目次
家庭菜園に人気のハーブ。せっかくハーブを育てるなら寄せ植えを楽しんでみたいと思いませんか。しかし、ハーブの寄せ植えは相性があります。相性の悪いハーブ同士を植えるとうまく育てられないかもしれません。今回はハーブの寄せ植えについて紹介します。
そこでこちらの記事では
- ハーブを植えるのに必要なもの
- 相性の良いハーブ
- 寄せ植えに向かないハーブ
- ポタジェガーデンについて
について解説しています。
この記事を読んでいただければ、ハーブの寄せ植えについての知識が身に付きます。初心者でも楽しくハーブの寄せ植えを育てることができるようになるでしょう。最後には、ポタジェガーデンにおすすめのハーブも紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
ハーブの寄せ植えに挑戦してみよう
ハーブの寄せ植えと聞くと、「難しそう」と考えるかもしれません。しかし、上手にハーブを選んで育てれば寄せ植えは簡単です。ご家庭でハーブを育てることに憧れを持っている方も多いと思います。ぜひ、ハーブの寄せ植えに挑戦してみませんか。
ハーブの寄せ植えにはメリットが豊富
ハーブの寄せ植えにはメリットが豊富にあります。4つのメリットを見ていきましょう。
- 調理に使うハーブを寄せ植えしてキッチンに置くと便利
- ハーブティーに使うハーブを寄せ植えして気分で作れる
- 虫よけ効果のあるハーブを寄せ植えしてより広範囲に
- おしゃれな見た目や香りを楽しむ
調理に使うハーブを寄せ植えしてキッチンに置くと便利
調理に使うハーブを寄せ植えしてキッチンに置くと便利です。日当たりの良いキッチンであれば、ハーブもよく育ちます。バジルやミントなどの調理に使いやすいハーブを新鮮なまま、使うことができれば、よりおいしい料理を作れるかもしれません。調理が楽しくなって料理の腕前もきっと上がるでしょう。
ハーブティーに使うハーブを寄せ植えして気分で作れる
メリットに「ハーブティーに使うハーブを寄せ植えでして気分で作れる」があります。ハーブティーが好きな方は、乾燥させたものより、フレッシュな葉を使うとよいです。フレッシュな葉ほど、香りが高く美味しく感じるためです。好きなハーブを組み合わせて、オリジナルのハーブティーを楽しんでください。
虫除け効果があるハーブを寄せ植えしてより広範囲に
ハーブは、虫よけ効果があるとされています。そのため、虫よけ効果のあるハーブを寄せ植えして、より広範囲に効果を発揮させましょう。虫が苦手な方は、アロマティカスやハーブゼラニウムなどの虫よけ効果が高いとされるハーブがおすすめ。窓際などの虫が侵入する可能性が高い場所に置いておくとよいかもしれません。
おしゃれな見た目や香りを楽しむ
ハーブは花物や観葉植物とは、また違った魅力があります。おしゃれな見た目や香りを楽しむことが可能です。見た目にもおしゃれで、お部屋やベランダ、花壇にあるとより充実した生活を送れるようになるかもしれません。また、香りが最大の特徴であるハーブ。自然と香ってくる香りに癒されるでしょう。
ハーブの寄せ植えで相性のいい組み合わせや寄せ植え方法など初心者も簡単に楽しむコツを紹介
今回は、ハーブの寄せ植えで相性のいい組み合わせや寄せ植え方法など初心者も簡単に楽しむコツを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ハーブの寄せ植えの始め方と栽培方法
ハーブの寄せ植えの始め方と栽培方法について紹介します。いざハーブの寄せ植えを始めようとしても、「何を準備すればいいのか」「栽培の仕方がわからない」など悩むかもしれません。始め方と栽培方法を見ていきましょう。
準備するもの
ハーブの寄せ植えを楽しむために準備するものは下記の通りです。
- お好みのハーブや植物
- 植木鉢やプランター
- 培養土
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- じょうろ
