ガジュマルの育て方|育て方年間早見表・失敗しない育て方を完全網羅!

「お部屋に緑を置きたいけれど、すぐに枯らしてしまわないか心配…」 そんな観葉植物デビューの方にこそおすすめしたいのが、100円ショップでも手に入るほど身近で、生命力にあふれる「ガジュマル」です。
沖縄では精霊「キジムナー」が宿る「多幸の木」として愛されているこの植物。実は、少しのコツさえ掴めば、誰でも簡単に長く楽しむことができます。
この記事では、ガジュマルを元気に育てるための以下のポイントを徹底解説します。
- 初心者でも失敗しない!基本の育て方
- 「土植え」と「ハイドロカルチャー(水耕栽培)」の違いと管理法
- 「葉が落ちた」「元気がない」時の対処法とケア
- ガジュマルの挿し木での増やし方
- 金運や健康運もアップ?ガジュマルの風水効果
これからガジュマルを迎える方も、すでにお家にある方も、この記事を読めば自信を持って「多幸の木」と暮らせるようになります。
\元気な植物を育てましょう/
ガジュマルの基本情報と年間管理カレンダー早見表
ガジュマルはどんな植物?ガジュマルの基本情報
ガジュマルは、タコの足のように絡み合った太い幹と、ユニークな形が魅力の観葉植物です。沖縄などの暖かい地域が原産で、そのたくましい生命力から、初心者の方でも安心して育てられます。
また、ガジュマルは別名「多幸の木」とも呼ばれています。沖縄では古くから、この木には「キジムナー」という子供の精霊が宿り、大切に育てることで家に繁栄や幸せをもたらすと信じられてきました。ただのインテリアとしてだけでなく、家族を見守るシンボルツリーとしてお部屋に迎えるのも素敵です。
小さいサイズの苗も大きく育つのか
結論から言えば、たとえダイソーなどの100円ショップで買った小さな苗であっても、環境次第で驚くほど大きく成長します。ガジュマルは本来、数メートル級の巨木になる強い生命力を持っている植物です。逆に言えば、あえて鉢を大きくせずに育てることで、デスクに置ける可愛らしいサイズ感を維持し続けることも可能です。自分の理想の大きさに合わせて成長をコントロールできる点も、ガジュマル育成の大きな魅力です。
ガジュマルの年間管理カレンダー早見表
ガジュマルの育て方は各項目と季節で異なり、ごちゃごちゃになってしまう方も多いと思います。詳しい育て方は下記で解説しますがここでは先にパキラの育て方を表でまとめます。

ガジュマルの育て方は基本的に2種類

最近では土以外にも様々な育て方でガジュマルは育てられています。一般的な土栽培、苔玉栽培、ハイドロコーンによるハイドロカルチャーなど、育て方によって違った特徴が存在します。
ガジュマルの基本の生育方法は2種類
多くの育て方があるガジュマル。大きく分けるとハイドロカルチャーなどの水耕栽培と、一般的な土栽培の二つの育て方に分類されます。ここではその二種類について紹介します。
初心者におすすめな水耕栽培やハイドロカルチャーで育てる育て方
ハイドロボールやハイドロコーンなどといった無機質の植え込み材を用いて栽培する方法があります。このような育て方を水耕栽培やハイドロカルチャーと呼びます。 こちらは土のように有機物を使わない育て方であるため虫やカビの発生を防ぐことができるため衛生的に観葉植物を育てることができます。水耕栽培やハイドロカルチャーは土植えとは異なるやや特徴的な水の管理が必要となりますが、コツを掴めば難しくはないでしょう。 関連記事:【お世話が超かんたん!】ハイドロカルチャーでガジュマルを育てる方法
土栽培で育てる育て方
いわゆる鉢植えのガジュマルです。一般的な植物と同じように市販の培養土などを用いて栽培する方法です。昔からの育て方であるため栽培に関する情報も多く、安心して育てることができます。特に大きなガジュマルを育てる時には土栽培のものが多いです。最近では化粧石やバークを用いて土を露出させず美しく飾ることも増えています。
土栽培・水耕栽培、屋内・屋外、大型。ミニサイズでも育て方の基本は同じ
