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深いグリーンと独特な葉が特徴的な「モンステラ」インテリアとしても人気で、育てやすく人気のある観葉植物です。そのため「私もモンステラを始めようかな」と思っている方も多いはず。そこで今回はモンステラの種類の1つであるモンステラ・アダンソニーについて解説します。 この記事を読めば
モンステラの葉は、ハワイでは「希望の光を導く」と言われていおり、親しみ深い植物の1つです。それでは、花言葉を順番に見ていきましょう。
上記のような状態になったら、植え替えをおこなってください。見分けるとき、水やりの際に水の染み込み具合を確認すると良いでしょう。他にもさまざまな状態が表れるので、よく観察してみてください。
上記がモンステラ・アダンソニーの植え替え方法になります。難しいポイントはありませんがモンステラ・アダンソニーは、根が張っていると取り出しにくい場合があります。そのような場合は、鉢を傾けながら衝撃を与えると取り出しやすくなりますよ。鉢から取り出すときに傷つけやすいので、注意しながらおこないましょう。
上記の症状が表れます。葉の色など分かりやすい症状から、根が黒くなるなどの植え替えの時にしか確認しないと分からない症状もあります。幹や根元が柔らかい場合は、手遅れな場合も多いので毎日確認しておきましょう。
上記の方法で対処可能です。根腐れが起きた場合は、まずは土の環境を変えることが大切です。傷んだ箇所は切り取って、健康な部分を大切に育てるようにしてください。根元から腐っている場合は、大丈夫な部分を切り取って挿し木をして、回復させる必要性があります。
上記の症状が表れます。水の染み込み具合などを水を与える時に確認すると良いでしょう。また、根が張り過ぎて鉢にヒビが入る場合もあります。根詰まりは根腐れの原因にもなるので、早めに対処しましょう。
上記の症状が発生します。ハダニは大量発生する可能性もあるので、ハダニらしき症状が表れたら早急に対処しましょう。日頃から葉の裏を確認したりして、症状が表れてないかなどの確認が必要です。
上記の方法で対応できます。ハダニは、水に弱いのでモンステラ・アダンソニーを洗浄するのも有効です。効果が気になる場合は、殺虫剤を購入し噴射するのがおすすめです。また、予防として霧吹きなどを日頃からおこなうと良いでしょう。
上記の3つについて回答を用意しました。モンステラ・アダンソニーはモンステラの中では小柄ですが、それでも大きくなりやすいです。そのような場合のケア方法を紹介します。また、,モンステラ・バリエガータとモンステラ・デリシオーサの違いも紹介します。モンステラは、種類も多く見分けにくいですがここを見れば、見分け方も分かりますよ。
- モンステラ・アダンソニーの花言葉
- ヒメモンステラとの違い
- モンステラ・アダンソニーの判別方法
- モンステラ・アダンソニーの育て方
- モンステラ・アダンソニーに良く起こるトラブル
が分かりますよ。 「モンステラは大きくなりすぎるから育てない」という方でもモンステラ・アダンソニーは、大きくなりにくく育てやすいモンステラです。モンステラに興味のある人はぜひ、最後まで読んでみてください。
関連記事:モンステラの育て方|日々の管理やさらに大きくする方法まで徹底紹介
モンステラ・アダンソニーはどんな観葉植物?
モンステラ・アダンソニーは、熱帯アメリカを原産とする観葉植物です。熱帯アメリカという温暖な気候で育っているため、寒冷耐性が低い植物です。深いグリーン色の葉に切れ込みが入っているのも特徴の1つ。意外と思われる方も多いですが、モンステラ・アダンソニーは、半つる性の植物です。そのため「気根」という、つるのような物を伸ばして成長していきます。花言葉も素敵なものが多く、贈り物としても喜ばれる観葉植物です。大きさ:一般的に市場に出ているものは大きいサイズが多い
一般的に市場に出ているものは、大きいサイズが多いです。ですが、高さは60cm程度なのであまり大きくならないモンステラです。大きくなるモンステラは10m程度の高さにもなるので、小さいモンステラを育成したい人にはおすすめの品種です。モンステラ・アダンソニーの花言葉
モンステラ・アダンソニーの花言葉は、以下の3つです。- 嬉しい便り
- 壮大な計画
- 深い関係
嬉しい便り
モンステラ・アダンソニーの花言葉の1つ目は「嬉しい便り」です。葉の切れ込みや穴の間から光が通ることで、下の葉に希望の光を届けているように見えます。そのことから「嬉しい便り」という花言葉がつきました。贈り物にも適している花言葉と言えるでしょう。壮大な計画
