クリスマスローズに最適な土とは?おすすめの土から配合方法まで解説

クリスマスローズに最適な土とは?おすすめの土から配合方法まで解説
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目次

冬のお庭が華やかになるクリスマスローズ。そんなクリスマスローズをご自宅で栽培してみたいと思っている方もたくさんいらっしゃるでしょう。一方で、クリスマスローズを栽培してみたい方は、どんな土を用意したらよいのかしっかりと理解できているでしょうか。今回は、クリスマスロースを育てる際の最適な土について、詳しく解説していきたいと思います。 そこでこの記事では
  • クリスマスローズってどんな植物なの?
  • クリスマスローズに適した土は?
  • 土はどこで購入する?
  • おすすめの市販用土をご紹介
  • 自分で土を作る場合のポイントは?
  • 地植えする際の土はどのように準備するの?
  • クリスマスローズの種まきについて
  • 鉢植えのクリスマスローズの植え替え方法は?

について解説していきます。 この記事を読んでいただければ、クリスマスローズを育てる際の土や、種まきに適した土が分かります。おすすめの市販品もご紹介していきますので、初心者でもクリスマスローズを育てることは難しくありません。ぜひ最後までお読みください。

関連記事:クリスマスローズの育て方|成長後のケア方法から入手方法まで

そもそもクリスマスローズってどんな植物なの?

そもそもクリスマスローズとはどんな植物なのでしょうか。クリスマスローズをあまり知らない方のために、クリスマスローズの基本情報についてご説明いたします。

クリスマスローズの基本情報

それでは、クリスマスローズの基本情報についてご説明いたします。

東ヨーロッパ・西アジアが原産のキンポウゲ科の多年草

クリスマスローズは、東ヨーロッパや西アジアが原産で、キンポウゲ科クリスマスロース属に属する多年草の植物です。同じ科には、クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなども属します。本来のクリスマスローズは、クリスマス時期に開花するヘレボルス・ニゲルを指しますが、日本ではヘレボルス属の総称となっています。

冬から早春に花を咲かせる

クリスマスローズは、冬から早春にかけて、バラの花に似た形の花を咲かせます。バラに似ていますが、先ほどもお伝えした通り、バラ科の植物ではありません。

育て方が簡単で丈夫

クリスマスローズは、耐寒性があり、丈夫で初心者にも比較的育て方が簡単と言われています。一方で高温多湿に弱いので、夏の管理に注意する必要があります。

鉢植えでも庭植えでも育てられる

鉢植えはもちろん、庭植えでも育てることができます。殺風景になりがちな冬のお庭が、クリスマスローズで華やかになる事でしょう。

クリスマスローズの花言葉

クリスマスローズもほかの植物と同様に素敵な花言葉を持ちます。それでは、クリスマスローズが持つ5つの花言葉をご紹介したいと思います。

「いたわり」

1つ目は、いたわりです。古代ヨーロッパでは、クリスマスローズの清々しい香りが人の心を癒すと言われていました。この効能が由来してこちらの花言葉がつけられたとされています。

「私の不安を和らげて」

2つ目は、私の不安を和らげてです。「いたわり」と同様に、クリスマスローズの香りは人の心を癒すことから、このような花言葉になったとされています。

 「私を忘れないで」

3つ目は、私を忘れないでです。中世ヨーロッパでは、戦場に向かう兵士が「私を忘れないで」という意味を込めて恋人に向けてクリスマスローズを贈ったそうです。少し切ないエピソードですね。

「なぐさめ」

4つ目は、なぐさめです。こちらも、クリスマスローズの花の香りが人々を癒すため、この花言葉がつけられたとされています。

「追憶」

5つ目は、追憶です。追憶とは、昔の体験などを懐かしく思うような意味がありますね。昔を懐かしむ風景の中にいつもクリスマスローズが咲いていたのでしょうか。クリスマスローズは、人々にとって身近なお花、植物であることがうかがえますね。

クリスマスローズの土はどんなものがいい?