ガジュマルは環境適応力が高く、土植えはもちろん、ハイドロカルチャー(水耕栽培)や、リビングからベランダまで様々なスタイルで楽しむことができます。一見、管理方法が違うように思えますが、健康に育てるための鉄則はどの環境でも共通しています。そこで育て方の基本について以下で詳しく解説していきます。
ガジュマルの置き場所は日当たりと温度がポイント

ガジュマルの育て方について初めに基本的なことを確認していきましょう。基礎的な知識を身につけることで元気にガジュマルを育てることができます。まずは、置き場所のポイントです。
基本は日当たりの良い場所に置く
ガジュマルは熱帯の植物のため暖かい気候を好みます。ガジュマルは特に、気温5〜30℃の環境で最もよく育ちます。葉焼けを防ぐために、直射日光を避けた日当たりの良い場所が最適です。
耐陰性は高いが日陰以上の明るさの場所で管理
ガジュマルは耐陰性が高い植物ですが、本来は日光を好む植物です。屋外やレース越しの光など柔らかい日差しが差し込む室内に置くと良く生育するでしょう。反対にあまりに暗い場所に置くともやしのようにひょろひょろとした姿になってしまう徒長という現象が起きてしまいます。
室内で育てる場合は直射日光とエアコンの風に気を付ける
室内で育てるなら、真夏の直射日光は強すぎて葉が焼けてしまうので、レースのカーテン越しに柔らかな光を当ててあげましょう。逆に冬の窓際は夜になると冷気が入り込むため、夕方以降は部屋の中央へ移動させるのが無難です。
一番の注意点は「エアコンの風」です。冷暖房の風が直接当たると、急激に乾燥して葉が落ちる原因になります。
寒さに弱いため、冬越しは屋外ではなく室内に置く
冬の寒い時期、5℃以下はガジュマルにとってストレスとなる環境です。そのため、屋外に置いているガジュマルは屋内に移動させましょう。しかし室内であっても廊下や玄関など、暖房器具を置かない場所は冬になるとひどく冷え込みむので注意が必要です。また、盲点になりがちな場所の一つに窓の近くが挙げられます。窓の近くは、外気の影響を受け夜になると冷えてしまいます。そのため寝る前に窓からすこし離した場所に置くと良いでしょう。 関連記事:ガジュマルを室内で上手く育てる方法は?室内栽培のコツや注意点を徹底解説
寝室や玄関に置くと一年中同じ場所で飾れておすすめ!
移動させるのが大変だと感じる方がいるかもしれません。寝室やキッチンのテーブル、玄関であれば、直射日光を避けてある程度の日当たりを確保できるので一年中同じ場所で飾ることができます。ただし、植物は光が当たる方向に伸びていく習性があるため1週間に1回程度の頻度で鉢を回してあげましょう。そうすることで光が当たる植物の面が変わり、バランス良く成長してくれるでしょう。
季節別のガジュマルの水やり方法

ガジュマルを育てるにあたり、常に用土が湿っている状態は良くありません。酸欠状態になってしまい、最悪の場合枯れてしまうこともあります。しかし、ガジュマルは観葉植物の中でも育てやすさが易しいのでコツを掴めば問題ありません。しっかりとポイントを確認していきましょう。
水やりの基本頻度は土が乾いてから行うこと
水やりの基本頻度はどの季節でも共通で「土の表面が乾いてから」行うことがポイントです。よくあるミスが何日に1回などと日数で決めることで、この決め方だと植物の置かれている環境差を考慮できないので頻度は「土が乾いてから」行ってください。
春と秋はたっぷりと水やりをする
ガジュマルは春から秋にかけての水やりが非常に重要です。この期間中、表土が乾き切ったタイミングで、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えることが推奨されます。ガジュマルは太い幹や根に水分を蓄える性質があるため、乾燥には比較的強いです。 しかし、過度な水やりは根腐れの原因となるため、表土の乾燥を確認してから水を与えることが大切です。
夏場の直射日光の強い日中は控える
ガジュマルは直射日光を避けることが好ましいとされています。特に日差しの強い夏場の日中は、強い直射日光が水滴を通して大きなダメージを与える可能性があるため、その時間帯の水やりは避けましょう。
冬場は頻度を落とす
