ドラセナが枯れる原因とは?復活方法や未然に防げる対処法まで解説!

ドラセナが枯れる原因とは?復活方法や未然に防げる対処法まで解説!
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目次

ドラセナは、「幸運の木」として人気のインテリアグリーンです。種類も多く、育てやすい観葉植物として多くの人に選ばれています。愛情を込めてお手入れをしていると、10年以上あなたの目を楽しませてくれます。 そんな大切に育てていた、あなたのドラセナの様子がおかしい。 「葉っぱの先が枯れてきた。」「お水はしっかりあげているのに。」「どうしたら、元のように元気な姿になるのだろう。」 不安になったあなたのために、
  • ドラセナが枯れる原因について
  • 枯れたドラセナを復活させる方法について
  • 枯れた葉の切り方について
  • ドラセナの育て方のコツについて
  • 葉の状態からわかるトラブルと対処法について
お伝えします。 あなたの大切なドラセナの、正しい育て方を知りトラブルを防ぎましょう。

ドラセナが枯れる原因とは?

生命力が強く、室内で育てやすいドラセナ。しかし、管理方法や育て方を間違えるとトラブルに見舞われます。葉に艶がなくなり、先が枯れてきたドラセナを見て驚いたのではないですか?ここでは、ドラセナが枯れる原因を見ていきましょう。

置き場所が適していない

ドラセナは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。また、季節によって最適な置き場所が変わります。あなたのドラセナの置き場所を、確認してください。

ドラセナにとって寒すぎる

ドラセナは、寒さに弱いため温度管理が必要です。最低でも5℃以上、できれば10℃以上の場所に置くことをおすすめします。地植えや冬場の窓際は、ドラセナにとっては寒すぎる環境。同じように夏場のエアコンが直接当たる場所も、避けた方が良い場所です。できるだけ温度変化の少ない場所を選んで、置いてみましょう。エアコンの風向きにも、注意が必要です。

日照不足

ドラセナは耐陰性があるので、暗い場所でも育てられます。しかし、日照不足も行き過ぎは良くありません。鉢植えを日が差さない場所に置いている場合は、定期的に日光に当てましょう。1週間に4日、1日5時間で元気に育ってくれます。

直射日光に長時間当たっている

ドラセナは、日当たりの良い場所で育てた方が元気に育ちます。しかし、直射日光に当てるのは避けましょう。強い日差しを浴びて、葉焼けをおこす可能性があります。レースのカーテン越しの日光で、元気に育ってくれます。

根詰まりしている

葉っぱの先だけが枯れている原因として、根詰まりも考えられます。水やりの時に水が浸み込みにくくなり、植木鉢の底から根がはみ出していたら、根詰まりの可能性があります。一回り大きな植木鉢を用意して、植え替えましょう。

根腐れしている

ドラセナは、乾燥を好む植物なので水やりには注意が必要です。表面の土が乾いたことを確認してから、水を与えましょう。土から異臭がする、葉が枯れるという症状がある場合は根腐れの可能性があります。植え替えをせず、そのまま育てている場合も根腐れを引き起こします。

病害虫の被害

正しいお手入れをしているのに葉が枯れている場合は、病害虫が原因かもしれません。高温で湿度の高い季節には、病害虫が活発に活動を始めます。葉の裏や新芽、株元など害虫がつきやすい場所をチェックしてみましょう。

ドラセナは枯れると復活できるの?

大切に育てていたドラセナを、復活させることはできます。ポイントは早めの対策です。

枯れた葉っぱは元に戻らない

残念ですが枯れてしまった葉っぱは、元には戻りません。葉先をカットしましょう。全体のバランスを見ながら、きれいに整えます。

症状が軽ければ復活できる

ドラセナからのSOSのサインを、早めにキャッチできたら症状も軽くすみます。置き場所を変えたり、植え替えをしたり、害虫の駆除をしてやるとまた元気になるでしょう。

ドラセナが好む置き場所に移動する

温度は、5℃〜10℃以上。直射日光の当たらない、温度変化の少ない場所に動かしましょう。葉を乾燥させるエアコンの風は、直接当たらないように注意します。

根詰まりや根腐れは生育期に植え替える

根詰まりや根くされを起こしている場合は、植え替えをしてください。植え替えは、5月〜9月の暖かい生育期に行います。ドラセナが元気な時期に、植え替えをしましょう。また、肥料もしっかりと与えてください。

