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お部屋に置くだけで、南国の雰囲気を演出してくれるパキラ。パキラの葉に動くものを見つけたり、元気がなくなってきたら虫が原因かもしれません。 大事な観葉植物に害虫が発生したら、枯れてしまうのではないかと心配になりますよね。 そこで今回は
- パキラにつく虫の種類
- 虫の種類ごとの駆除方法
- パキラについた虫を駆除する際のポイント
- おすすめの害虫駆除剤
- パキラを害虫から守る育て方
について解説します。 この記事を読んでいただけたらパキラの害虫を駆除するだけでなく、虫を寄せ付けない育て方を知ることができます。初心者でも簡単にできる害虫対策も紹介しているため、知っておくと安心です。
関連記事:パキラの育て方|枯らさないお手入れ方法や栽培方法のコツを紹介
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そもそも虫が観葉植物につく原因とは
部屋で育てている観葉植物に虫がつく原因は、いくつかあります。①湿気が多く、風通しが悪い
過度な水やりなどで通気が悪くなった観葉植物は、まさに虫が好む環境です。水はけが悪く、土が常に湿った状態の場合も注意が必要。土の状態を観察して乾いた頃に水やりをすることも、パキラに虫がつきにくくなるポイントです。②葉や茎が乾燥している
過湿とは反対に乾燥のしすぎも良くありません。土にだけ水やりをするのではなく葉っぱも適度に湿らせておくことで、観葉植物を虫食いから守り健康な状態を維持することができます。 とくにハダニは乾燥した葉につくため、葉水を行うことで予防が可能です。③受け皿に水が溜まっている
観葉植物の受け皿に水が溜まった状態は、土の通気性を悪くします。また水が溜まった状態が続くことで、鉢の衛生面も悪くなりチョウバエなどの虫がつく原因に。観葉植物の受け皿は水やりをした後に、汚い水が溜まったままになっていないかチェックしてこまめに交換しましょう。観葉植物パキラに付く虫の種類
パキラを育てるうえで、つきやすい虫を知っておくと安心です。葉の裏が脱色している:【ハダニ】
ハダニは観葉植物の葉につき栄養を吸収します。被害に合った植物の葉は、緑が色落ち白くくすみ育ちが悪くなることも。ハダニの大きさは、0.3㎜~0.5㎜と小さく、気温が暖かい3~10月頃に発生します。 ハダニはクモの一種で群れを作って行動するため、発見時は被害が大きいことも。暖かく乾燥した植物を好むため、葉水などで適度な湿度を作るとハダニがつきにくい環境になります。粉っぽい白い綿状の塊:【カイガラムシ】
日本に生息するカイガラムシは、葉や茎から樹液を吸って成長します。カイガラムシの形は丸いものや細長いものなどさまざまで、白い綿のようにふわふわした塊が茎や葉に複数連なってつきます。 植物に一度カイガラムシが発生した場合、対策をしないと翌年にも同じことが起きます。駆除をしっかり行ったあとは、再びカイガラムシが発生しないように殺虫剤を散布しましょう。新芽などに群れている:【アブラムシ】
アブラムシは気温が暖かくなる春先から群れで発生します。大きさは2~4㎜でパキラの新芽や若葉を食べ、繁殖力が強くウイルスを媒介する恐れもある害虫です。アブラムシが大量発生するとアリを誘引したり最悪の場合、枯れてしまうことも。 パキラのアブラムシ予防には、ホームセンターでも売っている木酢液を希釈したものを散布するといいでいしょう。また明るい風通しのいい場所に置くとアブラムシの虫食い被害を予防できます。土に卵を産み、パキラの周りを飛ぶ:【コバエ】
観葉植物につくコバエの種類は主に「キノコバエ」と「チョウバエ」の2種類。キノコバエは観葉植物の土に卵を産み付けて、有機物をエサに成長します。大きさは1~4㎜で網戸のすき間を難なく通り抜けて、室内へ侵入してくる害虫です。暖かく湿った環境を好むため、梅雨の時期~秋にかけて発生します。 もう1種類のチョウバエは別名「便所バエ」。観葉植物の受け皿に溜まったよどんだ水に寄ってくるため、定期的に交換し清潔にしておきましょう。またチョウバエはどこにでも産卵するため、食事をするリビングにある観葉植物には特に注意が必要です。土の中に巣をつくる厄介者:【アリ】