冬の間は、ガジュマルの水やりの頻度を控えめにすることが必要です。この時期、ガジュマルの成長が遅くなるため、水の必要量が減少します。過度な水やりは根腐れを引き起こすリスクがあるので、注意が必要です。表土が十分に乾いてから、数日後に水を与えることで、健康な状態を保つことができます。 関連記事:冬期のガジュマルの管理方法とは?越冬させる方法やコツなどを徹底解説
1日1回葉水を行う
土への水やりと同じくらい大切なのが、霧吹きで葉全体に水をかける「葉水(はみず)」です。
やり方は簡単で、1日1回、できれば朝の時間帯に、霧吹きを使って葉全体を湿らせてあげましょう。この時、葉の表面だけでなく、裏側にもしっかりと水をかけるのがポイントです。
害虫は葉の裏に隠れることが多いので、葉っぱの裏側への葉水が良い予防になります。
水耕栽培の場合も鉢の水がなくなってから水やりする
ガジュマルを水耕栽培で育てる場合も同様に、水の管理が非常に重要となります。鉢の水がなくなったら、それをタイミングとして水やりを行うことが推奨されます。水耕栽培では、植物の根が直接水に触れるため、適切な水の管理が必要です。鉢の水がなくなることで、ガジュマルの根に酸素が供給され、健康な状態を維持することができます。 関連記事:ガジュマルの正しい水やり方法!季節ごとの頻度やタイミングを徹底解説
水位計を参考に水を適量与えるのがおすすめ
ガラス製やプラスチック製の透明な器で管理していれば水位を確認できますが、透明な容器で育てているとも限りませんよね。その時は、水位計を活用して水の量を確認しましょう。目視でわかりやすくなるため水やりの不安も解消されるでしょう。
ガジュマルに肥料を与える時期とおすすめの肥料

過度に肥料が存在している環境はガジュマルにとって差立ちにくい環境です。適度な施肥が上手にガジュマルを育てる上ではとても大切なポイントです。コツさえ知ってしまえば簡単にマスターできます。それでは、ガジュマルが好む肥料の頻度を見ていきましょう。
ガジュマルは生長するために肥料が必要
幸福の木であるガジュマルは観葉植物として人気があり、その美しい葉と独特の形が多くの人々を魅了しています。しかし、その美しい外見を維持するためには、適切な肥料の与え方が必要です。肥料はガジュマルの成長を促進し、色鮮やかな葉を保つために不可欠です。特に、窒素、リン、カリウムといった主要な栄養素が含まれた肥料がおすすめです。
肥料を与える時期とタイミング
ガジュマルに肥料を与える最適な時期は、主に春と秋です。春は新しい成長の始まりであり、この時期に肥料を与えることで、植物は健康な状態で夏を迎えることができます。一方、秋はガジュマルが冬に備えて栄養を蓄える重要な時期です。肥料を与える際のタイミングは、水やりの後が理想的です。
ガジュマルにおすすめの肥料は緩効性の肥料
ガジュマルに与える肥料としては、緩効性の肥料が特におすすめです。緩効性の肥料は、栄養素をゆっくりと放出するため、植物が必要な時に適量の栄養を吸収することができます。特に、有機肥料は土壌の環境も改善する効果があります。ただし、緩効性の肥料は効果が出るまでに時間がかかる場合もあるため、状態をよく観察し、必要に応じて追肥を行うことが重要です。 関連記事:ガジュマルの肥料はどうしたら?与え方やおすすめの肥料を徹底紹介
ガジュマルの剪定の必要性とやり方

正しい育て方をしていると、ガジュマルは多くの葉や枝をつけます。それは大変喜ばしいことではありますが、同時に選定の必要があるかもしれません。大きく育ったガジュマルの選定について、解説していきます。
ガジュマルの剪定をする理由
先ほど解説したようにカイガラムシやアブラムシは風通しの悪い環境を好みます。枝や葉が茂るとその分風通しも悪くなり、病害虫の確認もしにくくなってしまいます。 また、観葉植物である場合あまりに大きくなってしまうと生活の邪魔になってしまうことがあります。棚などに置いている場合、服の裾に枝が絡まってそのまま鉢を落としてしまうなどの事故も起こり得るため適度な選定が必要となります。 盆栽としてガジュマルを育てている場合には、自分が求める樹形にするという意味も込められます。
ガジュマルの剪定の時期