モンステラ・アダンソニーの花言葉の2つ目は「壮大な計画」です。品種ごとに大きさは違いますが、モンステラの葉は大きいものになると1mを超える大きさにもなります。また、葉に切れ込みが入ることにより、見通しのよさも表しています。その姿から「壮大な計画」という花言葉が付けられたと言われています。深い関係
モンステラ・アダンソニーの花言葉の3つ目は「深い関係」です。こちらの花言葉も葉に由来していて、深い切れ込みや深い緑色が由来と言われています。花言葉の多くが葉に由来しているのはモンステラの特徴と言えるでしょう。モンステラ・アダンソニーの風水的な意味は普通のモンステラと同じ
モンステラ・アダンソニーの風水効果は、普通のモンステラと同じで「恋愛運」「家庭運」「人間関係の改善」です。モンステラの葉は、下向きに生え丸く大きな葉を持ちます。そのため、気を調和させる効果があると言われています。「人間関係の改善」を期待できるモンステラを置けば「恋愛運」と「家庭運」も向上するでしょう。表す意味や原産地など、普通のモンステラと同じ
意外と思う方も多いと思いますが、普通のモンステラとモンステラ・アダンソニーでは原産地や表す意味に違いはありません。そのため、品種を見分けるには外見で判断する必要があります。次の項目からは、モンステラ・アダンソニーの判断方法や育成方法なども紹介するのでぜひ、参考にしてください。モンステラ・アダンソニーは【ヒメモンステラ】と言われることが多い
モンステラ・アダンソニーは【ヒメモンステラ】と言われていることが多いです。しかし、園芸店で「ヒメモンステラ下さい。」と言っても伝わらないことがあります。その理由を解説していきます。一般的には【ヒメモンステラ】と呼ばれている
先述しましたが、モンステラ・アダンソニーはヒメモンステラと呼ばれています。ですが、ヒメモンステラと呼ばれている種類はモンステラ・アダンソニーだけではありません。園芸店で購入したヒメモンステラが、モンステラ・アダンソニーではない可能性もあるので注意してください。検索するときや、注文する時は正式名称しか伝わらないこともあるので覚えておこう!
検索するときや注文する時は、正式名称で伝える必要があります。何度か説明していますが、ヒメモンステラはモンステラ・アダンソニー以外にも、呼ばれている品種があります。特にお店で注文するときは、正式名称で伝えることを覚えておきましょう。モンステラ・アダンソニーの見分け方や他の種類との違い
ここでは、モンステラ・アダンソニーの見分け方や他の品種との違いを解説します。ヒメモンステラと販売されている場合は、自分で品種を見分ける必要があります。間違った品種を購入しないためにもぜひ、最後まで読んでみてください。葉っぱの左右非対称な切れ込み
モンステラ・アダンソニーの葉っぱの切れ込みは、左右非対称です。よく観察しなければ難しいですが、切れ込みをよく観察することで判断できます。ただし、生長していなければ特徴は表れにくい。小さいころから見分けることは、非常に難しいので注意が必要です。切れ込みに規則性がない
モンステラ・アダンソニーは、葉の切れ込みに規則性がありません。先ほど解説した左右非対称な切れ込みと似ていますね。こちらの特徴も、生長してきてから表れる特徴なので大きなモンステラのみ見分けられます。モンステラ・アダンソニーの育て方・増やし方
ここでは、モンステラ・アダンソニーの育て方や増やし方について解説します。モンステラ・アダンソニーは観葉植物初心者の方でも育てやすく、増やし方も簡単な植物です。しかし、低温に弱いことや注意しなくていけないポイントもあります。モンステラ初心者の方でも分かりやすく解説するのでぜひ、参考にしてください。置き場所:明るい日陰に置くこと
モンステラ・アダンソニーは、明るい日陰に置きましょう。置き場所のポイントは、 直射日光は避け温かい場所に置くです。初心者にも育てやすいモンステラ・アダンソニーですが、耐寒性が低いという特徴があります。そのため、冬場の育成には注意が必要です。 順番に解説します。直射日光に当てると葉焼けする可能性があるので注意
直射日光は、葉焼けの可能性があるので注意してください。直射日光に当てるなら、徐々に慣らすようにしてください。突然環境を変えると、モンステラに負荷がかかり葉焼けを起こす原因になります。突然直射日光に当てる場合は、葉焼けの可能性があるので注意してください。暖かい気温を好むので、冬の時期は室内に
温かい気温を好むので、冬場の管理は室内がおすすめです。観葉植物の中でも育てやすいモンステラ・アダンソニーですが、耐寒性が低いという弱点があります。そのため、冬の時期は室内での育成が必要になります。水やり:土が完全に乾いてらたっぷりあげる
