ガジュマルの育て方|基本情報から苗の選び方まで徹底解説!

ガジュマルの育て方|基本情報から苗の選び方まで徹底解説!
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目次

皆さんは、お部屋に観葉植物を飾っていますか?観葉植物は育てるのが大変で、敷居が高いものと考えている方も多いのではないでしょうか?育て方が分からず手を出せない方も多いでしょう。 しかし、管理が簡単で丈夫な観葉植物であれば育て方を知ることで初心者の方でも上手に育てることができます。特に、ガジュマルという観葉植物は丈夫で育てやすく100均でも販売されていることから初心者の方にもお勧めしたい植物です。 今回は、
  • 初心者向け観葉植物のガジュマルについて
  • ガジュマルの基本的な育て方
  • ガジュマルが生長したらするケア方法
  • ハイドロカルチャーと土植えの違い
について紹介します。 初心者の方もこの記事を参考にしてガジュマルの正しい育て方を覚えてはいかがでしょうか。ぜひ最後まで見て正しい知識を身につけましょう。

\元気な植物を育てましょう/

沖縄では神聖な植物!ガジュマルとはどんな観葉植物なの?

はじめにガジュマルとはどのような植物であるのかを紹介していきます。原生地などの情報を知ることは上手に管理を行うことにもつながるためぜひご覧ください。育て方も原生地の様子を参考にしています。

「幸福の木」ガジュマルの木の基本情報

ガジュマルは日本の沖縄や屋久島や種子島、中国南部、インドなどの亜熱帯~熱帯に分布する樹木です。生息地で葉、ガジュマルの木陰を休憩所にしたり、防風林にしたりして利用されています。
植物名 ガジュマル
学名 Ficus microcarpa
科名/属名 クワ科/イチジク属
原産地 沖縄・東南アジア・中国南部
別名 ベンガルボダイジュ、幸せを呼ぶ木、絞め殺しの木

沖縄では精霊「キジムナー」が宿ることで知られている

沖縄では「キジムナー」と呼ばれる精霊がガジュマルの気に宿っているという言い伝えが存在します。火の精霊で、人間の子供~青年の背丈をしていると言われています。しかし、地域によっては様々な伝承があることからキジムナーは姿を自由に変えることができるとされています。

育てやすさは初心者にも易しいが、冬は注意が必要

ガジュマルは熱帯や南国が原産で暑さには強い観葉植物です。春から秋にかけて大きくなり冬は生長しません。ガジュマルは亜熱帯~熱帯地域の植物です。そのため春から秋のあたたかい時期が成長期となり、冬は成長しません。この性質は水やりや肥料のタイミングにも関わるため覚えておきましょう。

気根を生やし、個性的で太く独特な幹を持つ

ガジュマルの特徴といえば太く独特な幹です。この特徴的な幹が、ガジュマルが観葉植物の中で人気が高い理由にもなっています。 また、一般的な樹木である場合、根は土の中に存在し水分や栄養分を吸収する器官とされています。しかし、ガジュマルは土の中の根以外にも気根と呼ばれる地上部から伸びる身体を支えるための器官を持ちます。この気根は通常の根っこと同様に水分や栄養分も吸収します。

ガジュマルの花言葉は【たくさんの幸せ】【健康】

ガジュマルの花言葉は「たくさんの幸せ」「健康」です。「たくさんの幸せ」は、ガジュマルが古くから御神木として親しまれていることに由来します。また「健康」という花言葉はガジュマルの強い生命力や、丈夫で初心者にも育てやすいことに由来していると考えられています。

ガジュマルの風水効果

観葉植物を飾る際に気になるのが風水効果ですよね。観葉植物と風水は密接に関係していると言われており置き場所がとても重要となります。観葉植物の中でも人気の高いガジュマルは風水的にはどのような効果が期待できるのでしょうか。

