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たくさんの観葉植物の中でも、「幸せを呼ぶ」と考えれて特に人気が高いガジュマルをご存知ですか。ガジュマルはどっしりとした幹や根と青々とした葉、その丈夫な性質が人気の観葉植物です。ではなぜガジュマルが「幸せを呼ぶ」と言われているのか、その理由を知っているでしょうか。 幸運の木と呼ばれる由来を知った上で、お部屋に縁起の良いガジュマルを取り入れてみましょう。そこで、この記事では以下のポイントについてご紹介していきます。
- そもそもガジュマルってどんな観葉植物?
- ガジュマルにまつわる「キジムナー伝説」って?
- ガジュマルは風水でも縁起が良いのか。
- ガジュマルの魅力をご紹介
- どこでガジュマルを購入するのがおすすめなのか。
この記事を読めば、ガジュマルが幸せを呼ぶ木として人気の理由やその由来について知ることができます。風水的にも、どこで管理するのがおすすめかご紹介していきますのでこれから観葉植物を育ててみようかな、という方もガジュマルに興味がある方もぜひ最後までご覧ください。
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幸せを呼ぶ木ガジュマルを知っていますか?
幸せを呼ぶ木、ガジュマルをご存知でしょうか。ガジュマルは非常にユニークな見た目をしているので、一度見たら忘れられないはずです。特に印象的なのが、どっしりとした太い幹でしょう。実は幹のように見えているのは、「気根」と呼ばれる太い根なのです。自生しているガジュマルは、この気根をたくさん伸ばして大きく育った幹を支えています。 ガジュマルは生命力にあふれる観葉植物なので、自生している地域では他の植物の根や幹の上、岩からでもこの気根を伸ばして生長すると言われています。ここからは、そんな生育力旺盛なガジュマルについて詳しく説明していきます。プレゼントや新婚祝いなどさまざまなシーンで重宝されているガジュマル
ガジュマルは、「幸運の木」「幸せを呼ぶ木」「多幸の木」といった、たくさんの素敵な別名がついています。そのため、贈り物や結婚祝い、新婚のお祝いなどたくさんのシーンで重宝されているのです。大切な人へのプレゼントは、見た目の美しさだけでなく縁起の良さやポジティブな花言葉が重要になってきます。そういった点からも、ガジュマルは贈り物にぴったりな観葉植物なのです。なぜここまで人気なのかを今回は徹底的に解説していきます
様々なシーンで喜ばれるガジュマルですが、今回はその人気の理由をひとつずつ説明していきます。幸せを呼ぶガジュマルを贈り物にと考えている方も、お部屋に観葉植物を追加してリラックスしたいと考えている方もぜひこの記事を参考になさってください。さまざまな年代から人気の観葉植物ガジュマル
ガジュマルは様々な年代のお客様から人気の観葉植物です。年齢の高い方からは、「幸せを呼ぶ木」という縁起の良さや「健康」という素敵な花言葉から好まれていますし、若い方からはそのスタイリッシュな見た目がインテリアグリーンとして人気となってきています。また、非常に育てやすく世話に手がかからないので忙しい方や一人暮らしの人にもおすすめです。ガジュマルとは
幸せを呼ぶ木と言われているガジュマルを実際に見たことのある方はいるでしょうか。ガジュマルは、どっしりとした根や幹と青々とした葉が印象的な観葉植物です。まるでゾウの足のようなしっかりした幹と根が、ガジュマルの個性あふれるシルエットを作り出してくれます。 クワ科の常緑樹であるガジュマルは、冬場も青い葉を落とすことがありません。熱帯・亜熱帯地方が原産で、とても小さい花を実の中につけるおもしろい植物です。別名「幸せを呼ぶ木」「多幸の樹」などの呼び名があります
ガジュマルには、「幸せを呼ぶ木」「多幸の樹」「幸福の木」などのとてもおめでたい別名がついています。なぜこのような別名を持つようになったのかは、後述するような沖縄のキジムナー伝説や風水的な要因、ガジュマルの生命力の強さが大きく関係しているのです。大きいものだと20mを超えるものもある
