クロトンの育て方を紹介!日々のケア方法や成長したらすることまで

クロトンの育て方
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目次

クロトン」といえば、鮮やかな赤色や黄色が印象的な観葉植物です。観葉植物としても人気も高く、クロトンの育成を始めたい方も多いのではないでしょうか。比較的丈夫なクロトンですが、実は弱点があることを知っていますか?この弱点を知っていないと、クロトンの育成に失敗することもあるでしょう。そこで今回は、クロトンの育て方について解説します。 この記事を読めば
  • クロトンの生態
  • クロトンを上手に育てる3つのコツ
  • クロトンを植え替えるのコツ
  • クロトンをハイドロカルチャーへ植え替えのコツ
上記のことが分かりますよ。これからクロトンを始める方も、すでに始めている方もぜひ、読んでみてください。

クロトンってどんな観葉植物なの?

クロトンってどんな観葉植物なの?
まずは、クロトンがどんな観葉植物なのか知るところから始めましょう。クロトンについて詳しく知ることができれば、より上手にクロトンのお世話ができるようになりますよ。 既に育て方を知っている方もぜひ、目を通してみてください。

クロトンの基本情報を知ろう

クロトンはマレー半島~オーストラリア熱帯地方に自生する植物です。トウダイグサ科・クロトンノキ属に属しています。トウダイグサ科という聞きなれない科に属していますが、ハツユキソウなどがトウダイグサ科に属しています。また、熱帯地方に生息しているため、寒さに弱く気温が低くなると葉が落ちることが多いです。

クロトンはエキゾチックな雰囲気を放つ

クロトンの外見はエキゾチック雰囲気を放っています。葉色は赤や黄色の鮮やかな色をしており、南国の雰囲気を味わえますよ。また、品種によっては白い葉のクロトンもあるので、探してみると良いでしょう。

クロトンの花言葉

エキゾチックな雰囲気を放つクロトンはどのような花言葉あるのでしょうか。素敵な花言葉を持っている植物も多いので、確認してみましょう。

【妖艶】

クロトンには【妖艶】という花言葉があります。【妖艶】は「ようえん」と読みます。男性を惑わすような「妖しさ」と美しさがある姿を指します。エキゾチックな外見のクロトンにピッタリの花言葉ですね。

【艶っぽい】

艶っぽい】は「艶っぽい」と読みます。派手なセクシーさでなく艶やかな雰囲気を指す言葉になります。クロトンの花言葉には、色っぽい花言葉が多いようですね。

関連記事:クロトンの花言葉とは?花言葉の由来からケア方法まで徹底解説!

クロトンの風水効果

観葉植物には、それぞれ風水効果があります。もちろんクロトンにも風水効果があります。 せっかくクロトンを育成するなら、クロトンの風水効果を体感してくださいね。では、クロトンの風水効果を見ていきましょう。

【仕事運】

クロトンは、陽の気を出しており【仕事運】を向上をさせる効果があります。なかでも、赤色のクロトンは、勝負運のUPも期待できます。プレゼンや失敗したくない仕事の時に効果を発揮しますよ。

【勉強運】

子ども部屋などに置けば【勉強運】のUPも期待できます。お子さんがいる家庭にピッタリの風水効果といえますね。仕事運と同じく、赤色のクロトンを置けば、試験や受験などにも強くなれるでしょう

関連記事:クロトンって風水的にどんな効果がある?置き場所や方角まで徹底解説

クロトンの育て方のポイント①:置き場所

クロトンの育て方のポイント①:置き場所
ここからは、クロトンの育て方のポイントを紹介します。まずは、置き場所について学んでみましょう。置き場所によっては、クロトンに悪影響があるのでぜひ、読んでみてください。

 春・秋の置き場所:直射日光の当たる風通しの良い場所

春・秋の置き場所は、直射日光の当たる風通しの良い場所に置きましょう。この時期は紫外線の量も多くなく、日差しもちょうどよいので、直射日光が当たる場所に置いてあげてください。クロトンが元気に育ちますよ。