【金運】の運気アップ

ガジュマルの丸みを帯びたフォルムが、お金をイメージさせるため金運アップの効果が期待できます。特に、金運をアップさせたいなら西の方角に置くと良いとされています。西には金運の入り口の役割があり、北にはお金を貯める役割があると言われています。

【健康運】の運気期待できる

ガジュマルの風水効果で2つ目に期待できる効果が、健康運です。ガジュマルは丸い葉っぱを下向きに生える育ち方をするので心身のリラックス効果があるとされ、結果的に健康運の向上につながるとされています。置き場所の方角は、北東と南西が良いとされています。また、トイレやキッチンといった水回りに置き、整理整頓することで悪い気を取り除いてくれるでしょう。

他にも【結婚運】や【子宝運】など

多幸の木」とも呼ばれているガジュマルは健康運や金運以外にも結婚運や子宝運など様々な効果をもつと言われています。ガジュマルの神秘的なパワーから得られる風水効果で日々の生活をさらに充実させてみてはいかがでしょうか。

ガジュマルの育て方は基本的に2種類

最近では土以外にも様々な育て方でガジュマルは育てられています。一般的な土栽培、苔玉栽培、ハイドロコーンによるハイドロカルチャーなど、育て方によって違った特徴が存在します。

ガジュマルの基本の生育方法は2種類

多くの育て方があるガジュマル。大きく分けるとハイドロカルチャーなどの水耕栽培と、一般的な土栽培の二つの育て方に分類されます。今回はその二種類について紹介します。

水耕栽培やハイドロカルチャーで育てる育て方

ハイドロボールやハイドロコーンなどといった無機質の植え込み材を用いて栽培する方法があります。このような育て方を水耕栽培ハイドロカルチャーと呼びます。 こちらは土のように有機物を使わない育て方であるため虫やカビの発生を防ぐことができるため衛生的に観葉植物を育てることができます。水耕栽培やハイドロカルチャーは土植えとは異なるやや特徴的な水の管理が必要となりますが、コツを掴めば難しくはないでしょう。

土栽培で育てる育て方

いわゆる鉢植えのガジュマルです。一般的な植物と同じように市販の培養土などを用いて栽培する方法です。昔からの育て方であるため栽培に関する情報も多く、安心して育てることができます。特に大きなガジュマルを育てる時には土栽培のものが多いです。最近では化粧石やバークを用いて土を露出させず美しく飾ることも増えています。

苔玉タイプの育て方ができるものも最近は増えている

ケト土などの粘土質の土で植物の根を包み、苔をその表面で栽培する苔玉という育て方も増えてきています。苔玉は、苔のしっとりとした質感を楽しむことができるため和室にもよく合う栽培方法といえるでしょう。苔も生きているため、上手に管理しないと苔が枯れて茶色くなってしまうことがあります

根っこが太くどっしりとしているため盆栽としても飾られる

また、気根と呼ばれる根っこが太く様々な形に仕立てることができるため盆栽として飾ることも増えています。特にガジュマルの気根は体を支えるという目的もあるため不安定な配置でも生育し、自然のようなダイナミックな表現が可能です。

ガジュマルの育て方①【置き場所】

ガジュマルの育て方について初めに基本的なことを確認していきましょう。基礎的な知識を身に着けることで元気にガジュマルを育てることができます。まずは、置き場所のポイントを押さえていきましょう。

気温が5〜30℃の環境で育てる

ガジュマルは熱帯の植物のため暖かい気候を好みます。ガジュマルは特に、気温5〜30℃の環境で最もよく育ちます。直射日光を避けた日当たりの良い場所が最適です。

耐陰性は高いが日陰以上の明るさの場所で管理

ガジュマルは耐陰性は高いですが、本来は日光を好む植物です。屋外やレース越しの光など柔らかい日差しが差し込む室内に置くと良く生育するでしょう。反対にあまりに暗い場所に置くともやしのようにひょろひょろとした姿になってしまう徒長という現象が起きてしまいます。夏の場合窓際や屋外など直射日光に当たる場所に飾ると葉焼けしてしまうことがあるため遮光を行いましょう。

