してください。Q. 新しい鉢が予想以上に深さがありました。対処法などはありますか?
A,発泡スチロールを鉢底に入れましょう 新しい鉢の深さが深すぎてしまった場合は、鉢底に発砲スチロールを切ったものを入れてから、土を入れると高さ調整が可能です。発砲スチロールがない場合は、軽石を多めに入れてもよいでしょう。Q. モンステラの植え替えで出た土は再度利用することができますか?
A,基本は使用しません 古い土にはゴミや害虫が混ざっていたり栄養が不足しており、次に育てる植物の成長に影響することが考えられるでしょう。土を再利用する場合には、やせた土に栄養分を追加して豊かな土につくりかえてあげることが必要です。モンステラの鉢はとても大切!鉢の選び方や育て方のコツを徹底解説のまとめ
今回はモンステラの鉢の大きさや、選び方についてご紹介してきました。 本記事のポイントは- モンステラは成長が早く、鉢の中で根詰まりを起こしやすいので鉢の大きさが大切
- 大きく成長させたいときは1回り大きな鉢に植え替える
- キッチンなどは5~6号サイズ、リビングや玄関は8~10号サイズの鉢がおすすめ
- モンステラに合う鉢は素焼き・陶器・モスポット・木製などたくさんの種類があるが通気性がいいものがおすすめ