水苔が緑になる原因とは?復活方法からカビとの違いまで解説

苔って湿地帯によく生えていて、植物の周りの土にも生えてきたりして見た目がよくなったりしますよね。そんな普通の苔と違い、ガーデニングなどで利用される苔は水苔が多く利用されていることが多いです。 水苔を使えば、保湿性が高いため、常に地面が湿っている状態を保つことができるようになるので、乾燥が苦手な植物にはよく使われていることも多いのです。 ですが、そんな水苔、時間が経てばたつほどだんだん緑になっていき、水苔の見た目がほんとの苔のようになってしまいます。どうして水苔は緑になるのでしょうか?その疑問について解説していきたいと思います!
水苔とはどのような植物?

水苔とは、緑色のコケ植物
水苔とは、ミズゴケ属の一種です。世界でも150種ほどが存在しており、日本では約50種ほどが自生しています。その名の通り、湿地帯に生えることが多く、基本的に密集してい生えてきます。見た目は割と独特な構造をしており、表面にはたくさんの穴があいているため、そこにたくさんの水を蓄えることができるようになっています。 ちなみに、日本での水苔の採取は保護目的のため、基本的に禁止となっています。そのため、日本で売られている水苔はニュージーランド産で、乾燥されてから輸入されています。 さらに、水苔は抗菌作用をもっていたりと、昔は治療薬に使われたこともあるほどです。ガーデニングにおいては乾燥させた水苔が園芸資材として有名
そんな水苔ですが、植物を栽培するとき、ガーデニングをするときなどに便利な園芸資材となっています。特に乾燥させてある水苔が園芸資材としてはとても有名なのです。それはどうしてなのでしょう?また、水苔の使い方なども解説していきます。保水性と排水性がともに優れ、通気性も良い
そもそも水苔は、湿地帯に群生していますので、まず保水性にとても優れています。また、水持ちが良いとともに、水はけもとても優れているため、排水性・通気性もとても優れているのです。 また、水苔はその見た目通り、触ってもふにゃっとした柔らかさを持っているため、土を傷めにくい性質もあります。ただ、水やりの際、乾燥していない状態で水やりを続けていると、カビが生えたり根腐れを起こす可能性がないわけではないので注意が必要ですよ。植物の植え付けに活用される
そのような柔らかさを持っているため、植物の植え付けにとても使いやすい園芸資材と言えるでしょう。また、保水性や排水性のみならず、イオン交換特性というものも持っています。 このイオン交換特性に水苔はとても優れており、カリウムやカルシウム、マグネシウムやナトリウムなど、俗に言う陽イオンと呼ばれるものと水素イオンを交換することで、根の周りの酸性度を整えてくれる作用も持っています。水苔が緑になる原因とは?

水苔は、藻類が発生して緑になることがある
水苔が緑色になるのは、簡単に言えば藻類が発生して緑になることが多々あるからです。ただ、基本的には放置していても問題はありません。また、水苔自体が回復して緑になることもあるため、その場合は大丈夫でしょう。 ただ、枯れる心配は少ないとはいえ、根っこに酸素が供給しにくくなって、生育に悪影響を及ぼす可能性がある場合もあると言われていますので、可能ならば藻類を取っておくほうが安心できるでしょう。長時間水苔が湿っている状態や過度な肥料が引き起こす
では、どうして水苔が緑になる藻類が発生してしまうのでしょうか?まず、一つ目の理由として「水苔は長い時間湿っている状態である」からと言えるのです。 水苔は常に水で湿っている状態をキープしているため、そこに日光が当たると、藻類バクテリアが活発に活動するようになるため、そこが緑になるのです。 そして、2つ目として、「肥料のやりすぎ」です。特に養分として窒素が多い肥料を使うと藻が繁殖しやすくなり、水苔が緑になることが多いです。ただ、水苔もですが、苔自体は肥料は特に必要がないため、藻類が発生し緑になるのは基本は湿り時間が長いことが原因と考えてよいかもしれません。ですが、湿気が大好きな水苔は直射日光は得意ではなく、半日陰で管理するほうが良いでしょう。それに、適度な水分も必要となります。水苔が緑になったらどうする?

放置しても特に問題ないが見た目は良くない為メンテナンスしよう
先ほど、上の項目でも触れましたが、緑になる藻類が発生してしまっても、特に問題がでるわけではありませんので、基本は放置でも大丈夫です。ただ、やはり植物と一緒に植え付けている水苔が緑になる、また、テラリウムで楽しんでいる人は、やはり見た目が気になると思いますので、水苔のメンテナンスを行うのがよいでしょう。緑になる水苔はメンテナンスをすることでキレイに保つことが可能になります。 そこで、水苔のメンテナンスの仕方について、下記で解説していきたいと思います。①雑草抜きで藻類をはがす
まず、雑草抜きを使用して、表面についた藻類をはがしていきましょう。藻類がついて緑になるような部分の水苔は傷んでいて、ボロボロになっているので、割と簡単にはがすことができるでしょう。②表面部分に新たに水苔を足して完了
そして、そのはがした表面部分に新しい水苔を足してあげましょう。これだけでは、すべての藻類が剝がせているわけではありませんので、時間が経つとまた藻類が生えて緑になる可能性があります。ですが、日光に直接当たらなければ藻類の活動はにぶくなりますので、緑になることを防ぐことができるようになるでしょう。水苔が黒くなる場合には注意

水苔が緑になるのではなく黒く変色しているのは劣化や腐敗が原因
もし、水苔が緑になるのではなく、黒く変色していた場合、その黒くなる原因は劣化や腐敗しているサインとなります。水苔は傷みやすい植物で、1~2年ほどで植え替えをしてあげないと水もちや水はけの機能が落ちてきてしまいます。また、水苔に水をやりすぎたりして、白いカビが生えてくることもあります。 ただ、植物を栽培していて、水苔を使用している場合は、このカビの発生はわりと起きてしまうものです。特に植物自体に問題が出なければ大丈夫でしょうが、見た目が気になってしまうものです。また、湿気が大好きな水苔は直射日光は得意ではなく、半日陰で管理するほうが良いでしょう。それに、適度な水分も必要となります。植物が腐らないように、植え替えたり黒い部分を取り除いたりしよう
そこで水苔が腐らないように、カビが発生している部分は腐らないように、植え替えたり取り除くように対処するだけでも効果が期待できるでしょう。 植物自体に大きな問題が出ていないのであれば、サッと水洗いして落とす、手で取り除くだけでも十分効果が期待できます。また、定期的に植え替えを行うようにすれば、カビの発生を予防するのにも効果があります。もし、素焼き鉢で育てているのでしたら、鉢が水分を吸収し、表面にカビが生えてきたりします。その場合は、鉢の表面をブラシなどでこすり落として、その後きれいに洗って消毒してから植え替えを行うようにしましょう。 ただ、カビを駆除するのに、薬剤を使用することだけは止めましょう。薬剤を使用すれば、カビの駆除や予防はできるでしょうが、同時に一緒に植え付けている植物の生育に悪影響を与えることにもなってしまいます。また、あまりにもカビが生えているのであれば、その水苔ごと処分するほうが手っ取り早いでしょう。乾燥水苔は植物の植え込みに最適