寒さに弱いため、冬越しは屋外ではなく室内がおすすめ

冬の寒い時期はガジュマルにとって非常に生育しづらい環境です。室内であっても廊下や玄関など、暖房器具を置かない場所は冬になるとひどく冷え込みます。また、盲点になりがちな場所の一つに窓の近くが挙げられます。窓の近くは、外気の影響を受け夜になると冷えてしまいます。そのため寝る前に窓からすこし離した場所に置くと良いでしょう。

寝室や玄関なら一年中同じ場所で飾れる

移動させるのが大変だと感じる方がいるかもしれません。寝室やキッチンのテーブル、玄関であれば、直射日光を避けてある程度の日当たりを確保できるので一年中同じ場所で飾ることができます。ただし、植物は光が当たる方向に伸びていく習性があるため1週間に1回程度の頻度で鉢を回してあげましょう。そうすることで光が当たる植物の面が変わり、バランス良く成長してくれるでしょう。

ガジュマルの育て方②【水やり】

ガジュマルを育てるにあたり、常に用土が湿っている状態は良くありません。酸欠状態になってしまい、最悪の場合枯れてしまうこともあります。しかし、ガジュマルは観葉植物の中でも育てやすさが易しいのでコツを掴めば問題ありません。しっかりとポイントを確認していきましょう。

春から秋はたっぷりと水やりをする

ガジュマルは春から秋にかけての水やりが非常に重要です。この期間中、表土が乾き切ったタイミングで、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えることが推奨されます。ガジュマルは太い幹や根に水分を蓄える性質があるため、乾燥には比較的強いです。 しかし、過度な水やりは根腐れの原因となるため、表土の乾燥を確認してから水を与えることが大切です。

夏場の直射日光の強い日中は控える

ガジュマルは直射日光を避けることが好ましいとされています。特に日差しの強い夏場の日中は、強い直射日光が水滴を通して大きなダメージを与える可能性があるため、その時間帯の水やりは避けましょう。

冬場は頻度を落とす

冬の間は、ガジュマルの水やりの頻度を控えめにすることが必要です。この時期、ガジュマルの成長が遅くなるため、水の必要量が減少します。過度な水やりは根腐れを引き起こすリスクがあるので、注意が必要です。表土が十分に乾いてから、数日しっかりと乾燥させた後に水を与えることで、健康な状態を保つことができます。

水耕栽培の場合も鉢の水がなくなってから水やりする

ガジュマルを水耕栽培で育てる場合も同様に、水の管理が非常に重要となります。鉢の水がなくなったら、それをタイミングとして水やりを行うことが推奨されます。水耕栽培では、植物の根が直接水に触れるため、適切な水の管理が必要です。鉢の水がなくなることで、ガジュマルの根に酸素が供給され、健康な状態を維持することができます。

水位計を参考に水を適量与えるのがおすすめ

ガラス製やプラスチック製の透明な器で管理していれば水位を確認できますが、透明な容器で育てているとも限りませんよね。その時は、水位計を活用して水の量を確認しましょう。目視でわかりやすくなるため水やりの不安も解消されるでしょう。

ガジュマルの育て方③【肥料】

過度に肥料が存在している環境はガジュマルにとって差立ちにくい環境です。適度な施肥が上手にガジュマルを育てる上ではとても大切なポイントです。コツさえ知ってしまえば簡単にマスターできます。それでは、ガジュマルが好む肥料の頻度を見ていきましょう。

ガジュマルは生長するために肥料が必要

幸福の木であるガジュマルは観葉植物として人気があり、その美しい葉と独特の形が多くの人々を魅了しています。しかし、その美しい外見を維持するためには、適切な肥料の与え方が必要です。肥料はガジュマルの成長を促進し、色鮮やかな葉を保つために不可欠です。特に、窒素、リン、カリウムといった主要な栄養素が含まれた肥料がおすすめです。