それぞれ解説します。
お好みのハーブや植物
お好みのハーブや植物をそろえましょう。ハーブの寄せ植えを始めるには、まず育ててみたいハーブや寄せ植えしたい植物を集めることから始まります。どのくらい寄せ植えするかで、植木鉢の大きさや培養土の量なども変わるので、寄せ植えするハーブの数を考えて準備しましょう。ハーブは園芸店や花屋、量販店の園芸コーナーを訪ねるとその季節に合ったハーブが簡単に手に入ります。
植木鉢やプランター
ハーブや寄せ植えする植物を選んだら、植木鉢やプランターを準備しましょう。植木鉢やプランターを持っていない方は、ハーブを選ぶ際に一緒に購入してください。育てるハーブの数を決めて鉢を選ぶ、または植木鉢やプランターを決めてから植えるハーブを選んでも問題ありません。植木鉢の場合は「1号=直径3㎝」なので、6~7号サイズの植木鉢で、ハーブ3つがちょうどよいくらいです。ハーブの成長速度や大きさによっても異なるので、「どのくらい早くに大きくなるか」をお店のスタッフに聞くとよいでしょう。
培養土
ハーブや植木鉢、プランターが決まったら、培養土を購入してください。培養土は市販の「野菜の土」または「ハーブの土」がおすすめです。「草花の土」でも問題なく育ちますが、ハーブは野菜に分類される植物。なるべく専門の土で育てた方が安心です。もしオリジナルで作る場合は、赤玉土や鹿沼土、腐葉土を5:3:2で混ぜ合わせるとよいでしょう。
鉢底ネット
植木鉢の鉢底穴から、土が流れないように鉢底ネットも購入してください。鉢底ネットは鉢底穴から害虫が入るのも防いでくれる役割もあります。特に室内でハーブを育てる場合は、鉢底ネットをしていないと、土がこぼれてきて大変です。プランターの場合は、穴ではなく、メッシュ状に鉢底が鳴っているものもあります。その場合は、ネットは必要ありません。
鉢底石
鉢底穴に鉢底ネットを被せた後は、水はけをよくするために鉢底石を入れます。市販の鉢底石でもよいですし、適度な大きさの軽石や飾り石でも問題ありません。鉢底に石を置くことで、水が溜まりにくくなります。結果的に根腐れを防止できるので、ハーブを育てる場合は、鉢底石を使うとよいでしょう。
じょうろ
ハーブを育てるためには、水が必要です。水を汲んで与えるためのじょうろを準備しておくと便利です。ペットボトルやコップでも代用はできますが、細かく丁寧に水やりするためにもじょうろを準備することをおすすめします。おしゃれなじょうろであれば、より楽しくハーブを育てることができるでしょう。
作り方
ハーブの寄せ植えの作り方を解説します。
- 鉢底ネットを敷き、鉢底石が見えなくなるまで入れる
- 鉢の半分まで培養土を入れる
- 株の間隔を10から20㎝ほど空けて仮置きし、レイアウトを決める
- 苗をポットから抜いて、根に付いた土をほぐしておいていく
- 株同士の隙間を埋めるように、鉢の下1㎝まで培養土を足す
- たっぷりと水を与える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
鉢底ネットを敷き、鉢底石を底が見えなくなるまで入れる
植木鉢の鉢底穴の上に鉢底ネットを敷き、鉢底石を底が見えなくなるまで入れます。鉢底石を入れすぎると、培養土が入る量が少なくなるので注意してください。鉢底から3~5㎝程度の厚みで十分です。
鉢の半分まで培養土を入れる
鉢底石まで入れたら、鉢の半分まで培養土を入れてください。いきなり、鉢いっぱいに土を入れると苗を植えることができなくなるので、気を付けましょう。
株の間隔を10から20センチほど開けて仮置きし、レイアウトを決める
株の間隔を10~20㎝ほど開けて仮置きし、レイアウトを決めてください。それぞれ選んだハーブをどんなふうに植えようかと考えていると思います。寄せ植えは見た目も大事です。バランスの良い寄せ植えになるように、株の間隔を適度にとってバランスよくレイアウトしてください。ぴったりくっつけると風通しが悪くなります。風通しが悪くなると、病害虫の発生原因になるので注意が必要です。
