ポトスは観葉植物の中でも特に人気高い品種です。つるを横に伸ばしたり、下に垂らしたりするイメージが強いですよね。 実はポトスは巨大化させられるって知っていましたか?
「本当に巨大化なんてできるの?」「巨大化させるためにはどう育てたら良いの?」と疑問に思う方も多いでしょう。 そこで、本記事では、
- ポトスの特徴
- ポトスの巨大化のために必要なもの
- ポトスを巨大化させる方法と適切な育て方
- 巨大化したポトスの整え方
- 巨大化以外のポトスの楽しみ方
について解説します。ぜひ本記事を参考に、ポトスの巨大化にチャレンジしてみてくださいね。
関連記事:ポトスの育て方|室内での管理法から水栽培の仕方まで徹底解説
ポトスを巨大化させるために特徴をしっかり知ろう
ポトスを巨大化させるためには、まずポトスがどんな植物なのかを知っておきましょう。ここでは、ポトスの特徴を詳しく解説します。
ポトスの基本情報
正式名称 |
Epipremnum aureum |
英名 |
Pothos |
科/属 |
サトイモ科ハブカズラ属 |
原産地 |
ソロモン諸島/東南アジアの亜熱帯・熱帯雨林地帯 |
観葉植物の定番であるポトスは、丸みのある葉を持つ
つる性植物です。
斑が入るものや光沢があるものなど、品種によってさまざまな特徴があります。
生育旺盛でつるが伸びるのが早い観葉植物
ポトスはとにかく
生育旺盛な観葉植物です。手間をかけずとも、根やつるがどんどん伸びていきます。目に見えて成長していくため、育てがいがありますよ。
つるも丈夫で乾燥にも強い
ポトスには
乾燥に強い性質があります。また、耐暑性や耐陰性にも優れているため、ほとんど枯れることがありません。
丈夫な性質のポトスは、初心者の方でも安心して育てられます。ただし、耐寒性は低いため、冬場の管理には注意しましょう。
原生地では葉長が1mになることもある
自生のポトスは、他の樹木を這うようにつるを伸ばし成長していきます。そのため、観葉植物として出回っているものよりも幹が太く、葉も大きいのが特徴です。葉のサイズが
1mを超えることもあるんだとか。つまり、ポトスには巨大化する素質があるのです。
ポトスを巨大化させるために必要なもの
ただ育てているだけでは、ポトスは巨大化しません。ここでは、ポトスを巨大化させるために必要なものを紹介します。
つるを巻き付ける支柱となるものが必要
ポトスを巨大化させたいときは、
つるを巻きつける支柱となるものを用意します。理由は、
ポトスを上に伸ばしていく必要があるためです。ポトスは上に伸びていくと、茎が太く、そして葉が大きくなります。支柱を立てることで、ポトスは支柱に着生し、上に伸びながら巨大化していきます。
通販で購入できるヘゴ棒
ポトスを巨大化させるときは、通販などで購入できる
ヘゴ棒を使用します。ヘゴ棒とは
シダ植物のヘゴの木を乾燥させて棒状にしたものです。ヘゴ棒は適度に凹凸があるため、つるが巻きつきやすく、通気性も確保できます。しかし、ヘゴから作られたヘゴ棒は流通量がかなり限られており、なかなか手に入りません。そこで、ポトスを巨大化させる際には、以下で紹介するような支柱を使ってみましょう。
YOUSHY 園芸支柱
こちらの商品は、
100%ココナッツ繊維で作られた園芸支柱です。ヘゴ棒同様、疎水性や通気性に優れているため、ポトスの巨大化に向いています。支柱の内側はアルミ棒になっていることから、耐久性があるのが特徴です。こちらの商品には、64cmの支柱2本に加えて、2mの麻ひも・2mのマジックストラップが含まれているため、届いてすぐに仕立てられますよ。
商品名 |
YOUSHY 園芸支柱 |
価格 |
1,980円 |
送料 |
410円 ※北海道・九州・沖縄・離島は450円 |
サイズ |
64cm×3cm×2.5cm |
特徴 |
自由に曲げられる、100%ココナッツ繊維、支柱の内側のアルミ棒で安定して植物を支える、土に挿しやすい設計、ヘゴ支柱2本入り |
クラーク リサイクルヘゴ
こちらの商品は
