フィカス・ウンベラータの育て方を紹介!よくあるトラブルやさらに大きくする方法まで

ウンベラータの育て方
記事内に商品プロモーションを含む場合があります  #PR

目次

ウンベラータは、大きく明るいグリーンの葉っぱすらっと伸びた白っぽい幹が美しい、人気の観葉植物ですね。あなたが良く利用するお店でも、インテリアとして飾られているのを目にしたことがあるのではないでしょうか。 ウンベラータは、大型の観葉植物のため育て方が難しいんじゃないかと思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば、初心者でもウンベラータをお家で育てていくことが可能な観葉植物なんですよ。 そこでこの記事では
  • ウンベラータってどんな観葉植物なの?
  • ウンベラータの育て方のポイントは?
  • ウンベラータの植え替え、剪定、曲げ木の方法は?
  • ウンベラータによくあるトラブルは何?
  • ウンベラータは増やせる?
について解説していきます。 この記事を読んでいただければ、フィカス・ウンベラータの基本の育て方はもちろん、ウンベラータのお世話をもっと楽しむための定期的なケアや、曲げ木の方法などについてもしっかりと学ぶことができます。実践していただくことで、癒しやインテリアとして、ウンベラータをおしゃれに取り入れることができますので、ぜひ最後までお読みください。

ウンベラータってどんな観葉植物なの?

ウンベラータってどんな観葉植物なの?
ウンベラータとは、いったいどんな観葉植物なのでしょうか。

フィカス・ウンベラータという名前で、略されてウンベラータと呼ばれている

ウンベラータは、正式名称フィカス・ウンベラータと言いますが、略されてウンベラータと呼ばれることが多いです。熱帯アフリカ原産、クワ科の観葉植物で、ゴムの木の仲間でもあります。 ウンベラータは成長スピードも早く、原産地では、10mほどにもなる常緑中高木ですが、日本で流通しているウンベラータは、樹高50cm~1m前後のものが多いです。 耐寒性は5℃程度と言われ、それほど強くありませんが、耐陰性と耐暑性があり、室内でも十分育てることができます。

大きくて美しい葉っぱが特徴的!

ウンベラータは、なんといっても幅広で大きなハート形の葉っぱが特徴的です。その葉はゴムの木と比較すると薄く、葉脈がはっきりと見えます。葉の明るいグリーンが自然な雰囲気を醸し出しているため、インテリア性が高く、またハート形の葉の愛らしさもあり、人気の観葉植物の一つです。

関連記事:ウンベラータでインテリアをおしゃれに!飾って生活の質を上げよう

フィカス・ウンベラータの花言葉

フィカス・ウンベラータも魅力的な花言葉を複数持ちますが、どの花言葉もポジティブで、幸福感のある素敵な意味があります。それでは、フィカス・ウンベラータの花言葉を3つご紹介していきたいと思います。

すこやか

1つ目はすこやかです。ウンベラータの生命力が高いことがこの花言葉の由来とされています。出産祝いや、ご両親や祖父母などへ「いつまでも健やかで、お元気で。」という意味を込めた贈り物としてもぴったりでしょう。

永久の幸せ

2つ目は永久の幸せです。こちらは、ウンベラータのハート形の葉が、愛や幸せを象徴するとしてつけられた花言葉です。結婚祝いや引っ越し祝いなど、ご夫婦やその家族の幸せを願う贈り物としてもおすすめです。

夫婦愛

3つ目は夫婦愛です。こちらも、永久の幸せという花言葉と同様にハート形の葉っぱが由来と言われています。新婚の方はもちろん、結婚記念日などの節目に、お家の中のシンボルツリーとして迎えても良いでしょう。

関連記事:ハート型のウンベラータの花言葉とは?由来や贈る際の注意点まで徹底解説

フィカス・ウンベラータの風水

風水的にみるとフィカス・ウンベラータはどんな効果があるのでしょうか。フィカス・ウンベラータのもつ風水効果についても2つご紹介したいと思います。

恋愛運

1つ目は恋愛運アップです。ウンベラータは、丸みのある葉っぱを持つことから、風水的には、人との調和を図る効果が期待できます。パートナーとの関係をより良くしたい方や夫婦円満を望む方には非常におすすめの観葉植物です。