夏の置き場所:直射日光を避けた日当たりの良い場所

夏の置き場所は、直射日光をさけた日当たりの良い場所に置きましょう。夏場は、日差しが強く紫外線量も多いです。そのため、夏場に直射日光が当たる場所に置くと、葉焼けを起こしてしまいます。レースカーテンや簾を使って、やわらかな光を当てるのがおすすめですよ。

冬の置き場所:10℃以上の室内で管理

冬場の置き場所は、10℃以上の室内で管理してください。クロトンは熱帯地方に生息するので、寒さに強くありません。そのため、10℃以上の場所で管理する必要があります。特別な道具がなくても、部屋の中心に置くなどすれば対策できますよ。

クロトンの育て方のポイント②:水やり

クロトンの育て方のポイント②:水やり
クロトンの育て方のポイントの2つめは、水やりです。水やりは植物を育てる基本でもありますが、1番難しいポイントでもあります。そんな、水やりについて詳しく見ていきましょう。

土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える

クロトンの水やりは、土が乾燥たら1回の水やりで、たっぷりと水を与えます。目安として鉢底から、水が流れるぐらい与えて大丈夫です。たっぷりの水を与えることが、クロトンを元気に育てるコツです。乾燥をチェックするには、土を触ってみればわかりますよ。

冬の時期の水やりは頻度を落とす

冬場は水やりの頻度を落としてください。1週間に1回もしくは2回程度の水やりで大丈夫です。この時期はクロトンの成長が止まるため、多くの水やりを必要としません。多くの水を与えてしまうと、根腐れの原因になるので、注意してくださいね。

一年通して葉水をする

クロトンの育てる場合は、一年を通して葉水をおこないましょう。葉水は霧吹きなどで簡単におこなうことができますよ。葉水をするときは、表面だけでなく、裏側もしっかり葉水してあげてください。そうすることで、ハダニなどの病害虫の発生を防ぐことができますよ。

クロトンの育て方のポイント③:肥料

クロトンの育て方のポイント③:肥料
クロトンの育て方のポイントの3つ目は、肥料です。肥料は植物が成長するための栄養素なので、重要なポイントです。そんな肥料について見ていきましょう。

植え替えのタイミングで緩効性肥料を混ぜこむ

クロトンに肥料を与えるなら、遅効性の肥料を混ぜましょう。そうすることで、クロトンが早く生長しますよ。春から秋の大きく生長する時期に肥料を混ぜ込むのがおすすめですよ。

生育期のみ、2ヶ月に一度の頻度で置き肥を

クロトンの成長期のみ2ヶ月に一度程度の頻度で、置き肥料を与えましょう。クロトンの成長期は5月~10月までと言われています。この期間中は、2ヶ月に一度程度の頻度で置き肥料を与えてください。ただし、置きすぎは肥料焼けの原因になるので、注意してくださいね。

冬場は肥料を与えないように

冬場に肥料は与えないようにしてください。クロトンは冬場には休眠期間に入ります。この時期は成長が止まるので、肥料を必要としていません。そのため、この時期に肥料を与えてしまうと、肥料焼けを起こしてクロトンが枯れてしまいます。冬場の肥料は厳禁なので、絶対に与えないでくださいね。

クロトンが成長したらすること

クロトンが成長したらすること
先述した育成方法を実践すれば、クロトンが大きく生長するでしょう。大きく成長したクロトンは、そのままにしてはいけません。 ここでは、クロトンが成長したらまず、何をすればいいか解説します。まだ育てているクロトンが小さい方も、生育すれば必ず必要になる行為なのでぜひ、読んでみてください。

クロトンの植え替え

ここでは、クロトンの上かについて解説します。クロトンが大きくなってくれば、それだけ大きな鉢植えが必要になります。植え替えは必ずおこなう行為なのでぜひ、参考にしてください。