病害虫被害は殺虫剤を使ってしっかり処理

日頃から、害虫が出やすい葉の裏や新芽をチェックしておきます。ドラセナには、害虫が食べた茎や葉から細菌が入って発症する病気があります。予防のためにも、害虫を見つけたら、殺虫剤を使って駆除しましょう。特に成虫になると駆除がしにくい「カイガラムシ」は、幼虫の間にしっかりと殺虫剤で処理してください。

枯れた葉を剪定して見た目を復活させる

枯れた葉は、葉先をカットして剪定をしてください。ドラセナが元気になれば、新しい葉が茂り見た目は復活します。

ドラセナの枯れた葉の正しい切り方

枯れてしまった部分を取り除いてやると、ドラセナは元気になります。病気を防ぐために清潔なハサミを使い、刃先を消毒してから葉を切りますドラセナの元気なエネルギーを引き出すために、正しい切り方で枯れた葉を取り除いてください。

枯れた葉全体を切っても問題ない

枯れた葉を思い切って、すべて取り除いても大丈夫です。カットした根元から、新芽が出てきます。茎の付け根から、葉全体をカットしてください。

葉先が枯れる場合は枯れた部分だけのカット

葉先が変色して枯れている場合は、枯れた部分だけを斜めにカットします。全体のバランスを見ながら、整えるようにカットしましょう。

枯れた幹は生きてる部分を残して切ると新芽が出やすい

幹まで枯れてしまった場合、幹や根の状態を観察します。枯れてしまった幹でも、まだ生きている部分があればチャンスです。生きている部分を残して、カットしてみましょう。カットした幹から、新芽が出てくるかもしれません。

ドラセナが枯れるのを未然に防ごう!ドラセナの育て方

「幸福の木」として人気のドラセナは、とても育てやすい観葉植物です。愛情を込めて育てると、10年以上元気に成長を続けてくれます。正しい育て方で、ドラセナが枯れるのを防ぎましょう。

直射日光を避けた風通しの良い場所に置く

日当たりの良さを好むドラセナですが、直射日光は苦手です。強い日差しでは、葉焼けを起こしてしまいます。また、乾燥を好む植物なので、風通しの良い場所へ置きます。風通しの良い場所は、病気も予防してくれます。室内ではレースのカーテン越しの日差し、屋外では直射日光の当たらない場所においてください。

季節に合わせた水やりをする

ドラセナのトラブルで一番多い原因は、間違った水やりです。土が乾いた状態になってから、水をやりましょう。乾燥に強い植物なので、あなたが思っているよりも水を必要としません。成長期と休眠期のあるドラセナは、季節によって必要な水の量が違います。

春・夏・秋:土の表面が乾いたらたっぷりと

土の中まで指で触っても、サラサラと乾いていたら水やりのサインです。成長期の春から秋にかけては、たっぷりと水を与えます。特に夏は生育が活発な時期です水分不足にならないように気をつけてください。目安は、植木鉢の底から水が出るまでです。また成長を促すために、肥料も与えましょう。

冬場:土の表面が乾いてから

休眠期に入る冬場は、特に水を少なめに与えます。表面の土が乾いてから水を与えるのは、春から秋までと同じですが、水は少量です。ドラセナの様子を確認しながら、水やりをしましょう。この時期には、肥料は与えないでください。

1〜2年に1回は植え替えをする

ドラセナは、根が張りやすい植物です。そのため、1年〜2年に1回は植え替えをしましょう。鉢底を見て、根が見えたら植え替えのサインです。

毎日、葉水をする

「葉水」とは、葉に霧吹きで水を吹きかけることです。葉に水を与えることで、葉の表面のホコリをとり乾燥を防ぎます。また、葉の裏につく「ハダニ」は湿り気を嫌うため病害虫予防にもなります。

剪定をすることで風通しが良くなる

ドラセナは、風通しの良い場所を好みます。葉が多いドラセナは、そのままの状態では生い茂ってしまいます。そのため、剪定をして風通しを良くしてください。

挿し木で増やすことができる

ドラセナは、簡単に挿し木ができます。枯れてしまったドラセナでも、元気な部分を探して挿し木をすると新しい根が出てきます。水耕栽培でも、挿し木ができます。

ドラセナのよくあるトラブルと対処法

ドラセナは育てやすい観葉植物ですが、本来の生育は熱帯地方のため、日本の環境では育て方に注意が必要です。ここでは、ドラセナのよくあるトラブルと、その対処法を見てみます。