出会い運

2つ目は出会い運アップです。出会いは、恋愛、交友関係、仕事でのご縁など広くとらえることができます。ウンベラータを風水的に取り入れることで、出会い運をアップさせ、仕事もプライベートも大切な人たちに囲まれて過ごせるようになると幸せですね。

関連記事:ウンベラータの風水効果とは?最大限の効果が得られる置き場所や方角を解説

フィカス・ウンベラータの育て方のポイント①:置き場所

フィカス・ウンベラータの育て方のポイント①:置き場所
ここからは、フィカス・ウンベラータの育て方について詳しく解説していきます。育て方のポイント4つありますので、ウンベラータを育てる際は、これらのポイントをしっかりと押さえてくださいね。 まず1つ目は、フィカス・ウンベラータの置き場所です。

フィカス・ウンベラータは日光を好む観葉植物なので日陰はNG

フィカス・ウンベラータは、耐陰性があると先にも触れましたが、基本的には日光を好む植物のため、日陰に置くのはおすすめできません。そのため、季節によって置き場所を考慮してあげると良いでしょう。

夏の時期の置き場所

夏は、強い日差しによる葉焼けを起こす可能性があるため、直射日光が当たらないように注意する必要があります。室内であればレースのカーテン越しに日が当たる明るい場所(半日陰)が適しています。屋外であれば寒冷紗などを用いて、直射日光を遮光をしながら管理していきましょう。 さらに、風通しの良い場所かつ、エアコンの風が直接当たらない場所に置くことで、ウンベラータが乾燥しすぎたり、病害虫の被害も防ぐことができます。

冬の時期の置き場所

ウンベラータは耐寒温度5℃と、寒さに弱いため、冬場は、窓辺に置いていると窓からの冷気で弱ってしまいます。特に夜間は注意が必要です。冬場は、窓から少し離し、またエアコンの風が直接当たらない場所に置きましょう。

フィカス・ウンベラータの育て方のポイント②:水やり

フィカス・ウンベラータの育て方のポイント②:水やり
2つ目は、水やりです。水やりは季節によってメリハリをつけてあげると良いとされますので夏の時期、冬の時期の方法をそれぞれ解説していきます。

夏の時期の水やり

夏場のウンベラータは、生育旺盛のため、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。水やりの時間帯ですが、早朝または夕方以降気温が高すぎない時間帯に行うと良いでしょう。日中の高温の時間帯にあげると、与えた水が鉢の中で温まり根が煮えた状態になってしまうためです。 水やり後は、受け皿に溜まった水は毎回捨てるのを忘れないようにしましょう。

冬の時期の水やり

気温が15℃を下回るようになると、成長が緩やかになっていき休眠期に入ります。冬の時期の水やりは、頻度や与える時間帯が夏の時期とは異なりますので、確認しておきましょう。

冬の休眠期は水やりを控える

冬の時期は、ウンベラータも休眠期に入ります。水を吸い上げる力も穏やかになるため、水やりを控えていきます。また、この時期の水やりは暖かい時間帯に済ませておきましょう。与えた水が鉢内に残っていると、朝晩の冷え込みで鉢内を冷やしてしまい、ウンベラータが弱ってしまう原因となります。

やや断水気味にすると良い

寒さに弱いウンベラータは、断水気味に管理することで冬越しもできるでしょう。目安は、土が完全に乾いて3日~4日後に水を与えます。難しい場合は、水分チェッカーなど水位計を使用するといいでしょう。

さらに、葉水をすると効果的!

ウンベラータは葉が薄いため、乾燥により葉が痛みやすいため、ウンベラータの美しく綺麗な葉を保つためにも霧吹きでこまめに葉水を行いましょう。特に冬場は、室内の暖房により空気が乾燥しがちです。霧吹きで、葉の表側、裏側はもちろん、茎や枝にもしっかりと吹きかけてください。 葉水を行うことによって、乾燥防止、ハダニなどの害虫の発生を防ぐ、葉に溜まったホコリを落とすという効果もあります。

関連記事:ウンベラータにハダニが発生!原因から薬剤を使った対処法まで徹底紹介

フィカス・ウンベラータの育て方のポイント③:土

フィカス・ウンベラータの育て方のポイント③:土
3つ目はです。

水はけは良い土を使うこと!