苗をポットから抜いて、根についた土をほぐしておいていく
レイアウトが決まったら、苗をポットから抜いて、根についた土をほぐして置いてください。土をほぐすことで、植えつけ後の根の張りがよくなります。購入した苗によっては、ポット内で根詰まりしている可能性があるので、根が絡み合っている場合は剪定ハサミで根を切ってあげるとよいでしょう。
株同士の隙間を埋めるように、鉢の下1㎝まで培養土を足す
置いたハーブの株同士の隙間を植えるように、鉢の下1㎝まで培養土を足します。鉢の高さや株同士の距離が変わらないように気を付けてください。培養土はスコップで優しく入れてあげましょう。
たっぷりと水を与える
ハーブを植え込んだら、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと水を与えます。土全体が湿るように一か所だけでなく、全体に水やりすることがポイントです。
地植えや花壇、ハンギングバスケットなど植える場所でよりおしゃれに楽しめる
ハーブは、地植えや花壇、ハンギングバスケットなど植える場所でよりおしゃれに楽しめます。地植えや花壇であれば、ハーブ畑のようにして楽しんでもよいかもしれません。しかし、種類によっては、繁殖力が強すぎて雑草化する場合もあるので、気軽に地植えしないようにしてください。ハンギングバスケットで、カラーリーフとして楽しむ方法もおすすめです。ハーブには葉色や形が特徴的な種類が多いので、おしゃれに楽しめるでしょう。
寄せ植えに最適なハーブの組み合わせはセットで販売されていることも多い
ハーブを寄せ植えする際に、「どれとどれを組合せばいいのかな」と悩む方は多いと思います。ハーブの寄せ植えに最適な組み合わせは、セットで販売されていることが多いので安心してください。もしセット販売がない場合は、お店のスタッフに聞くと教えてくれます。ハーブの種類が多い春に購入しに行くと、さまざまなハーブの組み合わせを楽しめるでしょう。
ハーブの寄せ植えにおすすめの組み合わせ
ハーブには多くの種類があります。ここではハーブの寄せ植えにおすすめの組み合わせを紹介します。
料理につかうなら「ローズマリー」「タイム」「セージ」「オレガノ」
料理にハーブを使いたいなら、「ローズマリー」「タイム」「セージ」「オレガノ」がおすすめ。それぞれ、料理の香り付けに活躍します。魚料理や肉料理、スープなどに利用してください。お肉や魚のクセのある匂いが気になる方は、「ローズマリー」「タイム」「セージ」「オレガノ」を寄せ植えしておくと、料理の際にすぐに利用できます。お家でイタリアンやフレンチを頻繁に作る方におすすめのハーブです。
和食の薬味におすすめ「シソ」「ミツバ」
和食の薬味に「シソ」「ミツバ」がおすすめ。シソやミツバもハーブの一種です。ご家庭で和食をよく作る方は、シソやミツバを寄せ植えしておくと便利でしょう。特にシソはスーパーで購入しても、すべて使いきれず、冷蔵庫の中でしなびることの多いハーブ。使いたい時に使える分だけ収穫すれば、新鮮なシソを楽しめます。ミツバも同様です。
一年草ハーブの寄せ植え「ディル」「カモミール」「ボリジ」
一年草ハーブの寄せ植え「ディル」「カモミール」「ボリジ」もおすすめ。一年草ハーブは冬に枯れてしまいますが、種を付けるので、その種で翌春から増やすことが可能なハーブです。ディルやボリジは、。ディルやボリジは日本では危機馴染め蛾ないですが、イタリアやフランスではサラダや料理に使われるハーブ。カモミールはハーブティーに活躍します。これを機に、料理に使ってみるとよいかもしれません。
多年草ハーブの寄せ植え「レースラベンダー」「フレンチラベンダー」
多年草ハーブの寄せ植え「レースラベンダー」「フレンチラベンダー」もおすすめです。多年草とは2~3年ほどは植えっぱなしで育つ植物のこと。レースラベンダーとフレンチラベンダーは、多年草の花として楽しみましょう。食用としては利用できないハーブです。可愛らしい花を愛でる寄せ植えとして活躍します。ラベンダーは湿度が高い環境を嫌うので、水のやりすぎや雨に注意して育てましょう。