生育期である5~6月とが適期なります。あまりにもガジュマルの株が大きい場合、剪定をする枝も多くなってしまうことが予想されるため早めに着手すると良いでしょう。
ガジュマルの基本的な剪定方法
- 剪定後の姿をイメージし、どの枝を切ると良いかを想像します。
- 真上にまっすぐ伸びる枝は高さをそろえるために低めに切ります。
- 外側や内側に向かって勢いよく生える枝を途中で切ります。
- 枝同士が重なり合っている場所を風通しを良くするために切ります。
- 株本から枝が伸びている場合は根元から切りましょう。
- 枝が多すぎる場合は根元から切ります。
- 全体像を確認して、納得のいく形にハサミを入れて完成です。
盆栽として育てている場合の剪定方法
- 求める樹形をイメージし、どの枝を切ると良いかを想像します。
- 成長後に求める樹形になるように、少し余分に枝を切ります。
- 風通しを良くするため茂っているところは枝を根元から落とします。
- 全体像を確認して、納得のいく形にハサミを入れて完成です。
関連記事:ガジュマルをもっと大きく!!ガジュマルの剪定とケア方法
ガジュマルの植え替えタイミングと手順
ガジュマルの植え替えを成功させるための知識と手順のポイントをしっかりと押さえましょう。ガジュマルの健康な成長をサポートするために、定期的な植え替えを心がけましょう。
ガジュマルの植え替えのサイン
ガジュマルは生長スピードが早く、同じ鉢で長く育てると根詰まりのリスクが高まります。根詰まりは、鉢の中で根が成長するスペースが少なくなる現象を指します。これが進行すると、根が酸素を取り込めなくなり、植物が枯れる可能性があります。また、用土の栄養も時間とともに減少していきます。これらのサインを見逃さないために、定期的な植え替えが必要です。
植え替えに必要なもの
ガジュマルの植え替えには、以下のアイテムが必要です。
- 元の鉢よりも一回り大きな鉢
- 清潔なハサミ
- ピンセット
- 新しい観葉植物用の土
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- 割りばし
- ビニールシートや新聞紙
これらのアイテムを用意することで、スムーズに植え替え作業を進めることができます。 関連記事:ガジュマルの植え替えはいつするべき?時期やタイミングまで徹底解説
植え替えの手順

- 新しい鉢の底穴に鉢底ネットをかぶせる。
- 新しい鉢の底に鉢底石を敷き、土を1/3ほど入れる。
- 古い鉢からガジュマルを引き抜く。無理に引き抜かず、鉢を叩くと簡単に引き抜けます。
- ガジュマルの根についた古い土をピンセットで取り除く。
- 腐ったり黒くなった根はハサミで切り取る。
- 新しい鉢の中央にガジュマルを配置し、鉢の縁から2〜3cm下まで土を追加する。
- 土の表面を割りばしで軽く押し、根と土をしっかりと結びつける。
- 鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をやる。
ガジュマルにあった水はけの良い土を使う
ガジュマルの健康な成長のためには、水はけの良い土の使用が推奨されます。市販の観葉植物用の培養土を使用するのが一番簡単ですが、自分で土を調合するのも一つの方法です。 例えば、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜ、緩効性の肥料を少量加えると、ガジュマルは元気に成長します。さらに、水はけを良くするために、パーライトやピートモスを1割加えることもおすすめです。
ガジュマルのよくあるトラブルと対処法

ガジュマルを室内で育てる際には、特有のトラブルが発生することがあります。これらのトラブルは、適切なケアや知識を持っていれば予防や対処が可能です。ここでは、ガジュマルの育て方に関するよくある一般的なトラブルと、それを解決するための方法について詳しく解説していきます。
直射日光による葉焼け