ウンベラータは、高温多湿に強い特徴がありますが、必ず水はけのよい土を使いましょう。水はけの悪い土を使うと、根腐れの原因となります。

観葉植物専用の土or自分で配合してもOK

基本的に観葉植物専用の土を使用すれば問題ありません。もし、ご自身で土を配合したいという方は、赤玉土:腐葉土を7:3を目安にブレンドすると良いでしょう。

フィカス・ウンベラータの育て方のポイント④:肥料

フィカス・ウンベラータの育て方のポイント④:肥料
4つ目は、肥料です。

肥料を与えなくても育つが、肥料を与えた方が生育は早い

生育旺盛なウンベラータは、肥料を与えなくても育ちますが、肥料を適切なタイミングで与えることにより、生育スピードが早まります。さらに新芽が出るのを助ける、生理落葉を防ぐといった効果も期待できます。

夏場は成長期なので【肥料】

ウンベラータは、春から夏場にかけて成長期に入り、夏は特に成長が活発になってきます。春頃から2か月に1度くらいの頻度で、緩効性の固形肥料を土の上に置いてあげましょう。この時、肥料は根元から少し離して置きます。または、2週間に1度程度、液体肥料を水やりの際に与えても良いでしょう。 春頃から肥料を与えることで、新芽をたくさんつけることができますので、より元気に成長していくウンベラータを楽しむことができるでしょう。

冬場は休眠期なので【活力剤】

冬場は、休眠期に入るため基本的には肥料は必要ありません。しかしながらウンベラータの葉に元気がないような場合は、活力剤を与えても良いでしょう。活力剤は、肥料には含まれないミネラル類が入っていますので、葉の色や艶を保つのに効果を発揮してくれるでしょう。

関連記事:ウンベラータを冬越しさせるコツを紹介!トラブルの対処法まで

関連記事:ウンベラータにおすすめな肥料とは?適した時期から注意点まで徹底解説

【成長したらすること】フィカス・ウンベラータの植え替え

【成長したらすること】フィカス・ウンベラータの植え替え
フィカス・ウンベラータがすくすくと成長し、大きくなってくると植え替えという作業が必要となってきます。植え替え方法についてご説明しますのでぜひタイミングが来たら植え替えを行ってあげましょう。

フィカス・ウンベラータは成長が早いので植え替えは重要!

フィカス・ウンベラータは成長が早いため、樹高が高くなるだけでなく、鉢の中の根もどんどん成長して広がり根詰まりを起こしてしまいます。根詰まりを起こすと、水分、酸素、栄養の吸収がうまくできなくなりますから、1~2年に1度は植え替え作業を行うと良いでしょう。

フィカス・ウンベラータの植え替えをするタイミング

植え替えには適切なタイミングがあります。タイミングを守って植え替えすることによって、植え替えによるダメージからの回復も早く、その後元気に成長していけるかの重要なポイントとなりますので、しっかり確認していきましょう。

鉢底から根っこが飛び出してきた時

鉢底から根っこが飛び出している時は、根詰まりを疑い、植え替えを行うタイミングです。ウンベラータの生長期の期間中に植え替えをしてあげましょう。

水やりをした時に水の染み込みが悪くなった時

水やりをしたときに、水のしみこみが悪いと感じる時も根詰まりを起こしている可能性があります。この時は、水分だけでなく酸素、栄養などもうまく吸収できなくなっていますから、葉っぱが黄変してきたり、生育期であっても新芽が出てこないなどの様子も見られます。

植え替えをする時期:5月〜6月

植え替えは生育旺盛な5月~6月に行うと良いでしょう。植え替えは株に負担がかかります。この成長期に合わせた時期に行うことで、植え替え作業によるダメージの回復も早いためです。

植え替えの方法

それでは実際に植え替えの方法を見ていきましょう。
  1. ウンベラータを鉢から引き抜き、根に付いた土を優しく落としていきます。
  2. 腐っている根っこや伸びすぎている葉っぱは、切れ味の良いハサミでカットします。
  3. 一回り大きい鉢の底に、鉢底ネット、鉢底石を入れた後、観葉植物用の土(水はけのよい土)を半量入れ、ウンベラータの株を入れます。
  4. さらに用土を入れていき、根の間にも用土をしっかりと詰めていきます。