パキラは害虫から自分の身を守るために、「花外蜜腺(かがいみつせん)」という器官から樹液を出します。葉水をしていないときにパキラを少し触ると濡れていることがありますが、これが蜜腺から出た樹液です。 この樹液に寄ってくる害虫がアリです。カイガラムシなどの害虫から身を守るためにパキラが自らアリを呼び出して、害虫を追い払ってもらおうとしている状態。 害虫を追い払うために寄ってくる一方で、土にアリが巣をつくることがあります。アリが巣を作ってしまうと駆除が困難になるため、普段から害虫を寄せ付けないように通気がよく清潔な環境を整えておくことが大切です。虫食いの被害、幹や葉にネバネバした光沢:【ナメクジ】
パキラの葉や茎に白いネバついた液がついている場合は、ナメクジの可能性が高いです。ナメクジは湿気を好む夜行性の害虫で舌には多数の歯があり、植物の茎などを削り取って食べます。 ナメクジは夜行性で日中は土の中にいるため、夜にならないと発見できません。ナメクジを寄せ付けないためには土の過湿に注意する他にもコーヒーの豆かすを撒いたり、水で薄めた木酢液を撒くことも有効です。虫の種類ごとの駆除方法
パキラにつく害虫の駆除方法をそれぞれ紹介します。【ハダニ】
ハダニは水に弱い害虫のため、毎日葉水をするといいでしょう。ハダニは非常に小さく肉眼で見えにくいため発生した場合の葉水は、パキラの葉全体が濡れるように吹きかけます。 また水で薄めた木酢液を散布するのも効果的。木酢液は土の栄養剤にもなるため、あらゆる害虫駆除にも役立ちます。 自宅に木酢液がない場合には、牛乳を散布するのもおすすめです。牛乳を散布してしばらくするとハダニは窒息するため、簡易的に使用することができます。ただし臭いが残るため葉が乾燥してきたら一度、水洗いをした方がいいでしょう。 ハダニが産み付けた卵や幼虫も駆除したい場合は、鉢ごとバケツに浸す方法もあります。水に15分程浸すと、ハダニの卵などが浮いてくるため駆除しやすいでしょう。【カイガラムシ】
カイガラムシは成長の段階ごとに駆除方法が異なります。- 卵……ふき取り袋に入れて処分
- 幼虫……薬剤や牛乳などを散布
- 成虫……固い歯ブラシでこすり落とす
【アブラムシ】
アブラムシの駆除方法はいくつかありますが、一番安全な方法は牛乳をスプレー容器に入れて散布することです。牛乳の膜がアブラムシを窒息させます。ただし駆除後はパキラが牛乳臭くなるため、水で洗い流しましょう。もちろん薬剤を使用した駆除も可能。土に薬剤を混ぜておくタイプやスプレー―で散布するものなど種類も豊富です。 いち早くアブラムシを駆除したい場合は、歯ブラシで直接取り除く方法も。取りにくい場合は割りばしなどでも駆除できますが、葉を傷つけないように注意しましょう。【コバエ】
生活空間でコバエが飛ぶ姿を目にすると人間にも不快感を与えるため、早急に駆除したいもの。コバエには迷わず薬剤を使用して駆除しましょう。コバエには一番効果的なスプレータイプの殺虫剤がおすすめです。土や空間にスプレーするタイプがあり、即効性もあります。植物用ではないスプレータイプを使用する場合は、葉に直接使用しても傷まないかを確認してから散布しましょう。
室内で薬剤を使用したくない場合は、コバエを捕獲するアイテムもあります。粘着ゼリーの捕獲器は土に挿すだけで、植物の周りを飛ぶコバエがくっつくようになっています。ただし土に卵を産み付けてしまうと駆除できないため、コバエを見つけた初期の段階に行いましょう。
【アリ】