ガジュマルは日光を好む植物であり、適切な日光を受けることで健康に育ちます。しかし、強い直射日光に長時間さらされると、葉が焼けてしまうことがあります。特に夏の強い日差しの下での管理は注意が必要です。葉焼けを防ぐためには、日中の強い日差しを避け、午前中や夕方の穏やかな日光を浴びせることがおすすめです。 また、日光不足が続くと「徒長」という現象が起こり、植物が弱々しくなってしまうことも。適切な日照管理がガジュマルの健康を保つ鍵となります。 関連記事:ガジュマルが葉焼けしたらどうするべき?対処法や葉焼けしない育て方を徹底解説
葉が落ちる
ガジュマルの葉が落ちる原因はいくつか考えられます。一つは「根詰まり」で、鉢が根でいっぱいになると、根が水分や養分を吸収できず、葉が変色したり落ちるトラブルが起こります。2年に1回の植え替えが推奨されます。 また、水のやり過ぎによる根腐れも葉が落ちる原因となります。土が湿っている場合、水やりを控えることが大切です。さらに、ガジュマルは寒さに弱く、冬は5度を下回ると葉を落としやすくなります。冬場は10度以上を確保することが理想的です。 関連記事:ガジュマルが葉焼けしたらどうするべき?対処法や葉焼けしない育て方を徹底解説
葉の色が薄い
ガジュマルの葉の色が薄くなる原因の一つは、養分や水分の不足です。特に根詰まりが起こっている場合、根が水分や養分を十分に吸収できないため葉の色が薄くなることがあります。定期的な植え替えや適切な水やりを心掛けることで、葉の色を健康な状態に保つことができます。また、直射日光が強すぎる場合も葉の色が薄くなることがあるため、日照の管理も重要です。
ガジュマルの根腐れを防止するには
ガジュマルの根腐れを防ぐには、水やりのタイミングが重要になります。土植えである場合土が乾いてから水を与え、受け皿の水を捨てましょう。 ハイドロカルチャーの場合、水位計を用いて水位を確認して管理を行うことで根腐れを起こしにくくなります。水位計がない場合、鉢底の水がなくなってから2~3日を目安にハイドロボールの1/5の高さまで水を与えるようにしましょう。また、冬はあまり水を吸収しないため成長期の水やりのタイミングにプラスして2日~3日経ってから与えると良いでしょう。 関連記事:ガジュマルが根腐れした時はどうすればいいの?対処法からケア方法まで紹介
病気や害虫から守るための対策は?
ガジュマルにも病気や害虫が存在します。それらは観葉植物が元気でなくなってまうだけでなく見た目を損なってしまうこともあります。しかし、予防や対策を行うことで被害を防ぐことができます。害虫の発生原因や予防、対策について解説します。
ハダニ対策
ハダニは気温が高く乾燥した環境を好みます。そのため、夏に発生しやすい害虫です。葉っぱの裏側について樹液を吸い取ります。葉の裏がべたべたすることがあれば、ハダニが原因であると考えられるため市販の殺虫剤やお酢を用いて駆除しましょう。 予防法として、ときどき霧吹きで葉に水をかけるとよいでしょう。霧吹きがない場合でも柔らかい湿らせた布で葉を拭くだけでも効果があります。 関連記事:ガジュマルにハダニが付いたらどうする?対処法や寄せ付けない方法を徹底解説
アブラムシ対策
アブラムシは窒素肥料の与えすぎなどが原因で発生することが多い害虫です。主に新芽に寄生し樹液を吸い取るため新芽を枯らしてしまうことがあります。その他病気を媒介することもあります。肉眼でも見つけることができるため、新芽を中心に小さな虫がいないかを確認してみましょう。殺虫スプレーのほか、牛乳スプレーも効果的です。 予防法として、窒素分の多い肥料をあまり多く与えすぎないことが大切です。また、風通しのよい環境で栽培することも予防につながります。 関連記事:ガジュマルに付いた虫はどうすればいいの?駆除方法から防ぐ方法を紹介
カイガラムシ対策
葉っぱの表面などに白い塊がくっついている場合、カイガラムシである可能性があります。幼虫が成長すると薬剤が効きにくくなってしまうため非常に厄介な害虫です。幼虫の段階で駆除することが好ましく、カイガラムシの発生シーズン前である冬に予防のために薬を散布すると良いでしょう。そのほか風通しのよい環境で栽培することも有効な予防方法です。 幼虫や卵を見つけた場合は速やかに農薬を散布してください。成虫の場合は歯ブラシなどで葉を傷つけない程度にこすり剥ぎ取ると良いでしょう。
失敗しないガジュマルの苗の選び方