乾燥した環境を好む「セージ」「ローズマリー」
乾燥した環境を好む「セージ」「ローズマリー」も寄せ植えにおすすめ。香り付けとして活躍するセージやローズマリーは、乾燥を好むので、寄せ植えしやすいです。生育環境が似ているハーブ同氏は寄せ植えの相性が良いので、初めて植物を育てる方でもハーブの寄せ植えを簡単に楽しめるでしょう。
秋の寄せ植えに「ガーリック」「ジンジャー」「ターメリック」
秋の寄せ植えに「ガーリック」「ジンジャー」「ターメリック」がおすすめ。ガーリックやジンジャー、ターメリックは秋のハーブではありますが、鉢植えというよりも地植えや花壇で育てましょう。大きくなる予測物なので、鉢の寄せ植えでは育てにくいためです。
室内栽培におすすめ「チャイブ」「チャービル」
室内栽培におすすめ「チャイブ」「チャービル」。あまり大きくならず室内の窓際でも育てやすいチャイブやチャービルはサラダや料理のアクセントになります。おしゃれな飾りつけにも活躍するので、料理を楽しみたい方におすすめです。
ハーブの寄せ植えは相性の良さに注意しよう
ハーブの寄せ植えは相性の良さに注意が必要です。相性の悪いハーブを植えると、どちらもうまく育たない可能性があります。それぞれ解説します。
同じ栽培環境を好むハーブを寄せ植えする
ハーブの寄せ植えは、同じ環境を好むハーブ同士で植えるのが基本です。例えば、乾燥を好むハーブと湿潤を好むハーブでは水やり具合が異なります。一緒に植えた場合は、どちらかが水やりによって枯れる可能性が高いので、気を付けてください。日当たりや水やり、土の性質を考えて寄せ植えしましょう。
お互いの生長を促したり良い効果をもたらすハーブを寄せ植えする
ハーブの寄せ植えは、お互いの生長を促したり良い効果をもたらすものを植えましょう。ハーブの中には、一緒に植える植物の生育を促す効果を持つものがあります。そういった植物をコンパニオンプランツと言います。ハーブはコンパニオンプランツの代表でもあるので、良い効果を引き出し合うハーブを植えるとよいでしょう。
中には寄せ植えに向かないハーブもある!
コンパニオンプランツが多いハーブですが、中には寄せ植えに向かないハーブもあります。以下の4種類は寄せ植えには不向きです。
- ラベンダー
- ミント
- バジル
- タイム
それぞれ解説します。
ラベンダー:根に傷がつくと枯れる
ラベンダーと他のハーブを一緒に植えると根に傷がついて枯れる恐れがあります。ラベンダーの根は強いので、他のハーブの繊細な根を傷めるためです。ラベンダーはハーブとの寄せ植えよりも草花との寄せ植えで楽しむとよいでしょう。
ミント:繁殖力が強く、他のハーブを弱らせる
ミントは繁殖力が強く、他のハーブを弱らせる危険があります。繁殖力が強すぎて、他のハーブを飲み込み「いつの間にかミントだけになってしまった」といったことが多いです。そのため、ミントは1鉢ずつで育ててください。
バジル:湿気や肥料を好み、他のハーブとの相性が良くない
バジルも他のハーブとは相性が悪いです。バジルは湿気や肥料を好むためです。多くのハーブは乾燥を好み、肥料は少なめで十分です。しかし、バジルはシソの仲間であるため水分や肥料を多く必要とします。そのため、野菜として育てるとよいでしょう。野菜との寄せ植えであれば、上手に育てることができるかもしれません。特にトマトとの相性が良いです。
タイム:繁殖力が強く、他のハーブの生長を阻害する
タイムはミント同様に繁殖力が強く、他のハーブを弱らせる危険があります。繁殖力が強すぎて、他のハーブを飲み込み「いつの間にかタイムだけになってしまった」といったことが多いです。そのため、タイムも1鉢ずつで育ててください。
ポタジェガーデンで花、野菜とハーブを寄せ植えしてみよう