ポリエチレン製のガス管の製造工程で出た端材をリサイクルして作られた支柱です。ヘゴと名前はついていますが、本来のヘゴ棒とは異なります。シックな色味やスパイラルデザインなどインテリア性が高いのが特徴です。 こちらの支柱は水分を1つ前で紹介した支柱のように水分を維持できないため、支柱の内側に水苔を入れて使用します。価格がリーズナブルで手に入れやすい点も、こちらの商品の魅力です。
商品名 |
クラーク リサイクルヘゴ |
価格 |
1,557円 |
送料 |
410円 ※北海道・九州・沖縄・離島は450円 |
サイズ |
120cm×6.5cm×6cm |
特徴 |
端材をリサイクルして作られた支柱、インテリア性がある、内側に水苔を入れて使うのが一般的、価格がリーズナブル |
ダイソーや100均に売っている支柱でも可能
ダイソーなど100均で売っている支柱でも、ポトスの巨大化は可能です。100均のものを利用する際は、朝顔などの栽培でよく用いられる
リング支柱を選ぶと良いでしょう。ただし、ヘゴ棒のように凹凸や水分を溜め込む性質がなく、支柱が絡みづらいのが難点です。なるべく前項で紹介したような園芸支柱を使うことをおすすめします。
ポトスをタワーで巨大化させる方法
上に伸び、巨大化したポトスを「
ポトスタワー」と呼びます。ここからは、ポトスタワーを作るための方法を解説します。
上に伸ばすように仕立てる
先ほどお伝えした通り、
ポトスを巨大化させるためには、上に伸ばすように仕立てる必要があります。支柱を立てることに加えて、
まだ成長していない小さな株を使うことがポトスを上に伸ばすためのポイントです。すでに横もしくは下につるが伸びてしまっている株を支柱にくくっても、巨大化していきません。そのため、ポトスタワーを作りたいときは、未熟な株を用意しましょう。
支柱の立て方
ここでは、支柱の立て方について見てみましょう。
1. ポトスの根を傷つけないように根元に挿す
根を傷つけないよう注意して、ポトスの根元に支柱を挿します。このとき、グラグラしないように安定させないと、ポトスは上手く上に伸びていけません。また、株に近い方が巻きつきやすいため、支柱と株を離さないようにしましょう。 ただし、
今あるポトス株に支柱を挿すよりも、ポトスタワー用に植え替えた方が根が傷つかずに済みます。新しい鉢や土を用意して、先に支柱をセットした状態で株を植えつけましょう。やや手間はかかりますが、根に支柱を挿してしまわないか不安な方は植え替えることをおすすめします。
2. ポトスのつるを支柱に軽く巻き付ける
上に伸びていく性質を引き出すために、ポトスのつるを支柱に軽く巻きつけておきましょう。このとき、気根を支柱の方に向けるように軽く這わせると、上手く着生してくれます もし100均で購入した支柱を使用する場合は、ビニールタイなどでつるを結んで、伸びてほしい方向に導いてあげてください。
つるが垂れ下がると巨大化しないので注意!
上に伸びることで巨大化していくポトスですが、反対に
つるが垂れ下がると小さくなっていってしまいます。ポトスタワーを作りたいときは、くれぐれもつるが下向きに伸びないよう注意しましょう。
ポトスを正しい育て方で巨大化させよう
ポトスを巨大化させるためには、適切に管理することが大切です。ここでは、ポトスの正しい育て方を確認しましょう。
直射日光の当たらない明るい場所
直射日光を避けた明るい場所で管理しましょう。
ポトスにとって直射日光は強すぎるため、葉焼けを起こす可能性があります。一方で、日光量が足りな過ぎても、葉色は悪くなってしまいます。ポトスの育成場所には、レースカーテン越しなどの半日陰がおすすめです。
寒さに弱いため冬場は室内に移動する
ポトスは寒さに弱い性質があります。
もし屋外でポトスを育てている場合は、冬の時期は室内に移動させてあげましょう。
8℃を下回るとポトスが枯れてしまう恐れがあるため注意してくださいね。
土の表面が乾燥したら水やりをする
土の表面が乾燥したらたっぷりと水やりします。しっかり水分を与えることで、より元気に育ってくれますよ。特に、春・夏は水切れしないよう乾いたタイミングを見逃さないようにしましょう。秋から冬にかけては成長が緩やかになるため、徐々に水やりの頻度を減らしていきます。
生育期に肥料を与える
生育期には肥料を与えましょう。ポトスの生育期は
5月~10月です。