ここまでガジュマルの育て方について解説してきましたがここではガジュマルの苗の選び方を解説します。
幹を触って「硬さ」と「張り」を確認する
ガジュマルの健康状態は、最大の特徴である気根(幹)に最もよく表れます。指で優しく押した際、カチカチに硬く張りがあるものは水分と栄養が十分に満たされている証拠です。逆に指が沈むほどブヨブヨと柔らかかったり、表面にシワが寄っているものは、根腐れや極度の水不足の可能性があるため避けるのが賢明です。
葉の裏と根のグラつきをチェックする
生命力を測るため、葉は濃い緑色でツヤがあるものを選びましょう。その際、必ず葉の「裏側」や新芽の隙間を見て、白い粉や小さな虫(害虫)が潜んでいないか確認してください。また、幹を持って軽く揺すった時にグラグラせず、土と一体化している苗は根がしっかりと張っているため、購入後の環境変化にも強く安心です。
唯一無二の樹形は「直感」で決める
健康チェックを終えたら、最後は自分の好みで選びましょう。ガジュマルの樹形は一つとして同じものがなく、どっしりと座っているような形や、歩き出しそうな形など個性豊かです。パッと見て「目が合う」と感じるような、直感的に愛着が湧く一株を選ぶことが、長く大切に育てていくための最大の秘訣です。
ガジュマルの挿し木での増やし方

ここまではガジュマルの基本育て方を解説してきました。これの基本をおさえた方はぜひガジュマルを増やすことに挑戦してみましょう。
ガジュマルは挿し木で増やすことができる!
剪定で切り落とした枝、捨てるのは少し待ってください。生命力の強いガジュマルは、その枝を土に挿す「挿し木」という方法で簡単に増やすことができます。お気に入りのガジュマルの子供を増やして、部屋のあちこちに飾ったり、友人にプレゼントしたりするのも、長く育てる楽しみのひとつです。
挿し木行うおすすめのタイミングと時期
剪定をして不要な枝が出たタイミングに挿し木をすることがおすすめです。時期はガジュマルが最も元気に成長する5月から7月頃がベストです。気温と湿度が十分に高いこの時期なら、驚くほどスムーズに根が出ます。逆に、成長が止まる秋以降は根が出にくく失敗しやすいので、無理をせず次の春まで待つのが正解です。
切った枝で増やす「挿し木」の方法
やり方はシンプルです。
まず元気な枝を10センチほど切り、葉を先端の2〜3枚だけ残して他は取り除きます。切り口から出る白い樹液をきれいに洗い流し、1時間ほど水に浸けてたっぷり給水させたら準備完了です。
あとは湿らせた清潔な土に優しく挿し、直射日光を避けた明るい場所で、土を乾かさないように管理してあげてください。早ければ1ヶ月ほどで新しい根が出てきます。
関連記事:【すくすく成長!】ガジュマルに挿し木をする時期と方法を解説
ガジュマルは観葉植物の中でも多くの風水効果がある

たくさんある観葉植物の種類の中でもガジュマルは多くの風水効果あり、運気がアップしそうな花言葉を持っています。
- 金運アップ効果
- 心身のリラックス効果
- 美容運
- 仕事運
- 対人運・恋愛運アップ効果
- 悪い気を防ぎいい気を呼び込む効果
- 花言葉は「健康」
昔から神聖視されるのも納得の、すばらしい効果があることが分かりますね。それぞれの効果について1つずつ詳しくみてみましょう。
金運アップ効果
風水で人気の観葉植物ガジュマルは、ツヤツヤとした丸い葉に金運アップの効果があるとされています。丸い葉がお金を連想させるからですね。そしてそのたくましい生命力から樹形がどんどんと生長し大きくなっていくので「富やお金を呼び集める」とも言われていますよ。 そのまま置くだけでもよいのですが、もっと効果をアップさせたいあなたは、家の西・北側に置くのがおすすめ。大きめの植木鉢に植え替え、肥料も与えるなどして大切に育ててあげましょう。植木鉢もお気に入りのものを見つけるとより愛着がわいてお世話もより楽しくなりますよ。水やりなどをして鉢が汚れてしまったときは、清潔な布でふき取り、いつもきれいを保ってあげるのがポイントです。
心身のリラックス効果