肥料を与える時期とタイミング

ガジュマルに肥料を与える最適な時期は、主に春と秋です。春は新しい成長の始まりであり、この時期に肥料を与えることで、植物は健康な状態で夏を迎えることができます。一方、秋はガジュマルが冬に備えて栄養を蓄える重要な時期です。肥料を与える際のタイミングは、水やりの後が理想的です。

ガジュマルにおすすめの肥料は緩効性の肥料

ガジュマルに与える肥料としては、緩効性の肥料が特におすすめです。緩効性の肥料は、栄養素をゆっくりと放出するため、植物が必要な時に適量の栄養を吸収することができます。特に、有機肥料は土壌の環境も改善する効果があります。ただし、緩効性の肥料は効果が出るまでに時間がかかる場合もあるため、状態をよく観察し、必要に応じて追肥を行うことが重要です。

ガジュマルの成長速度に合わせて【剪定】しよう

正しい育て方をしていると、ガジュマルは多くの葉や枝をつけます。それは大変喜ばしいことではありますが、同時に選定の必要があるかもしれません。大きく育ったガジュマルの選定について、解説していきます。

ガジュマルの剪定をする理由

先ほど解説したようにカイガラムシやアブラムシは風通しの悪い環境を好みます。枝や葉が茂るとその分風通しも悪くなり、病害虫の確認もしにくくなってしまいます。 また、観葉植物である場合あまりに大きくなってしまうと生活の邪魔になってしまうことがあります。棚などに置いている場合、服の裾に枝が絡まってそのまま鉢を落としてしまうなどの事故も起こり得るため適度な選定が必要となります。 盆栽としてガジュマルを育てている場合には、自分が求める樹形にするという意味も込められます。

ガジュマルの剪定の時期

生育期である5~6月とが適期なりますあまりにもガジュマルの株が大きい場合、剪定をする枝も多くなってしまうことが予想されるため早めに着手すると良いでしょう。

ガジュマルの基本的な剪定方法

  1. 剪定後の姿をイメージし、どの枝を切ると良いかを想像します。
  2. 真上にまっすぐ伸びる枝は高さをそろえるために低めに切ります。
  3. 外側や内側に向かって勢いよく生える枝を途中で切ります。
  4. 枝同士が重なり合っている場所を風通しを良くするために切ります。
  5. 株本から枝が伸びている場合は根元から切りましょう。
  6. 枝が多すぎる場合は根元から切ります。
  7. 全体像を確認して、納得のいく形にハサミを入れて完成です。

盆栽として育てている場合の剪定方法

  1. 求める樹形をイメージし、どの枝を切ると良いかを想像します。
  2. 成長後に求める樹形になるように、少し余分に枝を切ります。
  3. 風通しを良くするため茂っているところは枝を根元から落とします。
  4. 全体像を確認して、納得のいく形にハサミを入れて完成です。

ガジュマルの成長速度に合わせて【植え替え】しよう

ガジュマルの植え替えを成功させるための知識と手順のポイントをしっかりと押さえましょう。ガジュマルの健康な成長をサポートするために、定期的な植え替えを心がけましょう。

ガジュマルの植え替えのサイン

ガジュマルは生長スピードが早く、同じ鉢で長く育てると根詰まりのリスクが高まります。根詰まりは、鉢の中で根が成長するスペースが少なくなる現象を指します。これが進行すると、根が酸素を取り込めなくなり、植物が枯れる可能性があります。また、用土の栄養も時間とともに減少していきます。これらのサインを見逃さないために、定期的な植え替えが必要です。

植え替えに必要なもの

ガジュマルの植え替えには、以下のアイテムが必要です。
  • 元の鉢よりも一回り大きな鉢
  • 清潔なハサミ
  • ピンセット
  • 新しい観葉植物用の土
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • 割りばし
  • ビニールシートや新聞紙
これらのアイテムを用意することで、スムーズに植え替え作業を進めることができます。