ガジュマルは、オーストラリアや東南アジア、沖縄などの亜熱帯地方が原産の観葉植物です。ガジュマルの性質と気候が合う地域では、20mもの大きさを超えるガジュマルの木を見ることができます。カンボジアのアンコールワットなどでも、非常に大きく育ったガジュマルを見ることができますよ。 その樹形の大きさから、ガジュマルが生育力が旺盛で生命力にあふれた木であることがよくわかります。生育環境があれば日本の環境でも4mくらいの大きさまで成長しますので、コンパクトに育てたい場合は定期的に剪定を行うようにしましょう。ガジュマルが幸せを呼ぶと言われている理由の一つ「キジムナー伝説」
ガジュマルが幸せを呼ぶと言われている由来のひとつには、沖縄の「キジムナー伝説」があげられます。この項目では、ガジュマルと「キジムナー伝説」の関係について詳しく説明していきます。キジムナー伝説とは
沖縄のキジムナー伝説とは、大きく育ったガジュマルに宿る森の精霊のようなものだと考えられています。聖なる木とみなされてきたガジュマルには、子供の精霊が宿ると言われてきました。キジムナーは「木の精霊」という意味で、キジムナーと仲良くなった家には繁栄と多幸がもたらされると信じられてきたのです。 キジムナーはガジュマルの木に宿るので、両者の関係の深さからガジュマルは「幸せを呼ぶ木」「多幸の木」と言われるようになったのでしょう。また、沖縄や屋久島などガジュマルが自生している地域ではガジュマル自体をキジムナーと呼ぶこともあります。沖縄ではガジュマルは聖木とされている
沖縄ではガジュマルは聖木とされています。キジムナーが宿るという伝説が由来なだけでなく、沖縄や屋久島などの熱帯地域ではとても大きく育ったガジュマルを見ることができるのも理由でしょう。樹齢500年を超えるようなガジュマルが沖縄や屋久島には自生しており、神聖な雰囲気を感じさせてくれます。 巨木となったガジュマルは、遥か上から垂れ下がるように気根を何本も伸ばしまるで移動していくかのようなイメージを抱かせてくれます。「歩く木」というのもガジュマルのそんな不思議な特徴を反映した別名ですね。ハワイでも神聖な植物として認知されている
ガジュマルはハワイで神聖な植物としてよく知られています。バニヤンツリーと呼ばれるガジュマルは、ハワイでも大きく育ち圧倒的な存在感を放っています。厳密には、日本に自生しているようなガジュマルとは品種が異なるのですが、同じように気根を伸ばし葉を茂らせるバニヤンツリーはハワイのあちこちで見ることができます。 ガジュマルの近縁であるバニヤンツリーは、樹齢の高い巨木が多く神聖な植物・幸せを呼ぶ木としてハワイでも認知されているのです。世界遺産にも巻きつく姿から生命力の高さが窺えます
カンボジアの世界遺産であるアンコールワットの近くの遺跡群では、大きく育ったガジュマルが巻き付きとても荘厳な印象を感じさせてくれるタ・プロ―ムという神殿があります。ガジュマルには、「絞め殺しの樹」という別名もあり、年々成長し続けるガジュマルによってタ・プロームは押しつぶされる寸前だとも言われているのです。 しかし、自然と遺跡の一体化こそがタ・プロームの一番の見どころだと考えられ、大きく補修されることはないようです。ガジュマルがいかに生命力が高いのかが、よくわかりますね。風水の観点でも幸せを呼ぶいい観葉植物
ガジュマルは、風水の観点でも幸せを呼ぶ良い観葉植物です。ガジュマル自体にも良い意味を持っていますし、置き場所によって様々な幸せをもたらしてくれるでしょう。風水の観葉植物に対する考え方
風水は、万物のエネルギーを利用することで人間の運気を上げるのが大きな目的です。観葉植物などの自然物は、特に大きな影響を与えてくれると考えられています。観葉植物の緑色の葉は、視覚からも良い効果を与えて元気をくれますし、置き場所と観葉植物がそれぞれに持つ風水的な効果を組み合わせることでさらに運気を上げることができるのです。風水的にいい意味を持っているガジュマル
ガジュマルの丸い葉は小判などを連想させるため、金運アップに良いとされています。生命力の高さもまた、どんどんお金がたまるという前向きな意味でとらえられているのです。それだけでなく、ガジュマルは葉を下向きにつけることから気分を落ち着かせてリラックス効果を与えてくれると考えられています。 このような良い効果を与えてくれるため、ガジュマルは風水的にも幸せを呼ぶ木と考えられているのです。どの位置に配置するとさらに幸せを呼ぶ効果を得られる?