アリを確実に駆除するには、置き型の薬剤が効果的です。おすすめはホームセンターや園芸店で販売されている「アリメツ」。天然成分で作られておりジェル状の置き型薬剤で効果がなかったアリも、アリメツに変えるだけで完全に駆除が可能。付属されている容器にアリメツを入れて置くだけで、アリが液体を吸い上げて巣に持ち帰り死滅します。 一度では完全に駆除できないため、一週間後にもう一度同じ場所にアリメツを置くとアリは出てこなくなるでしょう。 パキラの土の中にいるアリが心配な場合は、殺虫ソープや中性洗剤を水で2倍に薄めた液に鉢ごと浸す方法もあります。土にも液体をかけて15分程放置したあとは、しっかり水洗いしましょう。また土の中に巣をつくっていた場合は、植え替えもしておくと安心です。【ナメクジ】
50℃以上の熱湯でナメクジは死滅しますが、残念ながら植物には使用できません。ナメクジには薬剤を使用して駆除すると効果的。スプレータイプのものや土に混ぜる駆除剤もあります。薬剤を使用すれば、ナメクジの発生を予防する効果もあるためおすすめです。ナメクジを駆除する際は寄生虫を媒介する可能性があるため、素手で触らないようにしましょう。
駆除後は再びナメクジが発生しないように、過湿に注意してコーヒーかすを土の表面に撒くなど寄せ付けない工夫をしておくと安心です。
パキラに付いた虫を駆除する際のポイント
パキラについた害虫を駆除する際に気を付けるポイントを紹介します。①虫は葉の裏にもわくので、入念にチェック!
害虫は葉の裏にもわくため駆除剤を使用する際は、植物全体がしっかり濡れるように散布しましょう。特にハダニは肉眼で確認しにくいため心配な場合は、ウェットティッシュなどで葉の裏を入念にふき取っておくと安心です。②殺虫スプレー等で効果がない場合は【植え替え】も効果的!
殺虫スプレーなどを使用しても虫がわく場合は、土を変える方法もあります。駆除剤が効かない場合は土の中に卵や幼虫がいることがあるため、葉に薬剤を散布するだけでは意味がありません。少し面倒ですが植え替えを行うと、土の通気性も良くなり植物が元気になります。 ただしパキラは寒い時期になると「休暇期」に入るため、植え替えは暖かい5~9月に行いましょう。成長が止まる休暇期に植え替えを行うと、回復する力がなく枯れる可能性があります。 植え替え後のパキラは2週間程、日陰に置きましょう。肥料も日陰に置いているうちは与えないようにします。水やりも土が乾いたのを確認してから行い、受け皿によどんだ水が溜まらないように注意しておくと害虫予防にもなります。③観葉植物の状態を毎日観察することも重要
植物の害虫を駆除した後は、毎日状態を観察するようにしましょう。気温や湿度、日光の当たり具合などで植物の葉や土も変化します。定期的に水やりをするだけでなく、葉や土の状態を確認しながら水やりや置き場所を工夫すると、植物の健康を維持できて害虫予防にもなります。 【観葉植物のチェックポイント】- 土の表面がどの程度で乾くか
- 葉に艶があるか
- 葉の裏に何もついていないか
- 葉がいつもより垂れ下がっていないか
- 葉の色は茶色くなっていないか
- 幹が軽くないか
パキラに付いた虫の駆除におすすめの商品
パキラの害虫駆除に効果的なおすすめ商品を紹介します。住友化学園芸 殺虫殺菌剤 ベニカXファインスプレー
植物に発生した害虫に対して速効性があり、予防効果も約1ヵ月持続するスプレータイプの殺虫剤。ジェットノズルになっていて、離れた場所からでも散布が可能。逆さにしてもスプレーできるため、葉裏にも散布しやすくなっています。アブラムシ、ハダニなどほとんどの害虫に効果的です。商品名 | ベニカXファインスプレー950ml |
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価格 | 1,375円(税込) |
成分 | クロチアニジン・フェンプロパトリン・メパニピリム |
特徴 |
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住友化学園芸 殺虫殺菌剤 アーリーセーフ
天然由来成分で作られており、においが少なく室内でも安心して使用できる殺虫剤。観葉植物に対しては、600倍に希釈して使用します。長期保存ができないため、毎回作る必要があるため、薬剤の量を測って作る作業があり少し面倒な部分も。人体に影響がない薬剤で、子どもやペットを飼っている方は安全に使えるためおすすめです。商品名 | アーリーセーフ |