植え替えのタイミング

クロトンの植え替えタイミングは「鉢底から水が流れにくい」と感じたときです。鉢植えの中で根がびっしりと張っているので、水が流れにくくなるんですね。植え替えに適した時期は、5月~7月の暑さ本番になる前におこないたいですね。また、温室で育成している場合は、休眠期間はないので冬場でも植え替えが可能ですよ。

植え替えの方法

クロトン植え替えは、以下の手順でおこなえますよ。
  1. 一回り大きい、鉢を用意する。
  2. クロトンを傷つけないように取り出す
  3. 根についた土を軽く落とす
  4. 新しい鉢の中心にクロトンを置き、鉢の上から4cm程度まで土を入れる。
  5. 水をたっぷり与え、直射日光の当たらい場所で管理する。
難しいポイントはありませんが、クロトンを取り出すときは、傷つけないようにしてくださいね。取り出しにくい場合は、鉢を傾けて「トントン」と叩きながらやると取り出しやすいですよ。

クロトンは伸びすぎた葉を5〜8月の時期に剪定

クロトンの葉が伸びすぎたら、剪定をおこないましょう。剪定時期は5月から~8月がおすすめです。この時期は、クロトンの体力がある時期なので、剪定後の体力の回復を早められます。逆に、冬場などはクロトンの体力がない時期です。冬を越すのに精一杯なので、冬場に剪定をおこなうと、最悪枯れてしまう恐れがあります。 また、クロトンの樹液には、皮膚につくと痒みを起こす可能性があります。念のため、手袋などをして剪定をおこないましょう。剪定時期にも注意して、剪定をおこなってくださいね。

剪定した木を使って、挿し木で増やせる

クロトンを剪定した木を使って、挿し木をおこなうことで、クロトンを増やせますよ。クロトンを挿し木するのに適している時期は、5月~8月です。挿し木したクロトンは日陰で、風の当たらない場所にで監視してください。風が当たると、挿し木が上手くいかないことがあるので、注意してください。根が生え安定してきたら、徐々に日に慣らしてあげましょう。日当たりの調整が大切ですよ。

ハイドロカルチャーでも育てることができる

ハイドロカルチャーでも育てることができる
クロトンはハイドロカルチャでも育てられます。ハイドロカルチャーとは「容器」「」「人工の土」で育てる衛生的な栽培方法です。室内でも清潔に栽培できるので、クロトンを室内で生育している方はぜひ、チャレンジしてみてください。

植え替えに用意するもの

ハイドロカルチャーへの植え替えには、次の物を用意してください。
  • 穴の開いていない容器(ハイドロカルチャー初心者は透明な容器がおすすめ)
  • 人口の土(ハイドロボールなど)
  • ハイドロカルチャー用の肥料
  • 根腐れ防止剤
  • 棒状の物(割りばしなどでOK)
  • 水位計(任意、透明容器でない場合はあったほうが良い)
穴の開いていない容器は、マグカップでも空き缶でも大丈夫です。ただし、ハイドロカルチャー初心者の方は、透明な容器がおすすめです。透明な容器を使用することで、水の量が目視で分かるからです。肥料はハイドロカルチャー用の物を使用してください。通常の肥料を希釈て使うこともできますが、難しいため初心者には適していません。

植え替えの手順

ハイドロカルチャーへの植え替え手順は、次のようになっています。
  1. 容器の底に根腐れ防止剤を入れる
  2. 水洗いした人口の土(ハイドロボール)を容器の1/3程度入れる
  3. クロトンを傷つけないように取り出す
  4. クロトンの根についている土を軽く払う
  5. クロトンの根を軽く水洗いし、土を完全に取り除く
  6. 容器の中心にクロトンを置きハイドロボールで固定する
  7. 割りばしなどでハイドロボールを突き、根に絡まるようにする
  8. 容器の1/5~1/4まで水を入れる
  9. 直射日光の当たらない明るい日陰で管理する
上記がハイドロカルチャーへの植え替え方法です。ポイントは「土をしっかり取り除く」ことです。ハイドロボールは無菌なため、雑菌が繁殖しやすいです。そこに土がついたまま植え込んでしまうと、雑菌が繁殖しクロトンに悪影響を与える可能性があります。 また、直射日光が当たる場所に置くとコケが生え、ハイドロカルチャーの劣化につながるので注意してください。