葉が垂れる

葉が垂れた状態のとき、考えられる原因は水不足です。どのような植物でも、水分が不足するとしおれてしまいます。葉が垂れ下がるのは、植物の「脱水症状」です。

水不足や環境の変化が原因

ドラセナの水やりは、季節によって必要な水分量に差があります。気温や日差しの変化で、水やりの水が不足しているのかもしれません。また、室内から室外へ移動した時にも、温度差により水分不足を起こします。

水不足:すぐに水をたっぷり与える

根元の土は乾いていませんか?葉っぱの先までしっかりと水分が届くように、たっぷりの水を与えましょう。また、水やりの頻度を見直します。葉や根元の土をしっかり観察して、必要な水分を葉の先端まで届けてください。

環境の変化:徐々に環境に慣れさせる

熱帯地方の植物のドラセナは、環境の変化に弱い植物です。四季の移ろいがハッキリしている日本では、環境の変化はゆっくりと行なってください。動かさず、葉水を与えながら様子を見て、新しい環境に少しずつ慣れさせましょう。

葉が落ちる

春先に、古い葉が落ちるのは自然の現象です。落ちた葉の後から、新しい葉が出てきます。大量の葉が落ちる場合は、様々な原因があります。

風通しの悪さが原因

根くされにより、大量の葉が落ちる場合があります。根くされは、水やりの多さや植え替えをしていないことで発生しますが、風通しの悪い環境でも起こります。湿度が高い場合、土の水分が蒸発せず根くされを引き起こすのです。

風通しの良い場所へ移動させる

まずは、風通しの良い場所に移動させてください。植木鉢の向きを変えて、乾燥させるのも良い方法です。

葉に斑点ができる

気温の変化や環境の変化により、葉に斑点が出ます。室内から屋外に出すなど、置き場所を変えていませんか?

葉焼けの可能性が高い

葉焼けは、日差しが当たった葉の部分が枯れる現象です。植物の「火傷」ですね。葉焼けをした部分は、元には戻りません。

直射日光を避けた場所で管理する

対策は、直射日光を避けてください。ドラセナは日光を好みますが、直射日光は苦手です。レースのカーテン越しの日差しで十分です。

下の葉から黄色になっている

葉が黄色くなり、元気がなくなっている場合は、置き場所を考えましょう。

日照不足である

直射日光は苦手で、暗い場所でも育つ耐陰性のドラセナですが、日照不足になると元気を失います。

程よく日光があたる場所に移動

レースのカーテン越しに日のあたる、風通しの良い場所に移動してみてください。日差しが差し込まない場所で育てている場合、定期的に日光にあてましょう。

ドラセナが枯れるのを避ける植え方をしよう

気温や環境の変化で、トラブルが出やすいドラセナを、枯れさせずに育てるにはどのような方法があるでしょうか?ドラセナの植え方を、確認します。

鉢植えは季節に合わせて移動させやすい

鉢植えのメリットは、移動のしやすさです。日差しが入らない場所での栽培では、定期的に日光に当てることで、元気な姿を保てるでしょう。場所を移動できるので、季節に合わせて、温度や湿度の変化に柔軟に対応できます。

水耕栽培もおすすめ

挿し木ができるドラセナは、水耕栽培も可能です。土を使わないので、衛生的です。水を吸収しやすいように、切断面は斜めにカットしてください。水は定期的に交換しましょう。

地植えは寒さで枯れる可能性があるのでNG

ドラセナは、熱帯地方が原産で寒さに弱い植物です。10℃以下の気温になる日本の冬の寒さでは、枯れてしまいます。そのため、地植えは適しません。

【まとめ】ドラセナが枯れる原因とは?復活方法や未然に防げる対処法まで解説!

初心者にも育てやすいドラセナですが、いつまでも元気な姿で育てようと思うと、環境を整え水やりなど細やかな配慮が必要です。 この記事では、
  • ドラセナが枯れる原因について
  • 枯れたドラセナを復活させる方法について
  • 枯れた葉の切り方について
  • ドラセナの育て方のコツについて
  • 葉の状態からわかるトラブルと対処法について
お伝えしました。 「幸福の木」ドラセナは、長く付き合える観葉植物です。正しい育て方を知り、トラブルを防ぎましょう 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。