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価格 | 990円(税込) |
成分 | 脂肪酸グリセリド |
特徴 |
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住友化学園芸 オルトランDX粒剤
粒剤になっていて撒くだけで害虫駆除ができるため、使いやすい殺虫剤。1ヵ月の予防効果もあります。毒性も低いため、植物への影響もなく安心して使用可能。使用する際は、まんべんなく土に撒きましょう。オルトランDXのにおいが気になる場合は、撒いた粒剤の上から土を少し被せると軽減できます。商品名 | オルトランDX粒剤 |
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価格 | 1,100円(税込) |
成分 | アセフェート・クロチアニジン |
特徴 |
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アースガーデン 園芸用殺虫剤 土にまくだけ害虫退治オールスター
植物の土に1プッシュするだけで簡単に害虫を駆除できる殺虫剤。1プッシュ1gで量を測る手間が省けます。ミニトマトなどの食用作物にも使用可能でにおいもほとんどなく、室内での使用も安心。予防効果も1ヵ月と長く続きます。土に隠れている害虫や大量発生するコバエにも速効性があります。プッシュ式ではありますがまとまって出てくるため、まんべんなく撒くには手で広げる必要があります。商品名 | アースガーデン土にまくだけ害虫退治オールスター散布付き150g |
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価格 | 808円(税込) |
成分 | ジノテフラン・鉱物質微粉等 |
特徴 |
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【未然に予防】パキラを害虫から守る対策や育て方
害虫が発生する前に育て方に気をつけて、対策をしておくことが大切です。①水はけのよい状態に保っておく
梅雨時期や水のやりすぎなどで水はけが悪く、土が過湿状態になると害虫が発生しやすい環境に。パキラの状態を観察して土が乾いてきた頃に水やりをしましょう。受け皿に水を溜めっぱなしにせず、通気のよい環境を保つようにします。②風通しの良い場所にパキラを置く
害虫は風通しが悪い環境に生息します。風通しの悪い日陰などに置いたままにしておくとパキラが弱り、害虫が寄ってくる原因にも。パキラを風通しのよい場所に置き、元気な状態を保つことも大切です。③パキラを日光に当てる
パキラは日陰でも育ちますが、元々は日光の当たる暖かい場所を好む植物です。半日だけでも日光の当たる場所に移動することで、パキラの元気な状態を保つことができ害虫予防になります。④パキラに葉水を行う
葉水は毎日できる一番簡単な害虫予防です。パキラに葉水を行う際は、葉の裏までしっかり濡れるように行いましょう。葉にほこりがついている場合は、取り除いてから葉水を行います。⑤肥料を過剰に与えない
パキラの肥料は5~9月中の1~2ヵ月に1回程度、液肥を与えます。やり過ぎてしまうと肥料焼けを起こし、根元が傷む原因になるため注意が必要。水やり同様、肥料も与えすぎないように気をつけましょう。パキラに虫がつきにくい【ハイドロカルチャー】
パキラの害虫対策に土を使わない「ハイドロカルチャー」という方法もあります。ハイドロカルチャーは虫がわかない育て方
ハイドロカルチャーとは発砲煉石(はっぽうれんせき)と言われる人口の土「ハイドロボール」を使用した植物の栽培方法のこと。ハイドロボールには細かい穴があり、この中に空気や水を取り込んで植物に栄養を与えます。 ハイドロカルチャーに変えることで、衛生的で害虫予防にもなります。室内で虫見たくない人は、ハイドロカルチャーがおすすめです。ハイドロカルチャーのパキラは初心者でも安心