植え替えの手順

  1. 新しい鉢の底穴に鉢底ネットをかぶせる。
  2. 新しい鉢の底に鉢底石を敷き、土を1/3ほど入れる。
  3. 古い鉢からガジュマルを引き抜く。無理に引き抜かず、鉢を叩くと簡単に引き抜けます。
  4. ガジュマルの根についた古い土をピンセットで取り除く。
  5. 腐ったり黒くなった根はハサミで切り取る。
  6. 新しい鉢の中央にガジュマルを配置し、鉢の縁から2〜3cm下まで土を追加する。
  7. 土の表面を割りばしで軽く押し、根と土をしっかりと結びつける。
  8. 鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をやる。

ガジュマルにあった水はけの良い土を使う

ガジュマルの健康な成長のためには、水はけの良い土の使用が推奨されます。市販の観葉植物用の培養土を使用するのが一番簡単ですが、自分で土を調合するのも一つの方法です。 例えば、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜ、緩効性の肥料を少量加えると、ガジュマルは元気に成長します。さらに、水はけを良くするために、パーライトやピートモスを1割加えることもおすすめです。

ガジュマルのよくあるトラブル

ガジュマルを室内で育てる際には、特有のトラブルが発生することがあります。これらのトラブルは、適切なケアや知識を持っていれば予防や対処が可能です。ここでは、ガジュマルの育て方に関するよくある一般的なトラブルと、それを解決するための方法について詳しく解説していきます。

直射日光による葉焼け

ガジュマルは日光を好む植物であり、適切な日光を受けることで健康に育ちます。しかし、強い直射日光に長時間さらされると、葉が焼けてしまうことがあります。特に夏の強い日差しの下での管理は注意が必要です。葉焼けを防ぐためには、日中の強い日差しを避け、午前中や夕方の穏やかな日光を浴びせることがおすすめです。 また、日光不足が続くと「徒長」という現象が起こり、植物が弱々しくなってしまうことも。適切な日照管理がガジュマルの健康を保つ鍵となります。

葉が落ちる

ガジュマルの葉が落ちる原因はいくつか考えられます。一つは「根詰まり」で、鉢が根でいっぱいになると、根が水分や養分を吸収できず、葉が変色したり落ちるトラブルが起こります。2年に1回の植え替えが推奨されます。 また、水のやり過ぎによる根腐れも葉が落ちる原因となります。土が湿っている場合、水やりを控えることが大切です。さらに、ガジュマルは寒さに弱く、冬は5度を下回ると葉を落としやすくなります。冬場は10度以上を確保することが理想的です。

葉の色が薄い

ガジュマルの葉の色が薄くなる原因の一つは、養分や水分の不足です。特に根詰まりが起こっている場合、根が水分や養分を十分に吸収できないため葉の色が薄くなることがあります。定期的な植え替えや適切な水やりを心掛けることで、葉の色を健康な状態に保つことができます。また、直射日光が強すぎる場合も葉の色が薄くなることがあるため、日照の管理も重要です。

ガジュマルの根腐れを防止するには

ガジュマルの根腐れを防ぐには、水やりのタイミングが重要になります。土植えである場合土が乾いてから水を与え、受け皿の水を捨てましょう ハイドロカルチャーの場合、水位計を用いて水位を確認して管理を行うことで根腐れを起こしにくくなります。水位計がない場合、鉢底の水がなくなってから2~3日を目安にハイドロボールの1/5の高さまで水を与えるようにしましょう。また、冬はあまり水を吸収しないため成長期の水やりのタイミングにプラスして2日~3日経ってから与えると良いでしょう。

病気や害虫から守るための対策は?