クリスマスローズの基本情報がお判りいただけたところで、本題に行きましょう。クリスマスローズを育てるためには、どんな土を選んだらよいのでしょうか。 クリスマスローズに適した土のポイントは5つです。

水はけがよい

1つ目のポイントは、水はけが良いことです(排水性)。水はけが悪いと、常に土の中が湿った状態となり、根腐れをおこしてしまうためです。特に休眠期に入る夏は、根が水分を吸う力が低くなるため、いつまでも水分が土の中にとどまりやすく注意が必要です。

水持ちがよい

2つ目のポイントは、水持ちが良いことです(保水性)。1つ目のポイントとは相反する性質ですが、保水性も重要です。生育期である冬に、水切れを起こしてしまうためです。

肥料が流れにくい

3つ目のポイントは、肥料が流れにくいことです(保肥性)。水やりをしたときや、雨が降ったときなどに、土中の肥料成分が多少流れてしまいますが、できるだけ肥料が流れにく土を使うことで、肥沃な状態でクリスマスローズを育てることができます。

通気性がよい

4つ目は、通気性が良いことです。通気性が良い土は、空気を多く含むため、ふかふかの感触の土になります。通気性が良い土で育てることによって、根が酸素を取り込むことができます。

弱酸性~中性の土を好む

5つ目は、土のph弱酸性~中性であることです。クリスマスローズに限らず、多くの植物は、弱酸性~中性の土壌で良く育つ性質があります。土のphが変化すると、栄養が吸収できなくなり、生育不良を起こします。

クリスマスローズの土はどこで入手できる?

クリスマスローズに適した土は、どこで購入できるのでしょうか。Amazonや楽天市場などの通販サイトはもちろんですが、実店舗で購入される方は、以下のお店で購入されてみてはいかがでしょうか。

カインズ、コメリなどのホームセンター

まずは、お近くのカインズやコメリなどのホームセンターで適した土を購入することができます。不明点があれば、園芸コーナー担当のスタッフに質問しながら商品を選ぶこともできますよ。もちろん、カインズ、コメリ以外のホームセンターでも培養土のコーナーが充実していますからご安心くださいね。

園芸店

ホームセンターがお近くにない方、苗を園芸店で購入した方は、園芸店でも土を購入できます。こちらも、分からないことがあれば、店員さんに相談しながら選ぶと良いでしょう。

材料を集めて自作で代用することも可能

一方で、材料を集めて用土を自作、代用することも可能です。 クリ、カシ、クヌギなどの落葉広葉樹の落ち葉を入手できる方は、自分で腐葉土を作ってみませんか。作り方はいたってシンプルです。これらの落ち葉に、油かすの粉末や米ぬかなどを混ぜ込み、積み上げ、時々空気を混ぜ合わせるようにすると腐葉土となります。落ち葉を拾ってくる手間はありますが、材料を混ぜるだけで作ることができますのでご興味のある方は挑戦してみてください。

おすすめの市販用土

ガーデニング初心者をはじめ、多くの方は、市販の用土を利用されるのではないでしょうか。ここからは、おすすめの市販用土について5つご紹介したいと思います。

初心者は市販のものが便利

繰り返しになりますが、初心者は、市販の土を使用しましょう。 市販の専用の土は、土の栄養や、水はけ、水持ちなどのバランスが調整されています。また、作りの材料を集めて余らせると、それらの置き場所にも困ってしまうため、初心者はまず、市販の土を使うことをおすすめします。

プロトリーフ:『クリスマスローズの土』

プロトリーフから出ている「クリスマスローズの土」です。こちらの土は、クリスマスローズが好む中性にpH調整されています。高熱処理をした硬質赤玉土を使用し、根腐れを防ぎます。5ℓと12ℓの2種類が販売されています。クリスマスローズ各種の他、ヘボラスの植え付けにも使用することができます。こちらはAmazonでも販売されています。 材料:赤玉土・鹿沼土・ピートモス・バークたい肥・もみがら堆肥・くん炭

はなごころ:『クリスマスローズの土』

はなごころから販売されている「クリスマスローズの土」は、くん炭を配合し、排水性を高めた土です。これによって、クリスマスローズの根はりが良くなります。また、赤玉土も配合し、土の保水性も持ち合わせています。花付きをよくするための、リン酸成分の緩効性肥料が最初から含まれています。 材料:木質堆肥、赤玉土、バーミキュライト、軽石

あかぎ園芸:『クリスマスローズの土』

あかぎ園芸の販売する「クリスマスローズの土」は、軽石・赤玉土・有機質堆肥・ピートモス・パーライトなどがブレンドされた保水性、排水性のバランスの良い土です。容量が14ℓと多いですが、他の観葉植物や、草花にも使用することができますので、クリスマスローズ以外も育てたりする方はこちらの土でほかの植物の土も賄うことができるでしょう。 材料:軽石・赤玉土・有機質堆肥・ピートモス・パーライト等