緩効性の化学肥料を2ヶ月に1回置き肥するか、液体肥料を7~10日に1回与えてください。成長がゆっくりになる休眠期は生育期ほど栄養を必要としないため、施肥は不要です。
巨大化したポトスの整え方
巨大化したポトスは、徐々に樹形が崩れてきてしまいます。その場合は、剪定を行い、形を整えてあげましょう。ここでは、剪定方法に加えて、剪定後のつるの活用方法を紹介します。
間延びしたつるは剪定する
ポトスの形を整えるときは、間延びしたつるを剪定しましょう。伸びすぎてバランスが悪くなっている場所を見極めてカットします。
剪定には切れ味が良く、清潔なハサミを使用してください。
剪定したつるでさらに増やすことができる
剪定して不要になったつるを使うことで、ポトスの株が増やせます。
ポトスは繁殖力が強いため、水挿しや挿し木で簡単に発根させられますよ。特に、水差しは容器と水を用意するだけで手軽に挑戦できますよ。
水挿しの手順
水差しとは名前の通り、茎を水に挿して株を増やす方法です。水挿しの手順を以下にまとめています。
- 5~15cmの長さで茎をカットする
- 葉が1~2枚残るように取り除き、大きい葉は半分にカットする
- 茎を水に挿し、こまめに水を替えながら半日陰で管理する
茎をカットする際は、
節を残すようにしましょう。節には成長点があるため、茎に節があることで水挿しでも元気に育ってくれます。 また、葉数を減らしたり、葉のサイズを小さくしたりするのは、
葉の蒸散量を減らすためです。蒸散とは、植物内の水分が葉から排出される現象を指します。蒸散量が多いと、水の吸い上げが追いつかず、茎が枯れてしまう恐れがああるため、②のような処置を行っておきましょう。 発根後はそのまま水栽培にしても良いですし、鉢に植え替えてもOKです。
巨大化以外にポトスの成長を楽しむ飾り方
ポトスは巨大化させる以外にも、さまざまな飾り方で楽しめます。ここからは、ポトスの多様な楽しみ方を紹介します。
支柱ではなくネットに這わせる飾り方
ポトスは支柱ではなくネットに這わせるように仕立てられます。
園芸用品店や100均などでロールで売られている鉢底ネットを、円筒形にして支柱に見立てれば、ポトスは上に伸びていってくれますよ。ネットを使う場合は、つるが絡みやすいように内側に水苔を入れておきましょう。
つるを活かしたハンギング
垂れ下がるつるを活かすなら
ハンギングがおすすめです。おしゃれさが増すだけでなく、省スペースで飾れるようになるため、「観葉植物を飾るスペースがない…」という方にもぴったりですよ。カーテンレールにかけたり、トイレの壁面に吊り下げたりして楽しんでみてください。
ハイドロカルチャーでも育てられる
ポトスは
ハイドロカルチャーでも育成できます。ハイドロカルチャーとは、土の代わりにハイドロボールと水を使って育てる栽培方法です。一般的にハイドロカルチャーでは、透明の容器を使用します。 インテリア性が高いだけでなく、土栽培では見れない根の成長が楽しめるのもハイドロカルチャーの魅力です。土を使わないため衛生的で、土栽培ほど臭いや虫が気になりません。キッチンやダイニングでも安心して飾れますよ。
【まとめ】ポトスを巨大化させよう!大きく成長させる方法や整え方を徹底解説!
ポトスを巨大化させる方法について解説してきました。本記事の内容を以下にまとめています。
- 観葉植物として人気高いポトスは生育旺盛で丈夫な性質がある
- ポトスを巨大化させるためにはつるを巻きつける支柱が必要になる
- ポトスを上に伸ばすように仕立てるために、支柱を立ててつるを軽く巻きつけておく
- ポトスを巨大化させるためには、直射日光の当たらない明るい場所で管理し、水やり・施肥を適切に行う
- 巨大化したポトスは剪定で整える
- ポトスはハンギングやハイドロカルチャーでも楽しめる
ぐんぐん伸びていくつるが魅力のポトス。そのつるを活かせば、ポトスを巨大化させられます。一味違う育て方を楽しみたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にポトスを仕立ててみてください。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。