ガジュマルにも病気や害虫が存在します。それらは観葉植物が元気でなくなってまうだけでなく見た目を損なってしまうこともあります。しかし、予防や対策を行うことで被害を防ぐことができます。害虫の発生原因や予防、対策について解説します。

ハダニ対策

ハダニは気温が高く乾燥した環境を好みます。そのため、夏に発生しやすい害虫です。葉っぱの裏側について樹液を吸い取ります。葉の裏がべたべたすることがあれば、ハダニが原因であると考えられるため市販の殺虫剤やお酢を用いて駆除しましょう。 予防法として、ときどき霧吹きで葉に水をかけるとよいでしょう。霧吹きがない場合でも柔らかい湿らせた布で葉を拭くだけでも効果があります。

アブラムシ対策

アブラムシは窒素肥料の与えすぎなどが原因で発生することが多い害虫です。主に新芽に寄生し樹液を吸い取るため新芽を枯らしてしまうことがあります。その他病気を媒介することもあります。肉眼でも見つけることができるため、新芽を中心に小さな虫がいないかを確認してみましょう。殺虫スプレーのほか、牛乳スプレーも効果的です。 予防法として、窒素分の多い肥料をあまり多く与えすぎないことが大切です。また、風通しのよい環境で栽培することも予防につながります。

カイガラムシ対策

葉っぱの表面などに白い塊がくっついている場合、カイガラムシである可能性があります。幼虫が成長すると薬剤が効きにくくなってしまうため非常に厄介な害虫です。幼虫の段階で駆除することが好ましく、カイガラムシの発生シーズン前である冬に予防のために薬を散布すると良いでしょう。そのほか風通しのよい環境で栽培することも有効な予防方法です。 幼虫や卵を見つけた場合は速やかに農薬を散布してください。成虫の場合は歯ブラシなどで葉を傷つけない程度にこすり剥ぎ取ると良いでしょう。

育てたいサイズにあったガジュマルの苗木の選び方

「幸福の木」ガジュマルは小さな卓上サイズから大きな庭木サイズまで、さまざまな大きさで育てることができます。そのため、自分の理想とするサイズに合わせて最適な苗木を選ぶことが重要です。間違った選び方をすると、後々の手間やトラブルの原因となることもしばしばあります。 ここでは、育てたいサイズに合わせてガジュマルの苗木を選ぶ際のポイントや注意点について詳しくご紹介します。

実生から育てると幹が大きくなるのが早い

ガジュマルを大きく育てたい場合、実生からの育成がおすすめです。実生とは、種から発芽させて育てる方法を指します。この方法で育てると、幹が太くなるのが比較的早く、頑丈な樹木として成長します。また、実生から育てることで、ガジュマル独特の太くて力強い幹を楽しむことができます。 しかし、実生からの育成は時間と手間がかかるため、栽培初心者の方は注意が必要です。

挿し木で増やした苗木は簡単に増やせるがミニサイズのまま

挿し木とは、ガジュマルの枝を切り取りそれを土に挿して新しい植物を育てる方法です。挿し木で増やした苗木は、簡単に増やすことができるのが特徴です。特に、ミニサイズのガジュマルは小さなスペースや卓上でのディスプレイを楽しみたい方におすすめです。 しかし、挿し木で増やしたガジュマルは、その成長がミニサイズに制限されることが多いです。そのため、大きなガジュマルを育てたい場合は、実生からの育成を選ぶと良いでしょう。

お気に入りのガジュマルをより一層引き立たせる育て方

ここまでは基本的なガジュマルの育て方について解説してきました。しかし、さらにこだわることでお気に入りのガジュマルに対し愛着が湧きますよ。上手にガジュマルを育てることができるようになったらぜひ挑戦してみましょう。

鉢植えのカラーや材質にこだわってみる

鉢植えの色や材質は意外と大きく印象を変えます。例えば素焼きの鉢であれば温かみを演出し、黒いプラスチックの鉢はモダンな雰囲気を感じさせます。また、素焼きの鉢は乾燥が早いため根腐れを起こしにくいという特徴も持ちます。