横山園芸オリジナル:『クリスマスローズ培養土』

横山園芸から発売されている、「クリスマスローズの培養土」は、長年の試行錯誤の末、完成した、オリジナルの培養土です。横山園芸は、東京郊外で、クリスマスローズをはじめ多数の植物を生産をしています。クリスマスローズのプロとして各種メディアや著書も手掛けている有名な生産農家のブレンドした専用培養土は、適度な水はけと肥料持ちが良いと評判です。 材料:赤玉土4、鹿沼土4、ベラボン(半熟と新品半々)、くん炭

まつおえんげい:『ユーティリティ培養土』

まつおえんげいさんから販売されている、「ユーティリティ培養土」は、とにかく万能です。

クレマチスなどにも使用できる

クレマチスの他、宿根草、花木など、高温多湿が苦手な植物にはぴったりの培養土です。10ℓと20ℓのサイズがあります。

排水性がとてもよい

通気性や排水性が高いので、もし、排水性が良すぎると感じるときは、赤玉土を足しても良いでしょう。また、肥料は含まれていないので、時期や植物にあった肥料を与えてください。

自分で土を配合する場合のポイント

さらに、上級者になると、ご自身で土を配合する方もいらっしゃいますよね。そんな方のために、土の配合を行う場合のポイントについてもまとめました。

植え付けの数カ月前から土を準備しておくとよい

自分で土を配合する場合、植え付けの直前に配合するのではなく、数カ月前から土をブレンドしておくとクリスマスローズが成長しやすいといわれています。植え付けの時期から逆算してしっかり準備しておきましょう。

使用するおもな用土

使用する主な用土のそれぞれの特徴をまとめました。

赤玉土:通気性・保水性がよく雑菌が少ない

赤玉土は、茨城県や、栃木県で多く採取された赤土を、乾燥後、粒状に加工した土です。通気性や保水性がよく、雑菌も少ないため、様々な植物の用土の主原料として用いられています。しかしながら、時間の経過とともに崩れて赤土に戻ってしまうため、古いものは水はけが悪くなってしまう傾向にあります。赤玉土が古くなったら、新しい赤玉土に入れ替えるようにしましょう。 クリスマスローズのように多湿が苦手な植物には、一般的に、硬質赤玉土(高温で焼き固めた土)を使います。

腐葉土:土壌改良材として元気に育つ環境をつくる

腐葉土は、堆肥の一種です。枯れた葉、枝が微生物によって分解され、土状に変化したものです。腐葉土を混ぜることによって、腐葉土中にいる微生物によって、土壌が改良されます。また、適度に空気を含んだふかふかの土になるため、通気性保水性を高めたり、肥料を流れにくくすることができます。

鹿沼土(軽石):土のphを酸性に傾けて調整する

鹿沼土は、火山灰が固まってできた軽石のようなものです。通気性保水性排水性を高めるために用土にたびたびブレンドされます。鹿沼土は土のphを酸性に傾ける役割もありますが、クリスマスローズを育てる場合、鹿沼土を入れ過ぎると、クリスマスローズが好む弱酸性~中性の土壌を保てなくなりますので注意しましょう。 一方で鹿沼土の代用として、軽石も可能です。軽石は中性のため、入れ過ぎが心配な方は、軽石をブレンドしても良いでしょう。

配合の比率

それでは、これらの土は、どのような割合でブレンドすると良いのでしょうか。おすすめの配合比率を2つご紹介いたいと思います。

赤玉土4:腐葉土3:軽石3

1つ目は、「赤玉土4:腐葉土3:軽石3」の比率です。通気性、保水性をしっかり保ちつつ、軽石がブレンドされていることで排水性も持ち合わせたバランスが良い用土です。

赤玉土5:腐葉土4:鹿沼土1

2つ目は、「赤玉土5:腐葉土4:鹿沼土1」の比率です。通気性や保水性が高い用土です。また、クリスマスローズの好むphは弱酸性~中性のため、鹿沼土の割合は少なくしておきましょう。

地植えの場合の土の準備方法

適した土について、お判りいただけましたでしょうか。それでは、クリスマスローズを地植えする場合の土の準備方法についてご説明したいと思います。

植え付けの3か月ほど前から準備をする

クリスマスローズを地植えする場合、植え付けるおおよそ3か月前から用土の準備をしていきましょう。準備のしかたについてご説明します。ちなみに、品種によっては、日本では地植えで育てられないものもありますので、その場合は鉢植えで楽しむことをおすすめします。

準備のしかた

用土の準備方法は、以下の通りです。

①植え付け場所の土を掘り起こす

クリスマスローズを植え付ける場所の土を30cmほど掘り起こします。

②腐葉土や堆肥を混ぜ込む

掘り起こした土に、腐葉土または堆肥を混ぜ込みます。

③畝をつくる

②の土で、高さ10~15cm、幅40~50cmほどの畝を作ります。

④穴を掘って水やりをする

クリスマスローズを植える前日に、畝土を深さ30cm、幅30cm程度の穴を掘って水をかけておきます。土の準備は以上です。 地植え当日は、クリスマスローズの苗を鉢から取り出し、軽く根をほぐした後、掘った穴に苗を植え、④の土で埋めましょう。苗は、数日前から水やりを控え乾かして置くと良いでしょう。水やりは、翌日にたっぷりあげてください

クリスマスローズの種まき土はどんなものを使うとよい?