モンステラ・アダンソニーの水やりは、時期にごとに変える必要があります。時期は大きく分けると、生長期(春・夏)と休眠期(秋・冬)に分けられそれぞれ適した水やりの方法があります。 水やりは、植物を育てる基本ですが難しいポイントもあります。間違った水やりを続けると、せっかくの観葉植物が枯れてしまう原因にもなります。春・夏の水やり
春・夏の水やりは「土が完全に乾いたらたっぷり」と与えましょう。生長期あたるこの時期は、モンステラ・アダンソニーが大きくなる時期です。水が足りないと葉が萎れてくるので、タイミングは分かりやすいでしょう。生長期の春・夏は土が完全に乾いてからたっぷり水を与えましょう。秋・冬の水やり
秋・冬の水やりは乾燥気味に育てましょう。秋・冬はモンステラ・アダンソニーは休眠期に入ります。この時期は、成長が止まるため最低限の水を与えれば大丈夫です。土の表面が乾燥した3日後に、少なめに水を与えると良いでしょう。逆に多くの水与えてしまうと、根腐れの原因になるので注意してください。秋・冬は乾燥気味に育てることを、忘れないようにしましょう。温度:10℃以下では枯れる恐れがある
何度か触れていますが、モンステラ・アダンソニーは耐寒性が低いです。そのため、10℃以下の環境では枯れる恐れがあります。冬場の場合は、室内でも10℃を切る恐れがあるので注意が必要。対策としては、夕方頃から室内の中ほどに、移動させるのがおすすめです。窓際に置いたままだと、冷えやすいので注意が必要です。冬場は、10℃以下にならない場所に置くようにしましょう。肥料:5月〜9月の生長期に与えることがおすすめ
肥料は、5月~9月の生長期に与えるのがおすすめです。生長期は、水以外の栄養素を多く必要とする時期です。この時期に肥料を与えることで、モンステラ・アダンソニーの生長を促すことができるでしょう。 ただし、元々大きくなりやすいので小さなモンステラ・アダンソニーを育てたい方は、肥料を与えないのも1つの選択肢です。剪定:普通のモンステラと同じ!
剪定方法は、普通のモンステラと同じで大丈夫です。剪定時期は5月~9月の生長期がおすすめです。この時期に剪定をおこなえば、モンステラの体力も早く回復します。 ただし、剪定をする際は手袋などをつけて、樹液に触れないようにしましょう。モンステラはサトイモ科に属する植物で、樹液にはシュウ酸カルシウムが含まれています。皮膚が弱い人に樹液が付くと「かゆみ」「かぶれ」などの症状が起きることがあります。危険性はないため過度に心配する必要はありませんが、覚えておくと良いでしょう。モンステラ・アダンソニーはすぐに大きくなる
モンステラ・アダンソニーは成長速度が速く、すぐに大きくなる観葉植物です。そのため、植え替えや剪定は重要なポイントになります。このあと紹介する植え替えは、非常に重要なのでぜひ、参考にしてください。モンステラ・アダンソニーは成長が早いので植え替えが最重要!
成長速度が速いモンステラ・アダンソニーは、植え替えが最重要です。植え替えが遅れると、根詰まりを起こし枯れる原因になります。モンステラに影響があるだけでなく、鉢が割る可能性もあり怪我につながることも。そのような理由から、モンステラ・アダンソニーの植え替えは最重要と言えるでしょう。モンステラ・アダンソニーの植え替えのタイミング
モンステラ・アダンソニーの植え替えタイミングは、以下のような状態になったらおこなうと良いでしょう。- 鉢底穴から根が出ている
- 土の乾燥が早い
- 水の染み込みが遅い
- 葉の色が悪い
- 水やりをしても萎れる
- 鉢が倒れる
モンステラ・アダンソニーの植え替え方法
モンステラ・アダンソニーの植え替え方法は、以下の通りです。- 新しい鉢の底に鉢底ネットと鉢底石を敷く
- 鉢の1/3程度まで土を入れ
- モンステラ・アダンソニーを傷つけないように鉢から取り出す
- 根腐れしている根や黒くなっている根を切り取る
- 鉢の中心にモンステラ・アダンソニーを置き土を入れて固定する
- 支柱を挿す
- 根の隙間まで土を馴染ませる
- たっぷりの水を与える
モンステラ・アダンソニーのよくあるトラブルと対処法
ここでは、モンステラ・アダンソニーによくあるトラブルと、その対処方法を解説します。トラブルは観葉植物を育成するには、避けて通れないものです。モンステラ・アダンソニーだけでなく、全ての観葉植物に対処できるようになるのでぜひ、最後まで読んでみてください。根腐れ