用土に色味を持たせて飾る

ガジュマルの美しさを一層引き立てるためには、鉢の底や表面に「カラーサンド」や「黒砂利」を散らすことで、色味を持たせて飾る方法がおすすめです。

カラーサンド

「カラーサンド」はさまざまな色が揃っており、ガジュマルの鮮やかな緑とのコントラストを楽しむことができます。例えば、青やピンクのカラーサンドを使用することで、トロピカルな雰囲気を演出することができます。

黒砂利

一方、「黒砂利」はシックで落ち着いた雰囲気を持っており、ガジュマルの緑との相性も抜群です。黒砂利を散らすことで、モダンで洗練された印象を持たせることができます。 これらの素材を組み合わせることで、ガジュマルの魅力を最大限に引き出し、インテリアとしての存在感を高めることができます。

水槽でアクアリウムとして育てる

ガジュマルは独特の形状と緑豊かな葉で知られる観葉植物であり、アクアリウムでの使用も増えています。その魅力的な外見と丈夫な性質が、水槽内での育成に適しているからです。そのほかにも、ガジュマルは硝酸塩を効果的に吸収するため、水質の浄化にも寄与します。 ガジュマルを水槽内でアクアリウムのレイアウトに取り入れる際に、流木や石を組み合わせて高さを出し、その頂上にガジュマルを植える方法があります。

昇り竜などのデザイン性の高いものに変えてよりおしゃれなインテリアに

昇り竜というガジュマルの仕立て方が存在します。こちらは太い幹が天に昇っていく龍のように見えることからこの名前がついており、昇り竜という仕立て方をしたガジュマルは同じ植物には到底思えない面白い見た目をしています。育て方は通常のガジュマルと同じで、特別難しいこともないためぜひ挑戦してみましょう。きっと目を引くインテリアになりますよ。

パンダガジュマルなど品種にも注目する

ガジュマルの木の魅力を引き立たせるためには、品種の選び方も重要です。品種選びを通じて、お気に入りのガジュマルをさらに魅力的に育てることで、日常の中に新しい癒しの時間をもたらすことができるでしょう。 中でも「パンダガジュマル」は、その名前の通り、白と黒の斑点が特徴的な品種で、他のガジュマルとは一味違った魅力を持っています。パンダガジュマルの育て方は、基本的に今まで説明した育て方と変わりません。特徴である斑点を綺麗に出すためには、適切な日照と水やりを特に注力しましょう。

風水効果を得るために室内などの置く場所や方角まで意識してみる

風水の効果を狙って観葉植物を育てる方も多いようです。ガジュマルは「多幸の木」という別名を持ち様々な運気を向上させます。 風水では置く場所や方角も関係するため、それらを意識して飾っても良いでしょう。南西や西、北西が特にガジュマルの向上させる運気と相性が良いとされています。家の場所で言えばリビングや玄関、キッチンが良いでしょう。ガジュマルを元気に育てることができる場所で、なおかつ風水にも良い場所に飾ることができれば何か良いことが起きるかもしれませんね。

ガジュマルの育て方|失敗しないお手入れのコツを徹底紹介!のまとめ

今回はガジュマルの育て方について解説いたしました。 この記事のポイントは
  • ガジュマルは直射日光を避けることが好ましい。明るい日陰や窓際のレースカーテン越しの場所が最適
  • 春から秋にかけては表土が乾き切ったらたっぷりと水を与え、冬場は水やりの頻度を控える
  • 大きく育てたい場合は実生から、小さく保ちたい場合は挿し木での増殖がおすすめ
  • ガジュマルの魅力を引き立たせるためには、品種選びや鉢のデザイン、レイアウトにも工夫を凝らす
です。 生命力のある、縁起の良い植物。ガジュマルとの生活を始めてみませんか?観葉植物の栽培は初めてだという方に向けて、水やりや選定などのお手入れの方法をご紹介しました。少しのコツをつかんでしまえば簡単にほかの植物も育てることができるでしょう。 最後になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。詳しいお手入れの方法や、ほかの観葉植物のお手入れも東京寿園では掲載しております。是非参考にしてみてくださいね。