植え替え後は、水をたっぷりと与えて、明るい日陰で休ませましょう。また、②の作業時は樹液で手がかぶれないよう手袋をしてください。

関連記事:ウンベラータの植え替え方法を解説!適した時期や失敗しないコツまで

【成長したらすること】フィカス・ウンベラータの剪定

【成長したらすること】フィカス・ウンベラータの剪定
また、フィカス・ウンベラータが大きく成長してきたら、剪定という作業も必要に応じて行ってあげましょう。下記を参考に、剪定するのに適切なタイミングを見極めてください。

剪定をするタイミング

それでは、剪定をするタイミングとは、どんな時なのでしょうか。

葉っぱが多くなった時

ウンベラータは成長が早く、1年で30cm近く生長することがあります。また、新芽が次々に出て葉が込み合ってくるため、徐々に樹形が崩れてきます。多すぎる枝や葉を剪定することで、樹形を整える効果があります。

葉っぱが他の葉っぱの成長を邪魔している時

また、葉っぱがたくさん茂ったまま放置していると、風通しが悪くなったり、下になっている葉っぱに日が当たらず成長が邪魔されてしまいます。最終的には、病害虫が発生したり、枝葉が多すぎることで養分や水分がすべての葉に行き渡らないといった現象も起きてきます。

剪定をする時期:春〜秋

剪定の適期は、春から秋の生育期になります。休眠期の剪定は、剪定した際の切り口のダメージによって葉がすべて落ちる可能性もありますから、必ず避けてください。また、剪定すると白い樹液が出てきます。この樹液は、肌に触れるとかぶれることがありますので、必ず手袋をしましょう。

関連記事:ウンベラータの正しい剪定方法!失敗しない手順やY字の仕立て方まで

フィカス・ウンベラータの曲げ方

フィカス・ウンベラータの曲げ方
フィカス・ウンベラータは幹に曲がりを付けることができます(曲げ木)。曲げ木仕立てにすることで、個性的な魅力が増し、お部屋に存在感と変化を加えてくれるので、おしゃれなお部屋になること間違いなしです。 曲げ方の手順もしっかりとご説明しますので、興味のある方は曲げ木に挑戦してみてください。

背丈が高い植物なので曲げることが可能で、おしゃれに見える!

ウンベラータは、ゴムの木の仲間で、幹に柔軟性があるため曲げ木加工を施すことができます。背が高いウンベラータは、曲げ木仕立てにすることで存在感が増し、よりおしゃれな観葉植物としてお部屋を飾ることができます。

曲げる時期:いつの時期でもOK!

曲げ木加工は、植え替えや剪定のように、特に適期というものが無く、一年中いつでも行うことができます。幹を曲げることによる、ウンベラータの株への影響は、それほど大きくないためです。 しかしながら、剪定したばかりの株はダメージを受けやすいため、曲げ木は控えてください。剪定後は曲げ木加工をするまで、2週間以上空けることをおすすめします。

フィカス・ウンベラータを曲げる手順

それでは、曲げ木に挑戦してみたい方のために、曲げ方の手順をご紹介します。ちなみに曲げ木をする際に準備するものは、紐(麻紐やリボンでも可)とハサミのみです。
  1. まずは余分な葉をカットする(曲げた幹が見えるようにするため)
  2. 1m程度の紐を作り、その紐の片方を幹に固く、くくり付ける
  3. 少しずつ幹をしならせるように曲げていく
  4. 好きな角度まで幹を曲げたら、②の紐のもう片方をくくりつけて固定させる。

その後は、通常の管理をしていきます。曲げている時、「ミシミシ」と音がしたり、曲げた幹から樹液がにじんできたら折れそうなサインなので、それ以上は曲げないようにしましょう。

関連記事:ウンベラータの曲げ方で樹形を楽しむ!簡単な手順から種類まで紹介

フィカス・ウンベラータによく起こるアクシデント

フィカス・ウンベラータによく起こるアクシデント

ここからは、フィカス・ウンベラータによく起こるアクシデントについて3つご紹介します。育てているフィカス・ウンベラータに元気がないと感じたら、以下のことが原因のことがありますので参考にしてみてください。

関連記事:ウンベラータの元気ない理由とは?症状別の原因と対処法を徹底解説

日照不足により葉っぱが枯れたり、落ちたりする

購入したばかりであったり、ウンベラータの置き場所を変えた直後に。「葉っぱが枯れる」、「葉っぱが落ちる」といったことがみられる場合があります。ウンベラータは日光が好きな観葉植物であることは先にもお伝えしましたが、こういった環境の変化により、ウンベラータの日当たりが不十分になってしまったと考えられます。 置き場所を変える場合は急に移動させず、週に1回など、徐々に日照時間を変化させて時間をかけてあげるようにすると良いでしょう。