「ポタジェガーデン」といった言葉を聞いたことはあるでしょうか。花や野菜、ハーブをお庭で寄せ植えしたガーデニングのことです。ヨーロッパでは一般的に楽しまれています。ポタジェガーデンについて解説します。
ポタジェとはフランス語で菜園や家庭菜園を指す
ポタジェとはフランス語で菜園や家庭菜園を指す言葉です。日本では聞き馴染みのない言葉ですが、意味は菜園や家庭菜園なので、家庭菜園を楽しんでいる方は、ぜひ「ポタジェ」と言って楽しんでください。
英語にもキッチンガーデンという言葉がある
英語では、キッチンガーデンという言葉もあります。キッチンガーデンは、その名の通り料理に使うハーブや野菜を育てるお庭。似た意味ですが、キッチンガーデンの方がさらに家庭菜園よりもさらに細かく分類された言葉なのかもしれません。
従来の家庭菜園は畑のエリアを仕切り、野菜や果物を植える
日本での従来の家庭菜園は畑のエリアを仕切り、野菜や果物を植えるイメージだと思います。しかし、ポタジェはそのイメージとは異なります。ヨーロッパでは、ハーブや野菜は草花の間に仕切りを作らずに一緒に育てることが多いためです。
ポタジェガーデンは、菜園部分も庭の一部として食用の野菜やハーブと草木や花々を一緒に植えること
ポタジェガーデンは、菜園部分も庭の一部として食用の野菜やハーブと草木や花々を一緒に植えることを指します。ヨーロッパでは、さまざまな植物をお庭や畑の中で仕切ることなく育てることが多いです。そうすることで、お互いに生育を促進しあって、元気に育っているのでしょう。初心者でも簡単にポタジェを楽しめるので安心してください。
ポタシェガーデンにおすすめ代表的なハーブと相性のいい野菜
ポタジェガーデンにおすすめの代表的なハーブと相性のいい野菜を紹介します。
イタリアンパセリとトマト、人参、アスパラ
イタリアンパセリとトマト、ニンジン、アスパラは相性が良いです。イタリアンパセリは、トマトやニンジン、アスパラなどの生育を促進させる植物。さらに、それぞれの益虫を引き寄せ、コガネムシを寄せ付けない性質があります。
オレガノとかぼちゃ、きゅうり
オレガノとかぼちゃ、きゅうりは一緒に植えるとよいとされています。かぼちゃやきゅうりの風味をよくしてくれるためです。さらに、これらの野菜やハーブはイタリアン料理によく使われるので、イタリア料理を作る際は使用頻度が高いでしょう。
カモミールとたまねぎ、キャベツ
カモミールと玉ねぎ、キャベツは寄せ植えにおすすめです。カモミールはハーブティーに使う頻度が多く、さらに生育促進・アブラムシ忌避の効果を持ちます。玉ねぎやキャベツは料理によく使う野菜なので、ぜひカモミールも一緒に植えておくとよいでしょう。
ディルとキャベツ、トウモロコシ、きゅうり
ディルとキャベツ、トウモロコシ、キュウリの寄せ植えにおすすめです。特にトウモロコシやキュウリなどの花が咲いて受粉が必要な野菜には効果的です。ディルの香りはハチを引き寄せて受粉を助けてくれるためです。
ハーブの寄せ植えに挑戦!相性の良い組み合わせや栽培方法まで紹介のまとめ
ここまでハーブの寄せ植えについて解説してきましたがいかがでしょうか。
この記事のポイントは
- ハーブの寄せ植えには「ハーブ」「植木鉢」「培養土」「鉢底ネット」「鉢底石」「じょうろ」が必要
- 相性の良いハーブは、「ローズマリー・タイム・オレガノ・セージ」「シソ・ミツバ」「ガーリック・ターメリック・ジンジャー」「チャイブ・チャービル」など
- 寄せ植えに向かないハーブは「ラベンダー」「タイム」「バジル」「ミント」
- ポタジェガーデンとは、畑やお庭で花や野菜、ハーブ、果物などを仕切ることなく一緒に育てるガーデングのこと
です。
植物の肥料焼けついて詳しく知ることができたのではないでしょうか。この記事を参考に、ハーブの寄せ植えを育ててみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENにはほかにもたくさんの記事を用意しておりますので、ぜひご覧ください。