1つ目に紹介するトラブルは「根腐れ」です。根腐れは主に水の与えすぎが原因ですが、土の環境が悪くても発生するトラブルです。「水は適量なのに何故か根腐れが起きる」という場合は、土の環境が割ると推測できます。症状
根腐れの症状は、以下の通りです。- 土が乾かない
- 葉が茶色、黄色になる
- 水を与えても元気にならない
- 葉が良く落ちる
- 幹や根元が柔らかい
- 土から異臭がする
- 根が黒くなっている
対処法
根腐れが起きな場合の対処方法は、以下の通りです。- モンステラ・アダンソニーを取り出す
- 土を水はけのよい物に全て交換する
- 根の腐っている部分と傷んでいる箇所を切り取る
- 少量の水を与え風通しと日当たりが良い場所で管理する
- 発根剤を与える
- 傷んだ葉や枝を切り取る
根詰まり
2つ目に紹介するのは「根詰まり」です。モンステラ・アダンソニーは成長期に一気に大きくなります。そのため、根も早く伸びます。植え替えせずに育てると、あっという間に根詰まりを起こします。定期的な植え替えをおこなえば、根詰まりは防止できます。症状
根詰まりの症状は、以下の通りです。- 水が染み込みにくい
- 鉢底から根が出てくる
- 葉が黄色ぽくなる
- 鉢にヒビが入る
対処法
根詰まりの対処方法は「植え替え」です。現在モンステラ・アダンソニーを植えている鉢より、一回り大きい鉢に植え替えてあげましょう。植え替えをおこなうことで、根詰まりの症状は解決するでしょう。葉焼け
3つ目に紹介するトラブルは「葉焼け」です。葉焼けは、強い日光を浴びることで発生するトラブルです。元々日光が好きな観葉植物でも、いきなり環境が変わり強い日光が当たると、葉焼けを起こす可能性があります。症状
葉焼けの症状は、葉の色素が抜け白くなったり葉の一部が枯れ茶色くなるなどの症状が表れます。他の症状でも葉が枯れる場合がありますが、色素が抜けて白くなるのは葉焼けの特徴です。葉焼けの可能性がある場合は、置き場所の変更を検討してください。対処法
葉焼けの対処方法は、置き場所を変え、遮光する葉焼けした部分を取り除くなどで対応可能です。基本的に葉焼けは、日光の当たり過ぎで発生します。そのため、置き場所を変更したり遮光することで、対処可能です。 また、葉焼けを起こした葉っぱは元に戻らないので、切り取ってしまって大丈夫です。ハダニ
最後に紹介するのは「ハダニ」です。ハダニは、日本に70種類程も生息しており、植物の体液を吸い取る厄介な存在です。体液を吸われすぎると、モンステラ・アダンソニーが弱ってしまうので、発見次第駆除しましょう。症状
ハダニの症状は、以下の通りです。- 葉に蜘蛛の巣のようなものが張っている
- 葉の裏に小さな虫が発生している
- 葉に傷や班点のようなものが発生してい
- 葉色が薄くなり枯れる
対処法
ハダニの対処方法は、以下の通りです。- 傷んだ葉を切り取る
- 葉の表裏や茎をきれいに洗う
- 薬剤などを噴射する
モンステラ・アダンソニーに関する質問
ここでは、モンステラ・アダンソニーに関するQ&Aを紹介します。今回紹介するQ&Aは- 巨大化したモンステラ・アダンソニーのケア方法
- モンステラ・バリエガータとモンステラ・デリシオーサの違い
- モンステラ・アダンソニーは斑入り?
Q,モンステラ・アダンソニーが巨大化してしまいました。どのようにケアすれば良いですか?
A,順調に育てられている証です。この調子で育てましょう。 大きなモンステラ・アダンソニーは市場にあまり流れていません。大きくても問題ない場合は、このまま育てて大丈夫です。小さく育てたい場合は、剪定をおこない小さくすると良いでしょうQ,モンステラ・バリエガータとモンステラ・デリシオーサの違いを教えてください!
A,班がある方がモンステラ・バリエガータです。 バリエガータは斑入りという意味で、この名前が入っているモンステラ・バリエガータが班入りになります。Q,モンステラ・アダンソニーは斑入りですか?
A,斑入りではありません。 全ての植物が当てはまるわけではありませんが、斑入り品種の場合はバリエガータという名前が付きます。覚えておくと役に立つかもしれません。モンステラ・アダンソニーってどんな品種?特徴や育て方を徹底解説のまとめ
本記事では、モンステラ・アダンソニーについて解説しました。 当記事のポイントは- 花言葉は「嬉しい便り」「壮大な計画」「深い関係」
- ヒメモンステラ=モンステラ・アダンソニーではない
- モンステラ・アダンソニーは葉の切れ込みで判別ができる
- モンステラ・アダンソニーは、季節ごとに世話の方法が違う
- モンステラ・アダンソニーのトラブルは「根腐れ」「根詰まり」「葉焼け」「ハダニ」がある