ガジュマルは、西・北西・北の位置に配置すると良い効果を得られます。金運アップに良いとされている方角は西ですので、ガジュマルの内在する風水効果を倍増させることができるのです。 また、玄関にガジュマルを置くのもおすすめです。悪い気をも呼び込んでしまう玄関に幸せを呼ぶガジュマルを置くことで、良い気を取り込んで運気を中和させることができるでしょう。ガジュマルのリラックス効果をさらに高めたい場合は寝室の窓辺に置きましょう。可愛らしい見た目で癒してくれることで幸せを呼ぶ
ガジュマルはとても大きく育った巨木もあれば、手のひらサイズの可愛らしいものもあります。サイズを柔軟に選べるのもガジュマルの人気の理由のひとつですね。小さいガジュマルでも、気根を伸ばし独特なシルエットを作ってくれますのでインテリアとして飾るおもしろさもあります。ガジュマルの可愛らしい見た目に癒され、幸せを呼ぶと感じる人も多いのではないでしょうか。ガジュマルは丈夫な植物なので初心者にも育てやすく扱いやすい
ガジュマルは丈夫な観葉植物なので、園芸初心者にもおすすめです。熱帯地方が原産のガジュマルは、冬場などはできるだけ室内で管理するのが良いでしょう。カーテン越しの光が当たるような風通しの良い窓辺が適しています。春から秋にかけては、直射日光が当たらない屋外でも管理することができますよ。 頻繁な水やりを必要としないのも、ガジュマルの育てやすい点です。植木鉢の表面の土が乾いたら、水を与えるようにしましょう。また、霧吹きで定期的に水を葉にかけてあげるのも元気に育てる秘訣です。肥料を追加しすぎないように気を付けましょう。根っこの部分が足のように生長していくので見ていて癒される
ガジュマルの最も特徴的な部分である根っこは、「気根」と呼ばれ足のように成長していきます。最初は細いヒゲのように生えた気根は、だんだんと太くなってガジュマルの体を支えるような太いものに生長していきます。一年を通して、あまり姿を変えることのない観葉植物の中でガジュマルは根が生長していくのを見ることができ、癒しを与えてくれるのです。 ガジュマルの気根をどのように伸ばしていくのかに個性が出るので、園芸愛好家のこだわりのポイントになっているようです。湿度と温度を保ち適度に肥料を与えることで、ガジュマルの自生している気候に近づけ気根を伸ばしやすい環境となります。気根を伸ばす方法を工夫するのもガジュマル栽培の魅力のひとつです。インテリアではあるもののペット感覚で生育している人もいるそう
ガジュマルなどの観葉植物は、インテリアとしてお部屋を飾ってくれますがその中でも特に個性的なガジュマルはペットのような愛着をもつ方も多いようです。ひとつとして同じ形がないようなユニークな樹形をしているので自分だけの観葉植物、という印象を与えてくれます。ガジュマルはどこで購入するのが一番いいの?
ガジュマルが幸せを呼ぶと言われる人気のポイントをいくつかご紹介させていただきましたが、それではガジュマルはどこで購入するのが一番良いのでしょうか。この項目では、ガジュマルの購入について、どの販売店を選択するべきなのか詳しく説明します。通販サイトやホームセンターなど様々な場所で販売されている
ガジュマルは、通販サイトやホームセンター、園芸店など色々な場所で販売されています。育てやすく人気の高いガジュマルは、一般的な観葉植物としてよく見かけますが注文するのは通販サイトが特におすすめです。 通販サイトでは個性的なガジュマルをたくさんの中から自分好みのものを選ぶことができますし、生産者から直送することで状態の良いものを送ってくれる通販サイトもあります。また、価格や大きさ、高さもたくさんあり選択の幅あるのも魅力です。ぜひ信頼のおける通販サイトを見つけて、ガジュマルを購入してみてくださいね。近場での購入だと持ち帰っている際に倒れたりしてしまう危険性もある
近くの園芸店やホームセンターなどでガジュマルを見かけて、ひとめぼれすることもあるかもしれません。衝動的にガジュマルを購入する前に、どんな方法で持って帰るかをちゃんとイメージするようにしましょう。大きさがないものでしたら持ち帰りも簡単ですが、ガジュマルの印象的な根を倒したりして傷つけてしまう危険性もありますので、注意が必要です。配送までしっかり行なってくれる通販サイトがおすすめ
ガジュマルを購入するときは、配送まで行ってくれる通販サイトで注文するのをおすすめします。張り出した根が特徴のガジュマルですが、高さが大きいものもあり自分で運ぶのは大変だからです。通販サイトを利用するときは、配送までしっかり行ってくれるのか、配送料の価格が相場よりも高すぎないかなどをチェックしましょう。 また、たくさんのガジュマルの中からお気に入りのひとつを選べるような通販サイトも良いですね。ギフトとして贈る場合にも、配送を行ってくれる通販サイトは重宝します。【幸せを呼ぶ木】ガジュマルはなぜ幸せを呼ぶ木と言われているのか?のまとめ
いかがだったでしょうか。 ガジュマルはひとつひとつ形が異なっていて、たくさんの中からお気に入りの一品を見つけ出すのも楽しい観葉植物です。また、気根を伸ばして生長していくので姿を変えるのを見続けることもできます。ガジュマルは非常に育てやすく肥料や水やりの手間もなく、また幸せを呼ぶ縁起の良い観葉植物なのでギフトとしてだけではなく自分自身の癒しのためにも購入してみるのをおすすめします。 この記事のポイントは、- ガジュマルは熱帯・亜熱帯地方が原産の常緑樹で非常に育てやすい
- ガジュマルにはキジムナーという子供の精霊が宿り繁栄をもたらしてくれる
- 生命力のあふれるガジュマルはハワイや沖縄などで神聖なものとされている
- ガジュマルの風水では、リラックス効果と金運アップが期待できる
- 気根の伸びる様子やシルエットがインテリアとして魅力がある
- ガジュマルは信頼のおける通販サイトで購入するのがおすすめ