ガジュマルは丸い葉が下向きに生える育ち方をしています。この育ち方は「心を静め、気持ちを穏やかにしてくれる効果がある」と風水では考えられています。前述したとおり、日本だけでなく世界各地の神聖な場所に生えていることが多いガジュマルですので、心を静める効果があるとされるのは、なんだか納得できますよね。
美容運アップ効果
ガジュマルには美容運をアップさせてくれる風水効果もあります。ツヤツヤとした濃い緑の葉は生命力に満ち溢れていますし、その人を内側から輝かせてくれるパワーを持っていると言えるでしょう。 家の中で特におすすめな置き場所は北・南東・南・西。八方位それぞれのくわしい意味はのちほどご紹介しますが、置き場所を多くから選べるのはうれしい点ですね。室内に飾り可愛がっているうちに癒しも感じてくるでしょう。リラックス効果からより美容運アップにつながるかもしれません。
仕事運アップ効果
ガジュマルを室内に置くと仕事運アップも叶うと言われています。心を穏やかにさせるガジュマルの風水効果から、仕事により打ち込めて結果が出せるようになることが理由でしょう。心がかき乱されることがなく、冷静に物事を見られるようになるので、出世運・勉強運もアップするとされています。おすすめの置き場所は北東・東・西・北西です。
対人運・恋愛運アップ効果
ガジュマルの幅広い効果に驚きですが、風水では対人運・恋愛運アップにも効果があると考えられています。ガジュマルを置くことで得られる美容運で、対人面・恋愛運もアップしていくという、好循環が起こっていくでしょう。どちらが先というわけではないですが、これも水や風がめぐるように、自信を持てたところから物事は好転していくという現象が起こるのですね。 内側から輝くあなたを、職場の人も、恋愛相手も放ってはおかないでしょう。おすすめの置き場所は北・南東・南・西です。
悪い気を防ぎいい気を呼び込む効果
生命力にあふれたその元気な姿から、ガジュマルにはいい気を呼び込む効果があるとされています。気というものは、風や空気のように流れていて、よどんでしまうのが一番良くない状態なのです。ガジュマルのエネルギッシュなパワーがいい気を呼び込み、それによってよどみなく気が流れるようになって、結果悪い気を防いでくれる効果もあります。
ガジュマルの花言葉は「健康」
ガジュマルの花言葉は、誰もが大切にしたい「健康」です。それは「気根」と呼ばれる足のような根が、広がりながらしっかりと大地をとらえ、たくましく育っていく姿からイメージされています。また樹皮には薬効があり、のどの痛みや関節痛に効くとされていますよ。 人生の土台ともなる「健康」。そんなすてきな花言葉をもつガジュマルは、風水的にみても運気アップにぴったりの観葉植物と言えるでしょう。 そしてユニークな雰囲気をもつ気根は、成長しながら姿を変え、私たちを楽しませてもくれます。1つ1つに違った個性がある樹形は、店頭で選ぶときにも楽しいですし、風水的に運気をアップさせてくれるのはもちろん、そのアートな雰囲気でお部屋をよりおしゃれにしてくれるでしょう。 関連記事:ガジュマルの風水効果とは?おすすめの置き場所から方角まで解説!
ガジュマルの育て方|失敗しないお手入れのコツを徹底紹介!のまとめ
今回はガジュマルの育て方について解説いたしました。 この記事のポイントは
- 置き場所: 真夏の直射日光は避け、レースカーテン越しの柔らかい光が当たる場所がベスト。冬は必ず暖かい室内に。
- 水やり: 「土が乾いたらたっぷりと」が鉄則。冬は少し乾燥気味に管理して根腐れを防ぎましょう。
- 毎日のケア: 1日1回の「葉水(はみず)」で、葉の裏側まで潤いを与えて害虫を予防しましょう。
- 楽しみ方: 伸びすぎたら剪定し、切った枝は「挿し木」にして増やす楽しみもあります。
生命力のある、縁起の良い植物。ガジュマルとの生活を始めてみませんか?観葉植物の栽培は初めてだという方に向けて、水やりや選定などのお手入れの方法をご紹介しました。少しのコツをつかんでしまえば簡単にほかの植物も育てることができるでしょう。 最後になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。 詳しいお手入れの方法や、ほかの観葉植物のお手入れも東京寿園では掲載しております。是非参考にしてみてくださいね。