ハイドロカルチャーで育てると水のやりすぎを防ぐことができるため、初心者でも安心です。 ハイドロカルチャーへの植え替えは初心者でも簡単にできます。【必要なもの】
ハイドロカルチャーで育てる場合、底に穴の開いてない容器を使用するため不要な水が流れ出ていきません。このためハイドロカルチャーでは清潔な水を維持するため、根腐れ防止剤は必須です。根腐れ防止剤の種類には「イオン交換樹脂剤」「ゼオライト」があります。 ハイドロカルチャーでは土を使用しないため、植物は栄養がとれません。ハイドロカルチャーでは、水に液体肥料を薄めて植物に栄養を与えます。イオン交換樹脂栄養剤を使用する場合は、液体肥料は不要です。 水やりの目安がわからない人は、ハイドロカルチャー用の水位計を使うと便利。水がどれくらい必要かわかるため、初心者でも安心です。 【植え替え手順】
- ハイドロボール
- 根腐れ防止剤または、イオン交換樹脂栄養剤
- 水耕栽培用の液体肥料(イオン交換樹脂栄養剤がある場合は、不要)
- 底に穴の開いていない容器
- 水位計
- パキラを植える容器の底に根腐れ防止剤を入れる
- ハイドロボールを軽く水で洗い、容器の1/3まで入れる
- 液体肥料を使用しない場合は、イオン交換樹脂栄養剤を入れる
- パキラを土から引き抜く(抜けない場合は、ハンマーで鉢の外側を数回叩いてから抜く)
- パキラの根についた土はほぐして、水を張ったバケツに浸しながらきれいに水洗いする
- 容器の中心にパキラの根を入れる
- パキラの周りにハイドロボールを敷き詰める(ぐらつかないようにする)
- 容器の1/4まで液体肥料の入った水を入れる(イオン交換樹脂栄養剤の場合は、水のみ)
パキラの虫に関するよくある質問にお答えします
パキラの害虫について、よくある質問にお答えします。Q. パキラの土に小さい白い虫がうごめいています。これは何の虫ですか?
パキラの土から出てくる白く小さい虫は「トビムシ」の可能性が高いです。トビムシは過湿状態の土を好み、繁殖力も強い虫。とくに梅雨時期には土の状態を観察して水のやりすぎに注意して、風通しの良い場所に置きましょう。 トビムシは土の中にある悪い菌を食べてくれるため、発生してもパキラに害はありません。大量発生して不快な場合は、駆除剤を使用しましょう。Q. パキラの根元にカビが生えています。これは単なるカビ何でしょうか?別の原因もありますか?
パキラの根元に白いカビが生えている場合は、根腐れしている状態。幹を触ってみて、柔らかくブヨブヨしている時は、枯れている証拠です。 全体ではなく編み込みになっているうちの1本だけが枯れている場合は、その幹だけ取り除き生き残っている部分を守りましょう。幹の上部がしっかりしている場合は腐った部分を切って取り除き、挿し木にすると再び育ちます。Q. パキラに顆粒状の殺虫剤を撒きましたが、土から異臭がします。根腐れを起こしたのでしょうか?
おそらく根腐れではなく、殺虫剤と有機肥料のにおいです。 土から異臭がする場合は植え替えをして、パキラなどの観葉植物には有機肥料ではなくにおいが少ない化学肥料をおすすめします。殺虫剤もにおいが少ないものを選んで使用すると、室内で異臭がすることはないでしょう。 どうしてもにおいが気になる場合は、土を使用しないハイドロカルチャーで育てる方法もおすすめです。【一網打尽】パキラに付いた虫の駆除方法とコツのまとめ
今回はパキラについた虫の駆除と対策方法を紹介しました。 今回のポイントは- 土の過湿状態は、虫が発生しやすい環境
- パキラは風通しの良い場所に置き、定期的に日光に当てる
- 虫対策には葉裏までしっかり葉水することが大切
- 殺虫剤で効果がない場合は、植え替える
- 虫が苦手な人はハイドロカルチャーで育てる方法もある
- パキラは枯れても元気な部分があれば、挿し木で復活できる