関連記事:ウンベラータが枯れる原因とは?症状別の対処法や未然に防ぐ方法を解説

関連記事:ウンベラータの葉が落ちる原因とは?対処方法や未然に防ぐ方法を解説

育ててる気温が5度以下で葉っぱが変色してしまう

ウンベラータは寒さに弱いため、最低でも5℃以上を保つことが重要です。5℃以下になると葉が変色する、落ちてしまうことがありますので、室内の暖かい場所で管理してあげましょう。

関連記事:ウンベラータの葉の色が薄い原因とは?復活方法や対処法を徹底紹介!

エアコンの風が直接当たってしまっている

ウンベラータに限らず、観葉植物にエアコンの風が直接当たってしまうと葉っぱから乾燥が進んでしまいます乾燥はハダニの発生を招く原因にもなりますので、葉水をしっかりと行っていても、エアコンの風が当たらない場所に置くことをおすすめします。

フィカス・ウンベラータをさらに増やす方法

フィカス・ウンベラータをさらに増やす方法
フィカス・ウンベラータは、これから紹介する3つの方法で、株を増やすことができます。鉢を増やしたい、お知り合いに分けたいという際は、以下の方法を実践してみてください。

挿し木

挿し木は最も一般的な増やし方です。剪定した際の枝を使うことができますので、誰でも手軽に挑戦しやすいでしょう。時期は5月~6月ごろが適期と言われ、成功率も高まります。
  1. ポットに新しい土を入れ、湿らせておく
  2. 新芽が出ている枝を10cmほどにカットする
  3. 切り口に発根促進剤を付けて①に挿す
  4. 風通しの良い明るい日陰で管理し、土が乾燥しきらないように水を与える

おおよそ2週間~1ヶ月ほどで発根します。

関連記事:ウンベラータを挿し木で増やそう!失敗しない手順やその後のケアも解説

水差し

水差しも手軽な増やし方です。挿し木同様に、剪定後の枝を活用することができ、水に挿しておくだけで簡単に発根させることができます。水は毎日交換してください。こちらの方法は、おおよそ1ヶ月くらいで発根します。

関連記事:ウンベラータの水挿しで発根させよう!適した時期から注意点まで紹介

取り木

取り木は、茎を切り取らず増やす方法で、茎の表皮を剥ぎ、徒長してしまった株を仕立て直したいときに用いられます。手順は以下の通りです。
  1. 取り木したい幹や枝に、2cm程度の印をつけ、その印部分に、カッターで1.5mmの深さの切れ込みを一周入れる
  2. ①の切り込みの間の表皮を剥ぎ、白い芯が見えるようにしておく
  3. 絞った水苔で②を巻く
  4. ラップで水苔を包みひもで縛る
  5. ラップの表面に根が見えてきたら、切り離し鉢上げをする
作業の注意としては、切れ味の良い刃物(カッター)を使用し、樹液が手に付かないように手袋をしてください。また、水苔は乾燥しないように定期的に湿らせてあげましょう。

フィカス・ウンベラータの育て方を紹介!よくあるトラブルやさらに大きくする方法までのまとめ

いかがでしたか。ウンベラータの育て方とそのケア方法について解説してきました。 この記事のポイントは
  • ウンベラータは大きなハート形の葉っぱが特徴のゴムの木の仲間の観葉植物である
  • ウンベラータの育て方のポイントは4つ 「風通しの良い半日陰」「季節に合わせた水やり」「水はけのよい土」「肥料の与え方」
  • ウンベラータを管理していく中で、植え替えと剪定は必須である
  • 曲げ木仕立てにするとおしゃれ感がアップする
  • ウンベラータを増やす方法は3つ 「挿し木」「水差し」「取り木」
ということでしたね。 これらを押さえれば、ウンベラータにとって適切な環境で、元気な生き生きとしたウンベラータを育てることができるでしょう。ウンベラータのお世話に慣れてきたら、ウンベラータの株を増やす方法や、曲げ木にもぜひ挑戦してみてくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。TOKYO KOTOBUKIENには他にもたくさんの記事をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。