クロトンによくあるトラブルと対処方法

クロトンによくあるトラブルと対処方法
ここからは、クロトンによくあるトラブルと対処法を紹介します。クロトンを育てていると「なんとなく元気がない?」と感じることもあるでしょう。そんなときは、ここを読めば問題を解決できますよ。また、予防としても参考にしてくださいね。

葉っぱが垂れる=日光の当たる場所に移動

クロトンの葉っぱが垂れている時には、日光に当ててください。クロトンは耐陰性が高くありません。そのため、日光の当たりにくい室内育成では、日光不足で葉が垂れることがあります。葉が垂れたら、日光の当たる場所に置いてあげましょう。ただし、いきなり環境が変わり屋外に出すと葉焼けを起こして、枯れることもあります。日光に当てる場合は、徐々に明るい場所に移すようにすると良いですよ。

根腐れ=腐った根を切り、土を替える

根腐れが起きたら、腐った根を切って土をすべて替えてください。根腐れの原因は水の原因が主です。そのため、土をすべて替えなければ、再び根腐れが起きてしまいます。腐った根は再生することはありません。そのため、黒くなって腐った根は切り取ってください。その後、新しい土で植え付け明るい日陰で様子を見てください。

根詰まり=植え替えをする

根詰まりが起きたら、植え替えをおこないます。根詰まりの原因は、植え替えをしていないのが原因です。そのため、1回り大きい鉢に植え付けることで、解決できますよ。根詰まりを放置すると、根腐れを起こし枯れる原因になるので、注意してくださいね。

葉焼け=葉焼けした箇所をカットする

葉焼けを起こしてた葉っぱは、葉焼けした部分をカットしてください。1度葉焼けを起こした部分は、残念ながら再生しません。そのためカットして大丈夫です。カットすることで、余計な栄養を葉焼けした部分にいかないようにします。 葉焼けの原因は「直射日光」です。いきなり環境を変えたり、夏場の直射日光を当てていませんか?葉焼けを起こしたクロトンの置き場所を1度確認してみてください。問題があれば、置き場所を変えましょう。

ハダニなどの害虫被害=害虫駆除して、傷んだ葉をカットする

ハダニなどの病害虫の被害が出たら、害虫を駆除して、傷んだ葉をカットしてください。害虫を駆除するには、市販で売られている薬剤が効果的ですが、応急処置として、歯ブラシなので取り除くのも有効です。あくまでも「応急処置」なので、必ず薬剤を使って駆除してください。 また、病害虫で傷んだ葉はカットしてください。病気や害虫が発生した時点で、クロトンは健康ではありません。少しでも回復させるために、傷んだ葉をカットして体力の回復に努めさせましょう。クロトンの病気や害虫予防には、葉水が有効です。毎日葉っぱの表面と裏側に葉水をおこないましょう。100均などで売っている霧吹きで簡単に葉水をおこなえるのでぜひ、やってくださいね。

クロトンの育て方を紹介!日々のケア方法や成長したらすることまでのまとめ

本記事では、クロトンの育て方について解説しました。クロトンは耐寒性が低いため、冬場は注意が必要な観葉植物でしたね、 本記事のポイントは
  • クロトンはマレー半島などの熱帯地域に生息するトウダイグサ科の植物
  • 育て方のコツは「置き場所」「水やり」「肥料」
  • 植え替えのコツは5月~7月のクロトンの体力が多い時期におこなう
  • ハイドロカルチャーへの植え替えは根についた土を綺麗に落とすこと
です。クロトンは日光が当たる窓際なら、室内でも簡単に育てられる人気の観葉植物です。 種類も豊富で赤色が強い品種、黄色が強い品種とさまざまです。種類によって葉っぱの形が変わり、一見クロトンには見えない種類もあります。個性的なクロトンを生育してみては、いかがでしょうか。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。