ここまでは、クリスマスローズを育てる際の適した土について解説してきました。一方で、種まきの際に適した土についても解説しておきたいと思います。 クリスマスローズは種まきで増やすことができます。その際の種まき土はどんなものが良いのでしょうか。

用意するもの

種まきの際、用意するものは、以下の3つです。

バーミキュライトまたはパーライト

バーミキュライトまたは、パーライトは、保水性と保肥性が高い土壌改良剤として使われます。ホームセンターや100円ショップなど様々なお店で購入できます。

軽石

軽石は、多孔質の形状で、排水性や通気性に優れた土です。

赤玉土中粒

赤玉土には、大粒、中粒、小粒がありますが、赤玉土の中粒は、保水性と排水性が高く、赤玉土の中でも広く使われています。赤玉土も100円ショップで購入できるようです。

種まき土の作り方

種をまく前に、まずは、種まき用の用土を作ります。 赤玉土(中粒)に軽石とパーライトまたは、バーミキュライトを1割~2割ほど入れ、しっかりと混ぜておきましょう。

種まきのしかた

種まきは9月~10月が適しています。その時期を過ぎると、種が割れてしまいうまくいきません。それでは、種まきの方法についてご説明します。
  1. 3号程度のポットに、種まき土を入れます。
  2. 土に水やりをして、あらかじめ湿らせておきます
  3. ②の土の上に、1cm~2cmほどの間隔を空けながら種を置いていきます
  4. 種の上に、土を被せます。1cmほど被せればOKです
  5. 霧吹きなどで水を優しくかけます。たっぷり水をかけてください。
  6. 種まき後は土表面が乾いたら水を与え、気温の低い屋外で管理します。
発芽するまでにおおよそ4か月~5か月ほどかかります。

クリスマスローズは株分けでも増やすことができる

クリスマスローズは、種まきの他、株分けという方法でも増やすことができます。クリスマスロースの株分けについては、また別の記事でご紹介しております。ぜひそちらの記事もご覧ください。

鉢植えのクリスマスローズの植え替え

種まき後、発芽が成功し、1ヶ月半ほど経ったら、鉢に植え替えましょう。鉢植えで育てる場合の植え替えについても触れておきましょう。

植え替えの際は新しい土に入れ替える

植え替える際は、必ず、新しい土に入れ替えましょう。先に紹介した、クリスマスローズの専用培土を準備すれば、簡単に植え替えすることができます。

植え替えの前日に土を湿らせておく

庭植え時と同様に、植え替えの前日に、植え替え先の用土に水を与え、土を湿らせておきましょう。

植え替えのしかた

それでは、植え替えの手順についてご説明したいと思います。
  1. クリスマスローズの苗を取り出し、根鉢を優しくほぐします
  2. 新しい鉢底に、軽石などを敷いてから、新しい土を入れます
  3. ②に苗を入れ、残りの土で埋めていきます
  4. 翌日、たっぷりと水やりを行いましょう
  5. 植え替え後1週間~2週間は直射日光が当たらない場所で管理し、根を休ませましょう
  6. その後は日当たりの良い場所に移し通常通りの育て方で管理をします

【まとめ】クリスマスローズに最適な土とは?おすすめの土から配合方法まで解説

いかがでしたか。クリスマスローズの土について解説してきました。 この記事のポイントは
  • クリスマスローズに適した土の特徴は5つ 「水はけが良い」「水持ちが良い」「肥料が流れにくい」「通気性が良い」「弱酸性~中性の土」
  • クリスマスローズに適した土はホームセンターや園芸店で購入できる
  • 初心者は市販の用土がおすすめだが、自分で土を作ることも可能
ということでしたね。 これらを押さえれば、クリスマスローズに適した土が分かるので、ご自宅のクリスマスローズをより元気に育てることができるでしょう。慣れてきたら、おすすめの配合比を参考に、ぜひ、自分でも土づくりにも挑戦してみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。